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滝や水の流れをなめらかに写す~NDフィルター

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デジカメ写真で、滝の落ちている様子や川が流れているところが、白い絹糸を引いたようになめらかに写っているものを見かけた事があると思いますが、今回は私のデジ一(EOS kiss x7)でも同じように撮影してみました。

今まで使ってきたコンデジでは、このような写真はなかなか撮れません。

 

カメラはシャッターの切れている時間で撮影画素にデータを取り込んで記録しています。

通常だとシャッタースピードは1/125秒とか1/500秒とかの瞬間で露光していますので、水の流れは止まって見えます。

同様に走っているバイクやクルマ、反対に走りながらの撮影でも高速でシャッターが切れているので被写体が流れずに写す事が出来ます。

 

最初に書いたように水の流れをなめらかに写すためには、高速の反対である程度長い時間シャッターを開けていて水がブレてつながった白いなめらかなモノとして写す必要があります。

この時、水辺や滝の周囲の岩などは動いていませんので止まったままはっきりとした像になります。

当然長時間の撮影になるので手持ちでの撮影は無理で三脚に固定して撮る事になります。

 

ではいったいどれくらいの「長時間」シャッターを開けていればいいのでしょうか。

周囲の明るさや被写体との距離、流れの速さなどによって異なりますが、一般的には1/8秒以上、出来れば1/4秒から1秒程度がいいようです。

同様に夜の道路を走る自動車のヘッドライトやテールライトを流れる白や赤の帯として写すには10秒以上必要になります。

 

コンデジ(コンパクトデジカメ)の中には1/4秒以上の長時間露光が可能なものもあります。

それを使えば同じように水の流れをなめらかに撮れるかというと、そうはいきません。

シャッタースピードと密接に関わってくるのが露出です。

通常の撮影だと1/125秒でF5.6くらいで撮れる風景のところを1/4秒で撮ろうとすると、あまりの長時間のため普通に露出を絞る(F**の数値を大きくする)としても、一般的なカメラではF16とかF32とかでは明るすぎます。

そうなると長時間シャッターを開けた結果、いくら絞りを絞っても写った写真はほとんどまっしろで画像が見られなくなってしまいます。

 ※ 失敗例:FinePix SL300で撮影(撮影地 草津/チャツボミゴケ公園)
        撮影データ:F10、1/8秒、ISO64
NDフィルターの効果テスト 

 

こういう時に利用するのが、レンズの前に装着して入ってくる光を減光する「NDフィルター」というものです。

NDフィルターにはND2、ND4、ND8、ND400などの数値があります。

数値の違いは減光する割合の違いで、ND2なら1/2、ND8なら1/8で露出でいうなら三段分の減光になります。

これを使えば、1/4とか1秒とかの長時間露光でも入ってくる光が少ないので写真として写す事が可能になります。

 

実際にシャッタースピードを変えて撮影した写真をご覧ください。

 

【作例1】
NDフィルターの効果テスト 
 ※撮影データ:ND8使用、F16、1/50秒、ISO5000

NDフィルターの効果テスト 
 ※撮影データ:ND8使用、F9、1/2秒、ISO100

 

【作例2】
NDフィルターの効果テスト 
 ※撮影データ:ND8使用、F5、1/60秒、ISO3200

NDフィルターの効果テスト 
 ※撮影データ:ND8使用、F5.6、1/6秒、ISO250

 

【作例3】
NDフィルターの効果テスト 
 ※撮影データ:ND8使用、F3.5、1/40秒、ISO320

NDフィルターの効果テスト 
 ※撮影データ:ND8使用、F9、1/2秒、ISO100

 

【作例4】 ↓クリックで拡大します
NDフィルターの効果テスト

 

このように水の流れをなめらかにする事が出来ました。

 

しかしこれらの写真をご覧になって「ある変な点」に気がついた方もいるでしょう。

そうです、全体にみんなあ「赤っぽく、いわゆる赤被り」になっています。

フィリターを光にかざしてみる限りはそう赤くは見えませんが、どうも安価なNDフィルターの中には、濃い赤の可視光線の光を通過させてしまうためにこのような現象がおきてしまうものもあるようです。

 

【CANON EOS kiss x7 関連記事】

・「最小最軽量のデジ一、キャノンEOS x7を買ってツーリングで写真を撮る」は、コチラ

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・「EOS kiss x7のレビューと撮影画像」は、コチラ

・「デジタル一眼のCPL偏光フィルターの効果について」は、コチラ

・「滝や水の流れをなめらかに写す~NDフィルター」は、コチラ

 

    

 

    

コメント

  1. don さんへ、
    私もツーリングの記録メインで写真を撮ってきたので
    片手で簡単に撮れて、さらに雨にも強いタイプのコンデジで
    十分かなとおもっていました。
    デジ一も妻のですが数年前のEOS kiss x2もあるのですが、
    最近買ったEOS x7で撮ったハーレーの写真を見ると
    やはりコンデジとは全く違う次元の解像度とダイナミックレンジの広さから
    北海道ツーリングを含めて今まで行った所の写真を
    デジ一で撮っておかなかった事が悔やまれます。

  2. かなり昔の一眼レフはCanonを持っていましたが、フィルムから離れて、すでに何処に行ったのかさえわかりません。一眼はやはり良いとは思うのですが、持ち運びと貴重品といった感じで今では遠ざかってしまいました。
    しかし、美しさや深度の具合など、良い味が出せないコンパクトカメラ!
    少し、我慢しすぎでしょうかねー(^^;)

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