新しいコンパクト・デジカメを購入しました。
今まで使っていたコンデジは、一昨年のブルスカのサーキットパレードの際、それまで使っていたデジカメが雨に濡れて壊れてしまったので買い換えたものです。
その後2年弱に渡ってツーリングや旅行、日常生活での撮影に大活躍してくれましたが、度重なる落下に耐えきれず(?)、最近になってオートフォーカスがおかしくなってしまいました。
3枚の内1枚以上はピンぼけになってしまうというもので、さすがにこれでは困るので新しいコンパクトデジカメを探していました。
カメラを選ぶ条件は、
・ツーリングや流行の際の撮影用途に合うもので、1日で300枚以上撮影する私にとっては撮影枚数が出来るだけ多い機種である事が必須です。
・風景を撮る事が多いのでワイド端は28mm以上も譲れないところ。
・首から提げて、グローブをしたままでも電源スイッチやシャッターが押しやすいもの。
・誤って他のボタンやダイアルを触ってしまったとしても誤動作の起きにくいもの(メニューを選ぶダイアルが軽すぎるものはダメです)
・走りながら撮る事が多いので、シャッターの反応(合焦点速度)が速いもの。
・重さや持ちやすさ、すべりにくいもの。
・また壊れるかもしれないので、価格は1万5千円以内
こういった条件を挙げて今売られているいろんなメーカーの多くの機種の中から選んだのが、
CASIO EXILIM EX-Z2300 です。
色はゴールドです。
発売からかなり時間も経っていますし、人気機種というモノではないようです。
でも高くなくて撮影枚数が多くて、しかもソコソコの画質で撮影出来、(フルでなくても)ハイビジョン動画が撮影可能という条件で選んだらこのコンデジになりました。
結果的に最近三回続けてカシオの EXILIM シリーズの機種となっています。
この機種を選んだ一番の理由は、バッテリーの持ちの良さです。
カタログ値の580枚まではいかないまでも300枚~400枚近くはいけると思うので日帰りツーリングでの撮影なら予備バッテリー無しでなんとかなりそうです。
今までコンデジを買う時は予備バッテリーを一緒に買っていましたが、これが4~5千円ほどするので、仮に1万円以下のカメラを買っても予備バッテリー込みだと1万5千円になってしまいます。
ネットで価格を調べ、何軒かのお店を廻りましたが送料や手数料を含めて考えればほぼ同じような金額でした。
価格は結果的に12,000円ほどでポイントが付与されました。
発売されたのが半年前の昨年9月で、その頃は3万円近くしたものがここまで下がってきました。
今までのコンデジとの仕様比較表を掲載しておきます。
6年前のEX-Z750からすると性能は向上していますが、価格は半分以下になっています。
でもデジカメが出たて(1996年)の頃のように、毎年のように画質向上と機能の大幅追加があったのに比べるとここ5、6年での進化はそれほど大きなものではないように感じます。
私が最初に買ったデジカメは27万画素でモニタ無し、外部メモリ使用不可の内蔵8MBだけでした。
その次が100万画素のFUJIのFinePixでズーム無し、三代目のCanon Ixy300(200万画素)でやっとズームが付いたというものでした。
撮影する時はたいてい700万画素くらいで使っているので、1410万画素は私にはあまり必要ないです。
一度の撮影で数百枚、長期旅行だと一回で数千枚になるので、1枚で10MB近い容量になる高画素撮影だと管理や保管が面倒になるのです。
ピントが合うのは早く(0.8秒)、シャッターチャンスを逃しにくいです。
いろんな条件での設定を、カメラが自動で選んでくれる「プレミアムオート」撮影にすると、確かにそこそこキレイには撮ってくれますが、1枚毎の保存に5~6秒も掛かってしまうので、連続して撮影したい時には不向きです。
また、プレミアムオートでない普通の(?)ベストショットでも、シャッターを押した後、1、2秒経ってからモニタに画像が表示されるので若干もたつく感じがあります。
ただこれは「高解像度撮影」をオフにすると多少早くなるようです。
撮影された画像は、今までの EXILIM シリーズの機種に比べると、個体での特性かもしれませんが、明るくやや白っぽくなっています。
何枚か、撮影した写真を掲載しておきます。
(※ それぞれのサムネイルをクリックすると拡大します)
(左)色んな色のあふれる渋谷の街の表現
(右)望遠側で撮影した109のネオン
(感想) ・明るい昼間に撮影すると、
このカメラの特徴なのか、すこし明るめ(白くなりがち)に写ります。
撮影モードはノーマルのままなので、
露出(EV)やコントラストを調整して自分の好きな画像で撮影できます。
(左)陽の当たる明るい場所と影の部分の両方を再現
(右)桜の花とピンクの提灯の再現
(感想) ・左の写真のように、うんと明るい部分と暗い部分が一緒にある風景では、
あかるい方の露出に引っ張られて、
影の部分が黒くツブレがちですが、
このカメラではその部分もしっかり表現されています。
高解像度、プレミアムズームでの7.5倍相当のズームでの撮影
(感想) ・左の26mm相当の広角端の写真をクリックしてみると分かりますが、
その中心部分の、かなり先にある歩道橋の黄色い横断幕部分のアップです。
同じ場所から撮ったとは思えないほどズームになります。
のっぺりした写真にはなりますが、ノイズも少なくここまで撮れればかなりでしょう。
花のマクロ撮影と、再現が難しいムラサキの表現
(感想) ・どちらも曇り空の時の撮影なので、色がくすんでいます。
でもきれいなブルーやむらさきが再現できています。
右の写真のように撮れば、マクロでも奥の方を少しだけ
ぼやかして撮れます。
三脚を使わない、手持ちでの夜間撮影
(感想) ・夜間撮影では三脚使用が原則です。
風景が暗いと露光時間が長いのでブレてしまいます。
この写真はまったくの手持ち撮影ですが、
手ぶれも少なく、さらに暗部にありがちなノイズも少ないと思います。
カタログデータ値で580枚可能という撮影枚数についてはまだテスト出来ていないですが、購入時に付属の充電池を、充電せずにそのまま使ったところ、330枚の撮影が可能出来ました。
満充電ではなかったでしょうけど、それでこの枚数取れるという事はかなり期待出来そうです。
【追記】
その後、一度満充電で撮影を開始しましたが、590枚撮影したところで、追加充電してしまいました。
この状態でもまだ電池マークは1つ減っただけでしたのでまだ100枚以上撮れそうでした。
さらに現在、2回目の満充電で撮影しています。
「プレミアムオート」は使わず、「BS(ベストショット)」モード、600万画素、ストロボをほとんど使用せずでの撮影ですが、すでに3日間の出張などで700枚以上も撮れています。
これでも電池マークは一つしか減っていませんので まだまだ撮れるようです。
これだけの枚数が撮れれば、一泊程度の泊まりのツーリング、旅行でも予備電池の必要性を感じません。
一眼レフとは比較する事は意味がないですが、ツーリングや旅、日常生活の気軽なスナップには便利に役立ってくれそうです。
コメント
ichirou さんへ、
ブログ、見ましたよ!
受けました(笑;
普通に撮る分には、
どこのカメラを使ってもかなりキレイに撮れますよね。
でも5千円とはお買い得です!
最初に買ったデジカメは、
液晶モニタ無し、内蔵の8MBメモリだけで
8枚くらいしか撮れないのに、
1万円近くしました。
次期同じくして僕も新しいコンデジ買いましたよ!
値段と最低機能を見て、ついポチっと。
PENTAX製でなんと5,000-でした(笑)
コンデジはメモ代わり、自分にとって使い易いが一番ですよね。
まさ琉 さんへ、
昔のデジカメは、メーカー毎に特徴があって、
出来不出来もけっこうありましたけど、
今売られているモノは、みんなほぼ同じような
レベルに達していると思うので、
大きな差はないかなと思っています。
普通に撮影するなら、リコーやキャノンが
キレイに撮れると思いますが、
走りながら、すぐに撮りたい、いっぱい撮りたいという私には
このカメラが気に入りました。
カメラのおもしろい使い方は、次の記事に書きましたので
ヒマだったら見てくださいね。
naka さんへ、
私以上に機械モンがお好きなnakaさんですから、
いろいろ詳しそうですね。
QV-10が最初に世に出た同じ頃、
私はコダックのデジカメを最初に買いました。
今のデジカメは1000万画素を越えていますが、
いっぱい撮影する私にとっては、
データばかり重くなりすぎるので、
常用は700万画素以下です。
ここしばらくのデジカメの「撮る」という基本性能は、
もうそれほど進化していないように思えますね。
新しいデジカメ良いですね。
カシオと言うメーカーはチョット面白いカメラを作る会社ですね。
最近はイメージングスクウェアと言うソフトが内臓されたのが出ましたね。
家内に買ったデジカメも古いけど自分のより液晶画面がきれいに見えて
羨ましいくらいです。(^^)
思っていたんです。
なんか良いデジカメないかな~って。
バイク乗りの方で使用経験豊富な方ってどんなの使っているのか気にしていたんです。
まさに、吉報! メカ好きおじさんのインプレ参考にしますね♪
メカ好きおじさんのようには、使いこなせないかと思いますが・・・(汗
ウシ子 さんへ、
デジカメはもう何台買ったかわからないくらいです。
iphoneならかなりキレイに撮れますよね。
今まで拝見していたブログの写真がそうだんでしょうけど、
デジカメだとわかり思っていました。
先日のツーリングコースの中で、
名栗から秩父に抜ける山伏峠越えの所だけ
ちょっぴり道幅が狭くて、ブラインドコーナーもあります。
でもご主人と一緒なら大丈夫ですね。
私がいつも行く「秩父周遊コース」なら
もっとのんびりツーリングも出来ますよ。
こんばんわ~♪
私もデジカメが欲しいと思ってたんで、とっても参考になりました(^_-)-☆
今はiphoneで撮っているので、そのうちメカ好きさんや他の皆様のように余裕の走りが出来るようになったら首から下げて走りながら撮影したいものです(^_^;)
ところで、前回のブログのツーリングレポ楽しく拝見させていただきました!
要所ごとの景色やポイントなど非常に参考になりました。パパさんにもメカ好きさんのブログを紹介して、夫婦で楽しく読ませていただいています。
奥多摩、秩父、とても素敵なコースですね。ぜひこのルートを参考に行ってみたいです。ご本人のお顔を初めて拝見させていただきましたが、素敵なおじ様(失礼!)で奥様との仲良しツーリングも納得です♪