そろそろ秋の温泉お泊り旅行に行きたくなりました。
今回はバイクでのタンデムツーリングではなくて、気軽なクルマでのドライブです。
ここしばらく、バイクでのツーリングが続いていましたけど、私のように行く先々でいろいろな場所で観光、見学したり、ちょっとしたトコロに停まって写真をいっぱい撮るようなツーrング・旅行だと、バイクはちょっと面倒です。
それはバイクに乗り降りするたびに、メットを取って、ウェアや手袋を脱ぎ着して、少し離れて歩いていくときはハンドルロックやナビの付け外しなど、毎回の「儀式=手間」が掛かるのです。
ライダーの中にはこういう手間を掛ける時間が惜しいので、停まらずに走る続ける方も多いようですが、私はいろんなところで停まって撮ってみたくなります。
クルマだと、まず第一に砂利道や坂道、濡れた路面や落ち葉いっぱいの道でも躊躇せずに入って行けます(それって、単に私がタンデムハーレーに慣れていないだけ?(笑:
そして気に入った場所で、リアシートからデジタル一眼のカメラやビデオを持って降りられます(高級カメラでも機材の振動をそれほど気にしなくてすみます)
降りる時も乗るときも、ウェアを着たり脱いだりしなくていいんです。
メットで髪型がベタってなるのを心配しなくてすみます。
そして何より突然の雨や強風にも慌てなくていいんです。
クルマでのドライブ旅行だとこんなにメリットいっぱいなのに、なんでバイクツーリングなんかするんでしょうね。。。って、このブログをご覧いただいている方には言うだけヤボですね、、ハハハ。
話しがソレましたが、今回の旅行はどこに行こうかと妻と相談しました。
海の幸は北海道でも結構食べましたので、星のキレイに見える高原か山の温泉街がいいかなと決めました。
そして予約したのが菅平です。
四年前にも10月初めに行って星空がきれいに見えたのでここにしました。
予約を入れた時には行く日の天気も晴れの予報でした。
ところが実際には台風17号の直撃、ちょうど行く日に当たるとは!!
でもここでキャンセルしなかったのは、ウチのおくさんの「晴れパワー」を信じていたからです。
今回のドライブのテーマは「北海道タンデムツーリングお疲れ様慰安&来年もヨロシク、温泉旅行」です(笑;
30日の日曜日の朝、家を出発します。。。と、ここでいきなりのアクシデント発生!
二週間前まで使えていたETCカードが認識されません。
ETCの機械からは、「ETCカードエラー、カード会社に連絡してください」とアナウンスが流れています。
どうやら磁気不良のようです。
カード会社に連絡するも、日曜日のためお休みガイダンスが流れるだけです。
仕方なくETC割引無しで高速に乗ります。
通行券を受け取って乗るのは久しぶりです。
高速道路は、台風が来るという予報なので空いているかと思っていましたが、結構クルマもいましたね。
皆さん日帰りで遊びに行くのでしょうか。
やはり天気はどんよりしています。
今回のルートは一ヶ月前にもタンデムツーリングで通ったばかりの、伊香保-榛名-吾妻-草津(手前)、そしてココから高原の中を走る「つまごいパノラマライン」を進んで、長野街道から菅平に入ります。
いつもだとETCスマート出口のある駒寄PAから一般道に降りますが、今回は渋川伊香保ICで降りました。
伊香保に近づくにつれ、フロントガラスにポツリポツリと落ちてくるものがあり、温泉街の石段では観光客の方が傘をさしていました。
それでもさらに進むと雨はすぐに止んで、雲の切れ間から青空ものぞいています。
結局、雨の中をワイパーを動かして走ったのはココだけでした。
やはり恐るべし妻の晴れパワーです。
毎回通っている榛名山への直線のメロディ道路ですが、バイクだけ聞くことが出来ません。
今回はクルマなので、指定速度の50km/hで窓を開けて走ると。。。聞こえました!
「静かな湖畔の。。。♪」
榛名湖では休憩なしで写真だけ撮ってすぐに出発です。
吾妻から西に進むと、すっごいいい天気です。
向こうから何台か、いかにもキャンプ帰り、ミーティング帰りのバイクとすれ違いました。
土日に志賀高原で開催された「第1回日本バイクミーティング グリーンロード ジャパン」に参加された方でしょうか。
大津の交差点を右折して国道292号線、日本ロマンティック街道を北上します。
道の駅草津運動茶屋公園に着く前に、大きく左に分かれた道、県道59号線に入りさらにY字路を右に進めば「つまごいパノラマライン」です。
この県道59号線に入ってまもなく、前方に黄緑のベストを着た人が数人見えました。
「地元の交通安全の人かな」と思ったら、なんとサイン会場のスタッフさんでした。
レーダー探知機が反応していなかったので、たぶんまだ準備前だったのだと思います。
やはり秋の交通安全週間、気をつけましょう。
雲が多いものの、空いている道を気持ちよく走れます。
この坂道の直線道路は皆さんの撮影ポイントですよね。
ここの橋も好きなビューポイントです。
高原キャベツの畑も、もうすっかり刈り取りが済んでいるものと思っていましたが、まだ残っているところがありましたね。
ここから一部の写真はデジ一で撮影したものです。
でもススキの向こうに見える景色はすっかり「秋」です。
さらに進んだところの「愛妻の丘」
今日はライダーは来ていないようで、クルマに乗った夫婦ばかりでした。
しばらくここからの景色を楽しみました。
それでは菅平を目指しましょう。
144号線長野街道に戻り、菅平口で大きく迂回して406号線大笹街道に入ります。
しばらく進むと右手にダムが見えてきます。
菅平ダムです。
堤防の上の狭い道を渡って管理事務所に向かいます。
外にいた職員の方にお願いしてダムカードをいただきました。
下流にある発電所のカードもいただきました。
水位がだいぶ下がっていること、ここのダムの水は千曲川と合流して新潟方面に供給していることなどのお話しを聞きました。
その先にある唐沢の滝でクルマを停めます。
大きな滝ではないですが、いい感じです。
看板に「この水を飲んだり、顔を洗ったりしないでください」とありますが、どれだけ汚染されているんでしょうかね。
昔はキャンプ場とかの水を飲んだり飯盒炊飯に使ったりした事もありましたが、今は川上に動物がいてその排泄物等の汚染を考えてきたんでしょうね。
菅平に着きました。
以前はもっとにぎわっていたんでしょうけど、今は休業している店や宿もあるようです。
ここだけに限らずどこの観光地でも大なり小なりそんな現状は見てとれます。
今は若い人たちがクルマやバイクに興味を持てなくなって、ドライブやツーリング、観光旅行、サークルの合宿などで利用する機会も減ったのでしょうね。
お昼はここで食べました。
たまたま入ったお店でワンプレートのポークソティー(ドリンク付き)とハンバーグステーキを注文しました。
どちらも普通においしかったですね。
お腹が満足したあとで向かったのは菅平牧場です。
坂道の途中に管理小屋があり、ここでおじさんに一人200円を払います。
そこからずっとまっすぐな荒れた路面を登っていくと突き当たり左手に駐車場があります。
ここは砂利なのでハーレーではちょっと厳しいかも。
お昼を食べた後なので、まずは売店でソフトクリームを食べます。
うーん、まあ普通のソフトですね。
ここはふれあい牧場となっていて、ウサギのいる小屋とヤギ(二頭)がいる囲いがあります。
柵越しにその辺の草をちぎってあげてみるとおいしそうに食べてます。
でも柵の下部のネットがところどころ取れていて、柵からヤギが出てきてしまいます。
風が強くなってきて、どんよりした雲も流れてきたので早々に引き上げました。
ここの牧場から売られていく牛たち。
菅平牧場は、たぶんもう来る事はないでしょうね。
長くなりましたので、続きはまた明日にでも。
(※ 「秋のお泊り、菅平・上田・軽井沢 ~ 中編」 に続きます)
※ 移動ルートを記録するなら「GPSロガー」がお勧めです。
コメント
Don さん へ、
嬬恋には、この愛妻の丘のほかにも
別の場所に、愛妻の門・鐘があります。
こういうところがあると、
ツーリング途中でもついつい寄ってみたくなります。
愛国駅、私も以前ドライブの途中でまわりました。
切符も買いましたよ。
愛妻の丘・・・
良いところがあるのですね!
北海道は愛国から幸福へとかくらいしか思い浮かびませんが!
もともと、北海道は地名も土地もアイヌ文化の匂いのする地名ばかりですが・・・