後腹膜嚢胞の手術の日が来ました

記事内容とは関係なく広告が表示されます。

12月中旬の某日、いよいよ入院しました。
それまで病院へはいつもクルマで出かけてきましたが、この日は入院荷物を入れたスーツケースを引いて電車で行ってきました。

入院するにあたっては何を持っていったらいいか、病院で事前に渡された「入院案内」やネットでの情報を参考に持ち物を揃えました。
サンダルや洗面器などもあったので結構な荷物になりました。

入院は午後2時からでしたが1時過ぎに着いて食堂で昼食、その後入院受付で説明を受け、入院誓約書を渡し費用の一部を前払いしてきました。
ここで初めて手術の時間が翌日の9時からと聞かされました。 日付はわかっていましたが時間については前日までに先生たちによるカンファレンスで決まるのでわかりませんでした。

手術の時間がわからなかったので午後からの開始で終わるのが遅くなると付き添ってもらう妻たちも、手術が終わって私の意識が戻ってからだと翌日また来るのが大変だろうと、手術の日に病院近くのホテルを予約していました。
でも朝から手術となると昼過ぎには私の意識を戻るでしょうから、ホテルに泊まってもらうのは手術の日ではなく入院したこの日に変更してもらいました。

病室に行ける時間になったので部屋に行きましたたが4人部屋で窓際のベッドでした。

部屋に入る前に身長と体重を計りました。
レンタルしたパジャマに着替え、明日の手術に備えシャワーを浴びました。 30分間の予約制で持参したシャンプーやリンス、スポンジなどを使います。

この日の夕食は普通食の病院食でした。

翌日、いよいよ手術当日となりました。
朝、病院近くのホテルに泊まっていた奥さんたちが来てくれました。

病室にいる時に手術着と足を締めるソックスに履き替えました。

お腹を開ける手術なので、てっきりアソコの毛を剃る「剃毛」をされるのかと思っていましたが今はやらないそうでした。

歩いて手術室のある階へ移動して手術帽を被り手術室へ。 ここで家族とはお別れです。
手術室には先生や看護師さんたちが10人近くいたようですが、目の前の手術台しか目に入りませんでした。

手術台に仰向きに寝てお腹から下に毛布を掛けられ、ズボンとパンツを脱がされました。
左手首に点滴チューブを差し込まれましたが、これは手術が終わった後も数日間つないだままでここから水分補給や痛み止めが送られてきました。
麻酔は呼気からだけでなく背中に刺したチューブからも行いました。 仰向けから横になって足を抱えるように猫背になって背中の脊椎のところに刺されるのですが、これがかなり痛くて声を上げてしましました。
吸引マスクをされましたがすぐに麻酔が効いて全身麻酔状態でした。

次に意識が戻って気がついた時にはHCU(集中治療室)のベッドの上でした。
手術は2時間の予定でしたが、実際には3時間掛かったそうです。
手術が終わった時に奥さんは先生に呼ばれ手術室に入り、切除した嚢胞を見せられたそうです。 嚢胞は臓器には癒着していなかったのですが太い血管のそばにあったので取るのが大変だったそうです。
切除した嚢胞を病理検査にまわして結果が出るのに最低でも2、3週間係ると言われたそうです。

私は意識を取り戻したのはいいのですが、酸素マスクを付け左手首には点滴チューブ、右腕には定時的に血圧を測る帯、指先には脈拍を図るクリップ、お腹には切った場所から少し離れた場所に空けられた穴から体の中の液を排出するチューブとビニールの袋、背中にも麻酔した時のチューブという状態でした。
ただ寝ているだけなら痛みはそれほどではないですが、動こうとするとお腹が痛くて、寝返りどころか数cmも動けませんでした。
少し経って痛みがひどくなったので看護師さんに言って痛み止めを点滴してもらい、少し収まってきました。
食事はもちろん摂ることはできず、オシッコはチンチンに差し込まれたチューブから勝手に排泄されていたようです。

でもようやく落ち着いてきたので、今日はこれで奥さんたちには一旦家に帰ってもらいました。

手術は無事済んだようでひとまずホッとしました。
明日からしばらく入院生活となります。

続きます。

コメント

  1. hama ちゃんへ
    ありがとうございます。
    なんとかガンバっております(笑;

  2. いやぁ、良性で何よりです‼️
    よかったよかった。

タイトルとURLをコピーしました