少し遅めに「夏休み」を取って二年ぶりの北海道、四日間の旅を終えて昨日戻ってきました。
実際には家に着いたのは日付が変わっていましたので今日なんですけどね。
二年前と三年前の時は愛車ハーレーで妻とのタンデムツーリングで回ってきましたが、今回は飛行機&レンタカーで走ってきました。
コース的には二年前のツーリングと同じ道東方面です。
前回のツーリングで満足できなかった事のリベンジ、そしておいしいものと素敵なモノに出会ってきたかったのです。
その内容とは、、おいおい書いていきます。
出発する前、台風17号18号からなる帯状の風雨帯の影響で天気が心配でした。
出発の朝、家を出るときは晴れて登り始めた日差しがまぶしかったのですが羽田空港が近づくにつれだんだん曇り空に変わってきました。
行きはオホーツク紋別空港なのですが、ここにはANAは一日一便だけ飛行機も小型で搭乗する際も待合室からボーディングデッキでの移動ではなく、滑走路の端までバスで行きそこからタラップでの乗り込みます。
タラップの階段を見ると昔のTVクイズ番組「アップダウンクイズ」を思い出すのは古い私だけでしょう、若い人には通じないでしょうね。
そのかわり滑走路の端だったのでそのまままっすぐ滑走路から飛び立ちます。
今は航空法改正で電波を発しないGPSロガーなら離発着のログも記録できるのでこんな軌跡が得られました。
下の地図はGPSロガーで記録したルートで、タラップに乗った所から離陸していく様子が表示されています。
滑走路の北西端から南東に滑走して離陸していきました。
羽田から紋別空港までは本州の陸地の上をこんなルートで飛んでいたようですが、ずっと窓の下は雲だらけで地形は見えませんでした。
地上の上には厚い雲が覆われていましたが、一旦雲の上に出ればこんな蒼い空間が広がっています。
紋別空港に南西方向からまっすぐ来たのですが、着陸する前にオホーツク海沿岸に沿って南東に移動、そこでUターンして北西方面に向かって滑走路に入ったのがわかります。
紋別空港に着いた時も傘を差すほどではないものの小雨の中、タラップを降りて行きました。
空港内のレンタカー受付で手続きを済ませすぐ横のカーパークに停まっていた車に乗り込みます。
初日にクルマで回ったのはこんなルートです。
お昼になっていたのでまず向かったのはカニの丼店です。
ズワイガニが乗った丼です。
お腹が落ち着いたところで雨でも楽しめるオホーツクタワーに行きます。
ここは紋別の沖に立つ海上と海中の両方を眺められる所です。
流氷の時期は特にお勧めです。
実はここに立ち寄った理由はもう一つあります。
今回、ANAのツアーでコースを考えたのですが、道内のいろんな観光スポットやグルメなどが無料で楽しめるお得なチケットブックが付いているのです。
このオホーツクタワー(800円)もチケット利用で追加料金なしの無料で楽しめるんです。
駐車場にレンタカーを停めてタワーまで行くのですがこれが800mと結構距離があります。
そこで連絡すると無料の送迎バスが来てくれます。
タワーの中にはおもしろい顔をした魚など変わった魚たちもいます。
海中階では壁面に取り付けられた窓からオホーツク海の中をのぞく事が出来ます。
ごっつい窓枠の外の緑色のところがオホーツク海の海中になります。
この日はボラなどの小魚が泳いでいました。
冷蔵庫が置いてあったのですが中には流氷が保存され自由に触ることが出来ます。
タワー三階にある海上のデッキに出てみます。
堤防を移動してきたのですがやはり距離がありますね。
右の青い丸のところが砕氷船のガリンコ号、そして左手の赤い丸は、、、
そう、北海道ツーリングのライダーに人気の巨大なカニの爪のオブジェです。
そばで記念撮影する方は多いでしょうけど、海側から見た事のあるライダーはそう多くないでしょうね。
私も前回のツーリングで写真を撮ってきましたが、かすんでいて横の海すら見えませんでした。
※ 下の写真は二年前の時のものです。
そしてリベンジした今回は、、、うーーんやはり青空はのぞめませんでしたが、海が見えただけ良しとしましょう。
その後も雨は続きます。
本当ならサロマ湖を一望出来る展望台に行く予定でしたが、この天気では見える事は見えるでしょうけど楽しくなさそうなのでスルーしました。
代わりに道の駅サロマ湖に寄ってみます。
今回も旅のお約束、一日最低一回のノルマ、ソフトクリームです。
まずはパンプキンソフト。
雨の中、何人かの本州からのツーリングライダーも来ていました。
キャンプだとたいへんそうですね。
次に向かったの今回はじめて見たかったもの、オホーツクの「サンゴ草」の群生地です。
サンゴ草とは正式には「アッケシソウ」と言われ潮のある塩湿地に生育する塩生植物です。
秋になると茎や枝の緑色が紅く変色して、海辺に近い場所が一面赤く染まるので「サンゴ草」と呼ばれています。
日本では北海道で一番多く見られ、オホーツク海沿岸の能取湖やサロマ湖に群生地が見られます。
まず向かったのはサロマ湖のキムアネップ岬です。
駐車場に車を停めましたが私たち以外、誰も来ていませんでした。
ここはまたハマナスの群生地でもあるようです。
ピンクのハマナスの花の横にある丸いほおずきのような実はハマナスの実です。
駐車場から出て少し行った先にもサンゴ草は群生していました。
サロマ湖は大きな湖です。
本当なら今晩の宿からもサロマ湖に沈む夕日が見られる筈だったのですが残念です。
二回連続で夕日を望む事が出来ませんでした。
でも夜中になって雨もあがり晴れてきました。
一時過ぎに目が覚めて窓の外を眺めると頭上には星がいっぱいです。
夜はホテルの扉が閉まってしまい、庭に出る事が出来なかったので部屋の窓の狭い隙間から手持ちで20秒から30秒で撮影してみました。
三脚を持ってきていただけに外に出られればもっときれいに多くの星が撮れたでしょう。
※ 下の写真はクリックで拡大すると星がもっと見えます。
明日は天気が回復してきそうです。
北海道の旅、まだまだ楽しめそうです。
コメント
isaboten さんへ、
コメントありがとうございます。
北海道はどこを撮っても絵になります。
初日はちょっと残念な天気でしたが、
二日目以降は晴れに恵まれたので
もっとキレイな写真を載せています。
ぜひ見ていってください。
メカ好きアン さん、おはよぅございます( ´ ▽ ` )ノ
まずは おかえりなさい
写真のキレイなこと
雲の上の蒼も お花も そして 満天の星空も
isaboten の住んでる京都も 市内の北の方 晴れた日の星空は なかなか キレイに見えますが 北海道の星空は 比べものにならないんでしょうね
ボチボチのブログ 行ったつもりになれるくらい 楽しませていただきます (//∇//)