昨年12月に、それまでずっと利用していたDocomoを解約して、MVNOの格安SIMであるIIJ系のビックカメラの「BIC SIM」に切り替えました。
その結果、夫婦二人で月に13,000円程度だった携帯電話代が、1/3の4,000円代に抑える事ができました。
しかもこの価格には私のタブレットにもデータ通信用のSIMを入れた通信費も含まれています。
スマホ本体は、それまで使っていたドコモのスマホが二年契約でまだ残金が残っていたのでコレを継続して使っていました。
MVNOの格安SIMは、ドコモ系の回線を利用している事が多いのでドコモのスマホなら古い機種でなければそのまま使い続ける事が出来るのです。
ニュースでよく言われている「SIMロック解除」はする必要はありません。
ただ二年近くなってきてそろそろ私のスマホも動作がアヤシクなってきました。
それまで1日から1日半は余裕で持っていたのが1日経たずに夕方になるとかなり減ってきたり、短時間の間に20%以上急激に減っていたり、また充電している最中に突然電源が落ちて再起動が掛かることもありました。
さすがにこういう症状が続いていたので買い換えを考えました。
購入したのは、LG製の「G2 mini LG-D620J」です。
重視したのはとにかくバッテリーの持ち!
・高性能ではないこと ・・・ 高性能・高機能・高画質だとバッテリーを喰う
・FOMAプラスエリアで使用可能 ・・・ ツーリングで郊外に行くことが多いので
・余計なアプリが入っていない ・・・ キャリア系スマホだと、これでもかと言うくらい余計なアプリで電池喰い
こういう基準で選んだこの機種のスペックは、
・Android 4.4搭載
・4.7インチ IPSディスプレイ
・800万画素カメラ
・クアルコムSnapdragon400 / 1.2GHz Quad-Core
という一昔前のものでいわゆる「ミドルレンジ」に位置する機種です。
昨年夏の発売モデルで、小売店やキャリア系でない通信業者が、格安SIMとのセット売りによく使われていたものです。
発売当初は3万円台の中頃の価格でしたが、つい最近になってビックカメラで税別17,800円(税込み19,224円)で安売りされていたのを購入したものです。
キャリア系のスマホは高機能ですが、軒並み7万円から9万円する事を考えると、この価格は魅力です。
まあキャリアで契約すると月々割とかで、実質負担が月額0円とか1000円台の事もありますが、その分二年縛りがあったりキャリア代が高くなっています。
購入した時にまず感じた印象は、「パッケージが小さい!」でした。
箱の大きさは本体と同じもので、今まで使っていたスマホよりはるかに小さいものでした。
隣に同じく格安スマホのHUAWEI Ascend G6を置いて比べてみました。
パッケージを開けて本体を取り出した時は、「軽い!」
まあバッテリーが装着してなかったので余計そう感じましたが、バッテリーを取り付けてもかなり軽かったです。
本体デザインの特徴的なのは、多くのモデルが本体サイドに電源ボタンや音量スイッチが付いているのですが、この機種には両サイドともボタンがありません。
その代わり背面カメラの下に、電源ボタンと音量のアップダウンがあります。
背面カバーも生地調のザラザラしたもので滑りにくくなっています。
はじめて電源を入れてセットアップする際には、MVNOの格安SIMで必須の設定項目であるAPNが、あらかじめ私の使っているIIJなどいくつかの通信サービスのものがプリセットされているので、SIMを刺せば自動的に設定出来ているのは簡単です。
画面を操作してみると、高機能なスペックではないのですが、その分画質等を落としているのでそこそこ、軽快に動きます。
昨年冬に格安SIMと一緒に買った妻用の格安スマホは、中国製のHUAWEI Ascend G6 という機種で、昨年冬に発売されたモデルですが、このG6よりはヌルヌル感はほんの少し劣るようです。
余計なアプリが無いことが今回のスマホ選びの条件だったのですが、残念ながらLG製のアプリが少しだけ入っていました。
でもDocomoの電話帳などのようにバッテリーのバカ喰いではないようなので少し安心しました。
一緒にケースも買いましたのでセットしました。
黒っぽい赤です。
余談ですが、妻のHUAWEI Ascend G6 も使いやすくてヌルヌル動くし、バッテリーも持つのが魅力的で、今回自分用に買うのにも同じメーカーのHUAWEIのG620を候補にしていました。
しかし調べていく内に、通信エリアのことで気になる点が出てきました。
上にも書いたように格安SIMはドコモの回線を使っているのですが、それにはいくつかの種類・周波数があります。
具体的には都市部ならfoma(フォーマ)やXi(クロッシー)で3GやLTEで繋がるのですが、郊外、地方部に行くと「foma+(フォーマプラス)」という800MHz帯のW-CDMA方式によるサービスエリアの対象になります。
最近のドコモのスマホなら当然対応していますが、妻のHUAWEI Ascend G6 は対応周波数こそ800MHzが入っていますが、実際にはfoma+での通信機能がなく、このエリアでは通話もデータ通信も出来ませんでした。
もちろん自宅や都市部にいる限りは問題なくスマホが使えますが、ツーリングで郊外に行った際、具体的には秩父ツーリングでの道の駅あしがくぼや奥多摩の先のたばやまでは繋がりませんでした。
新潟にスキーに行った時は、湯沢の街に近かったのでOKでした。
今回購入した私の「G2 mini LG-D620J」は、道の駅あしがくぼや名栗・有間ダムでも問題なく使用出来ました。
一番気になるバッテリーの持ちですが、今のところはまだ使い勝手やどんな機能があるか、設定項目の確認など、けっこう頻繁に使っていますが、それでも「二日間は普通に持ちます」
これだけでも変えた甲斐があったというものです。
【追記】バッテリーの使用状況です。
実際に、「3日半」持ちました!
スゴイです。
コメント
大猫 さんへ、
昨年12月にドコモから格安SIM(IIJ BIC-SIM)に乗り換えました。
それまで夫婦二人で月に12000円から13000円掛かっていたスマホ代が
二人分+タブレットのデータ通信費まで含めても、月に4000円ちょっと!と
7、8千円も安くなりました。年間だと10万円近い節約です。
通話はLINEと050プラスを使って、スマホでほとんど動画も見ないので
月のデータ使用量も1、2GBくらいで、とても7GBは使い切れません。
詳しくは、その時の記事「docomoのスマホを解約して格安SIM(BIC SIM)にしたら通信費が三分の一になった」
http://goo.gl/MkpHzl
有益情報に思わず耳ダンボ状態となってしまいました(言い方が古い・・・)
まだ2年しばりの真っ最中なのですが、ものすごっく惹かれます。
Wi-fi接続はできるんでしょうか。