今は動画を撮ろうとするとスマホやデジカメあるいはアクションカメラで撮る事が多いと思います。
でも昔はビデオカメラで撮るのが普通でした。
私も結婚してからビデオデッキの次に、旅行や普段の生活の記録用にビデオカメラを購入しました。
最初に買ったのは1988年に発売されたキャノンのCanovision8 VM-E77 8mmビデオで当時の価格は182,000円でした。
これは海外旅行にも持っていきましたがご覧のように長くて大きく重たいものでした。
次は小型の電気製品を得意とするソニーが「パスポートサイズ」のビデオカメラとして大人気になった、1990年のハンディカムCCD-TR75で、これはそれまでの8mmではなく「Hi-8」という規格でキレイな画像で撮ることができました。
以前、Youtubeにアップした「ファンタラマ」という遊戯施設での動画はこのビデオカメラで撮影したものです。
時代は変わり、それまでの8mmタイプのテープではなく「Mini DV」という規格のテープが主流になってきました。 これは映像記録信号がデジタルコンポーネントでの記録になったのです。
そして1999年にビクターのGR-DVL700というカメラを購入しました。 このカメラはまだ家に残っています。
そしてさらに小型化されたCanon IXY DV M2を購入したのは2003年のことです。
私のビデオカメラの最後の機種は、2010年のCanon iVIS HF R10で、これは「AVCHD」という規格で撮影するものでした。 このカメラではスイスの旅行や一番最初に行った北海道ツーリングでも活躍したものです。
もっと昔は8mmフィルムのカメラでしたね。 ちなみに今でも我が家には、49年前1971年製のCanon製カメラ AUTOZOOM 518SV SUPER8(当時の価格は45,000円)があります。
これらのビデオカメラで撮影した昔の動画は、テープやメディアの劣化だけでなく撮影する機械の劣化や故障、またその撮影規格が無くなってしまうなどで見ることができなくなってしまう心配があります。
以前にも一番最初の頃の8mmテープのものは、ビデオキャプチャケーブルでパソコンに取り込んでDVDに焼いていましたが、取り込みをやらなくなって久しいのでまだ取り込んでいない動画も結構溜まってきました。
ここで一念発起、パソコンに取り込もうと思い、以前使っていたビデオキャプチャケーブルをパソコンに接続して、ソフトをインストールしてみました。 使っていたのは今でもメジャーに販売されているI-O DATAの「GV-USB2」というUSB接続ビデオキャプチャケーブルです。
今までのパソコンでは問題なく使えていたのですが、Windows10のパソコンでは、接続した機器を認識してくれませんでした。
サイトにあったアップデートプログラムを入れてみたり、マニュアルにあった「プライバシーの設定のアプリのカメラへのアクセス許可」などを設定してみましたがダメでした。 家にある数台のWin10で試してみましたが結果は同じでした。
どうやらこの機器はWindows10との相性問題があるようです。
そこでネットで調べて確実に動きそうなサンワサプライの「400-MEDI008」というUSB接続ビデオキャプチャケーブルを購入しました。
こちらはドライバやソフトもインストールでき、すんなりと起動しました。
パソコンもテレビも使わずにもっと簡単に取り込むには、
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8mmとHi-8に関しては、昔買った据え置き型のソニー製のビデオデッキもあります。
これらのUSB接続ビデオキャプチャケーブルでの動画の取り込みは、720×480でMPEG2の規格で行いますので現在のフルハイビジョンや4Kの画像に慣れた眼にはかなり劣って見えます。 でも実際に取り込んだビデオを大画面テレビに映してみていると最初のうちこそ低画質の画像と思いますが、そのうち画質より昔の思い出の方がまさってきて画質はそれほどきにならなくなります。
今回、DVデープのビデオを10本ほど取り込みましたが、作業には撮影時間と同じだけの時間が掛かるのが悩みです。
メインパソコンで作業をしてしまうと他の事ができませんので、メインとは別のWindows10の自作パソコンを動画取り込み専用機としました。
ただこのマシンの起動は少し遅かったので、ハードディスクからSSDに載せ替えてOSと取り込みソフトの起動を早くなるようにしました。
まだまだ取り込みたいビデオテープはかなりありますが、のんびりとやっていこうと思っています。
パソコンもテレビも使わずにもっと簡単に取り込むには、
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