鉄道博物館、見参!

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昨日の木曜日は、めずらしく仕事が休みでした。

午前中にちょっとだけ病院に行ってきたあと、昼からの予定がありません。

まだ暑い日が続くので、今年は一度も泳いでいないからプールでも思ってみましたが、サマーランドは3,500円もするし、公共プールも軒並み2,000円台か、すでに終了しているらしいです。

じゃあ、どうしようかと妻と相談し、前から一度行ってみたかった大宮の「鉄道博物館」に行こうということになりました。

関東の方ならご存じのとおり、秋葉原にあった「交通博物館」が閉鎖され、大宮に移ってきたのが3年ほど前。

混雑とかも大変そうなのでいまだに行ったことがなかったのですが、夏休みも終わった平日なので空いているだろうと思い出掛けてきました。

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ところで、私は「鉄道ファン」というほどではないのですが、好きなのは蒸気機関車が走るところを見る事や、N、HOゲージは少しだけ持っています。

作っていませんがジオラマ作成も興味があります(自動車のジオラマを作ったり、ドールハウス作りに共通するものがあると思っています)

それでもどこかに出掛けた時に鉄道関係の博物館があると寄ってしまうこともあります(わざわざそれだけの為に行くことは少ないですが)。

今までに行ったのは、
・交通博物館(秋葉原、既に閉館)
・小樽市総合博物館(北海道 小樽)
・青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸(青森)
・碓氷峠鉄道文化むら(群馬)
・青梅鉄道公園(東京 青梅)
・新潟市新津鉄道資料館(新潟 新津市)
 (こう並べてみると十分鉄道好きに思われるかも。。。(笑;

どちらかというと妻の方が鉄道で旅行するのが好きなようで、カシオペアで北海道に行ったり、九州鉄道にも興味があるようです。

話を戻してまして、昼前に出発なので暑いですが、ここはハーレーでペアライドです。

クーラーの効いているだろう自動車を横目に、汗を流しながら到着です。

場所は埼玉県の埼玉新都市交通伊奈線(ニューシャトル)大宮駅の一つ北の先、その名も「鉄道博物館駅」(旧称大成駅(おおなりえき)です。

自動車用の駐車場は一日500円ですが、バイクは無料です。

博物館に近い順に「P3」「P2」とありますが、一般車両とバイクは一番遠い北の端の「P1」です。

201009鉄道博物館

駐輪スペースは、小型バイク用の仕切りと大型バイク用の仕切りがあり、ハーレーでもちゃんと停められました。

入り口は「中央口」と「ノースエントランス」があり、駐車場は「ノースエントランス」のすぐ横なのですが、今は土日祝日しか開放されていないので、中央口まで2、3分歩きます。

入場料は大人1000円、現金のほかSuicaやPASMOも使えるのは、さすが鉄道関連。

入場する前に、入り口右に置かれたD51の前に記念日撮影です。

201009鉄道博物館

このD51?426は、万世橋の交通博物館の入り口に0系新幹線と一緒に飾ってあったものだそうです。

となると、新幹線の方は?となりますが、これも館内のヒストリーゾーン(後述の「0系新幹線」館のほうではなく)にちゃんとありました。

ここは床が時刻表になっていて雰囲気を盛り上げています。

201009鉄道博物館

エントランスは広く、すいているのでゆったり入場出来ます。

と、ここで見学する前にお腹がすいたのでまずは食事です。

入り口すぐ横にレストランがあるので迷わずここに入ります。

201009鉄道博物館

あとで知ったのですが、他にも食事をする方法がありました(それはまた後で。。)

メニューはカレーやナポリタン、ハンバーグといったものですが、私たちが食べたのは、列車乗務員賄い丼「ハチクマライス(650円)」です。

201009鉄道博物館

ご飯の上に甘めのカレーと半熟玉子が2個のっています。

まずまずの味でした。

お腹が満たされたのでようやく見学開始です。

まずは1階の「ヒストリーゾーン」

201009鉄道博物館

広々としたワンフロアに所狭しと車両がならんでいます。

入ってすぐのところに並んでいる人々に「ギョッ!!」

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1号機関車や弁慶号は圧巻です。

201009鉄道博物館

201009鉄道博物館

鉄道はくわしくないので、写真だけご覧ください。

201009鉄道博物館

展示されている車両のいくつか、実際に中に入れるので、窓から顔を出して写真を撮ってもらえば旅行気分ですね(そうかぁ?)

201009鉄道博物館

また通勤電車とかには吊革につかまったマネキンもいて、雰囲気を出しています。

201009鉄道博物館

このフロアの右手奥にはドアを挟んで別の建物があり、ここには0系新幹線が飾られていました。

201009鉄道博物館

日本各地にある同型の新幹線と比べて、新車のように綺麗に整備されていました。

半年かけて内外装を整えたそうです。

ここから一度、外に出られるのが、そこにあったのが駅弁を売るスタンドです。

201009鉄道博物館

ここでお弁当を買って、よこにある何両かの車両の中でお弁当を食べる事ができるようです。

201009鉄道博物館

さっきお昼を食べてしまいましたが、こっちの駅弁の方がムードがあってよかったかも。

でも1時過ぎにはかなりの種類のお弁当が売り切れになっていました。

駅弁を買いたい方は早めの方がいいみたいですよ。

ちなみに車両の中には、普通の家庭用のエアコンが何台もついていて涼しくなっていました。

再びヒストリーゾーンに戻って見学です。

実演時間になると山形新幹線フロントの連結部分の出し入れ部分を解説付きでみせてくれます。

201009鉄道博物館

大きな音がするのでみんなびっくりの反応です。

車両の近くには、職員さん風のマネキンが何体もあって、知らずに近づくとちょっと驚きます。

御料車や少し前まで動いていた近郊の通勤電車、そのたバスなど、どれもきれいに整備されていて、まだ新しい建物といい、きれいな展示でした。

201009鉄道博物館

201009鉄道博物館

201009鉄道博物館

この写真の左上の0系新幹線が、交通博物館に展示されていたものです。

201009鉄道博物館

ヒストリーゾーンの2階通路には、上から車両を眺められるだけでなく、鉄道歴史年表と、古い小物たちがかざってありました。

201009鉄道博物館

またこの階の左手奥にも軽食のレストラン(というかスナック系)がありました。

2階の北側通路に沿って、ずらっとベンチが並んでいました。

201009鉄道博物館

私は下の階の車両を見ながら休むものだと思っていたら、そうではなくて窓の外の線路を走る電車を眺めるそうです。

なるほど! やっぱり私は鉄道マニアにはなれませんね(笑;

2階の、中央には日本最大のHOのジオラマがあります。

201009鉄道博物館

時間が来ると走行実演をやるようですが、今回は動いていないレイアウトだけ見てきました。

ヒストリーゾーンの中央には、転車台に乗った蒸気機関車(C57)がありますが、これも時間がくると回転するんです。

201009鉄道博物館

大きな汽笛を鳴らした後、ゆっくりと回転します。

これはこれで、転車台を知らない人にはインパクトがあるのでしょうけど、個人的には小樽の手稲や秩父の三峰口駅で見た、動態の蒸気機関車が転車する方が感激がありました。

この階の車両展示と反対側には、電車の機構を学ぶところやコレクションルームのようになっているところがあります。

201009鉄道博物館

さらに一つ上の階には「ビューデッキ」があり、西側に面したガラス窓越しに新幹線やニューシャトルを間近に見る事が出来ます。

201009鉄道博物館

わかりやすいダイヤ表があって、右・左どちらからどんな車両がくるのか、わかるようになっています。

201009鉄道博物館

でももう一つ上、屋上には格子越しですが、直接新幹線や東側の一般路線も見えるようになっています。

写真を撮るにはこちらの方がいいかも。

一度1階まで降りて、中央エントランスに向かいます。

目的は、屋外にある「ミニ運転列車」の予約券をもらうためです。

自販機のような機械で発券します。

時間までまだ少しあったのでラムネソフトを食べてみました。

201009鉄道博物館

時間が来たので向かいます。

ここで予約券を見せて料金200円を払います。

今回、運転手は妻で、私は後ろの席に乗ります。

1枚の予約券で、運転手1名の他に同乗者2名までOKだそうです。

201009鉄道博物館

ちゃんとした線路の上をのんびり走る1両の鉄道ですが、自分でマスコン(アクセル)とブレーキを操作して動かします。

途中3ヶ所ほど駅があり、停車しても通過してもいいようですが、普通ちゃんと停められるかやってみますよね。

妻はかなり楽しんでやっていましたね。

普段、バイクの免許は無いですが、自動車や自転車には乗っていますが、電車はまた別のようです。

1周してもどってくると、最後は自動運転制御装置でうまく元の場所に戻ります。

次は、無料の運転シミュレーションをやってみました。

これは予約券なしで並んでいればOKなのですが、新幹線や在来線がありました。

新幹線は一人5分程度で、安全運転の体験と言うことで、地震があった場合の対応とか、駅で停止線にちゃんと止まれなかったら、とかいくつかのパターンがあるようです。

201009鉄道博物館

3人ほど並んでいたので20分弱待って私の番になりました。

私の時は「時速300kmで走ったら」というものでした。

窓の外に流れる景色がさすがに早いですね。

これに影響されて帰りのバイクで飛ばし過ぎたらどうしよう(笑;

ちなみに同じスペースに、この鉄道博物館の目玉アトラクションの一つである「D51の運転シミュレーション」がありました。

こちらは有料(500円)かつ、予約券が必要ですがすでに完了していました。

体験したい方はかなり早くゲットした方がいいですね。

そして、「ミニシャトル」というパークゾーンとノースウイングを結ぶミニ列車に乗ります。

これもまた無料なんです。

しかも空いているので、誰も乗っていない車両もあります。

このミニシャトルは、女性の運転手の方が最前部で操作していました。

ノースウイングまでの片道運行です。

ここで外に出られれば停めてあるバイクがすぐ目の前だったのですが、閉鎖されているので戻ります。

歩いて戻ってもいいのですが、もう一度ミニシャトルに乗って折り返し乗車です。

ひととおり楽しんでいたらもう5時過ぎです。

鉄道博物館のwebページには、「見学の所用時間は2時間程度を目安とお考えください。体験型の展示やジオラマなどをお楽しみいただく場合はさらにお時間に余裕をお持ちください。」とありましたが、私たちは4時間半もいたようです。

これでもすいているから待ち時間なくのんびり見られたので、もし土日や夏休み等だったらもっと時間がかかるかもしれませんね。

さんざん見学できてかなり満足出来ました。

鉄道好きの子供さんにはかなり楽しめる博物館でしょうね。

コメント

  1. n066tsukaさんへ、
    この鉄道博物館はまだ出来て3年なんで
    キレイで展示も整然としています。
    行ったのが平日だったので、
    それほど混んでいなくて
    アトラクションや展示等
    ゆっくり楽しめました。
    私は、京都の梅小路蒸気機関車館に
    行ってみたいですね。
    動態保存されている多数のSLを
    見てみたいです。
    あそこは1972年に出来たんですよね。
    私がツーリングで京都駅で2回、
    野宿したのが1979年だったんですが、
    その時にこういう施設があると知っていたら
    絶対寄ったんですが、残念!

  2. 鉄道、、、大好きです★
    僕も鉄道博物館、行ってみたいです!!
    週末や夏休みは、多くの人だと聞きました。
    1日居ても、飽きないだろなぁ、、、
    2日は要るかなぁ、、、

    東海も来春(?)に、鉄道博物館が出来る予定です。
    楽しみなんです。(^^)

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