10月三連休初日の土曜日、予定どおりハーレーで妻とのタンデムツーリングで千葉の九十九里に行ってきました。
家を出発したのは8時少し前、行きのルートも東京外環自動車道に入ったのですが、周遊道路ですぐに渋滞にはまりました。
ここは二車線でトンネルも多いので渋滞の列の中で動かないと最悪です。
たまにすり抜けをしていくバイクもいましたが、車線の幅も関越道とかと比べて狭いようで私はすり抜けをしませんでした。
この日の気温も30度超えですから、バイクのエンジンからあがってくる熱気はハンパなかったですね。
ウェアのパンツはライダー用のジーンズで、左足にはエキパイからの熱に対応するために革のレッグガードをやっています。
それでも熱線はジーンズを通してかなり来てました。
ようやく新倉PAに入り、しばし休憩します。
さきほどトンネルで見かけたトライクとハーレーの方たちも到着です。
案内表示板によると、外環道外回りの渋滞の先頭はとりあえずここまでのようなのでほっと一安心です。
このワルキューレ(かな?)乗りの方は、今日中に青森まで行かれるそうです。
無事に着いたかな?
空には雲もほとんどない青空です。
妻のお得意の自分撮り。
三郷南ICで外環道を降りたら一般道です。
これもライダーならみんな見とれる、メッキタンクローリーの自分映り。
防音壁や橋の間から見えるのはスカイツリーです。
ちょっと遠くて霞んでいます。
矢切の渡し舟の「矢切駅」
私は見られませんでしたが、上空には自衛隊のヘリコプターがV字編隊で飛んでいたようです。
市街地走行も渋滞、渋滞でちょっと動いては停まり、停まってはほんの少しだけ動くという、バイクには過酷な走行です。
こういう高速道路が早くつながってくれると、少なくとも市街地の下道を通らなくてすむので、少しは渋滞が緩和されるのでしょうか。
東京オリンピックまであと7年、工事のピッチも早まるでしょうけどその頃私は62歳、まだハーレー、いえバイクに乗っているかな。
市川ICから有料道路に乗って、ようやくすこしずつ流れてきました。
幕張PAに入ります。
ここはPasar(パサール)幕張といい、おしゃれなフードコートの揃ったきれいなPAです。
ちょっと小腹を満たします。
まだところどころ渋滞箇所があるようです。
ここのPAに立ち寄ったのは、休憩というよりさっきから渋滞のせいでエンジンからの熱で足のふとももが熱くなり少し痛かったのです。
あまりに痛いのでトイレに行ってズボンを脱いで確認しに行きました。
↓ ※ ここから先、女性の方、食事中の方はご遠慮ください。
お見せするようなものではなく恥ずかしいのですが、こんなになってしまったという報告です。
では。。。
トイレの中でズボンをおろして足を見てびっくり!
赤く腫れているではないですか。
しかも両側、というよりエキパイが通っていない右足の方が酷い状態です。
熱くても走っていれば走行風でエンジンの熱気は流れていきますが、今回のように停止状態ばかりが続く渋滞では、停まって足をおろしている時の方が、ももがエンジンに近いので、その放射熱による低温やけどのようです。
思わずスマホで撮ったのが上の写真です。
35年前からバイクに乗って、今のハーレーに乗って5年以上経ちましたが、こんな事は初めてです。
トイレから出てすぐにPA内の売店で熱さまシートを買ってべたべたと足に貼りました。
※ 家に帰ってから見たら、だいぶ赤い腫れは引きましたが右足には水ぶくれが出来ていました。
ご覧のように右側のエキパイは下にありますので、赤くなったふくらはぎに熱気をもたらしたのはエンジンのヘッド部分です。
千葉への渋滞ツーリングは、真っ赤に日焼けするほど熱いぜ!!
ひどい低温やけどにツーリングを辞めて帰ろうかとも思いましたが、このまま同じ道を帰っても同様に渋滞しているだけなので、このまま続ける事にしました。
ハーレーのトライクの人と話をしていたら、「それにはエンジン用のヒートガードが有効だよ」と教えてくださいました。
今日はハーレーのミーティングに行かれるそうです。
千葉に入って走っていると、いろんなところで覆面パトカーに検挙されている場面を見かけました。
たぶん5、6回は見たでしょうか。
パトカーや白バイはほとんど見ませんが覆面パトは多いようですね。
クラウンのような車種だけでなく、スポーツカータイプのクルマもあったようです。
そうそう、走っている時はエンジンから足を離していましたが、あまり関係ないようですね。
停車時に出来るだけ後ろ寄りに足を出してエンジンヘッドから離すか、停まるたびにエンジンを切るしかないようです。
東金ICで高速を降りたら、しばし下道のあとで今度は東金九十九里有料道路に乗ります。
ここはETCが使えないので現金払い(150円)です。
しかも料金箱式なので、おつりのある場合はやっかいです。
いよいよ海が見えてきました、九十九里海岸に到着です。
足で熱い思いをしましたが、やっぱり海はいいですね。
でもまずは腹ごしらえです。
ここに来た目的の一つは、自分で焼いて食べるはまぐりなどの貝モノです。
いろんなお店がありますが、事前にネットで調べておいた店が見つからなかったので、入ったのはこちらの浜茶屋 網元というところです。
入り口すぐ横にはいけすがあって、貝がいいっぱいありました。
こんな感じの店内ですが、
海の見える窓際の席に陣取ります。
メニューはこちら、頼んだのは二人前の貝焼きセットとご飯セット、それに刺身定食です。
貝が運ばれてきました。
刺身定食です。
貝の焼き方レシピ。
お味は、貝はサイコー!です。
はまぐりも大きくてプリプリしていましたし、さざえもホタテも大きくて食べでがありました。
ただちょっと残念だったのは刺身定食の方です。
値段の割には普通というか。。
それでも、食べる前には「貝の追加をしようか?」と話合っていましたが、そんな必要のないくらいお腹いっぱいになりました。
これだけ食べて二人で6千円と割とリーズナブルでした。
お腹がふくれたところで、より海沿いの九十九里有料道路(200円)を通ります。
北の終点から乗りましたが、クルマの通行は少ないようでした。
でも思ったほど海には近くは無かったですね。
ここを右に行くと、さっき通ってきた東金九十九里有料道路です。
ここのすぎ南にある北今泉海水浴場の駐車場にバイクを停めて海岸に降りてみます。
海岸は風が強かったですね。
ここまで来るのに結構時間も掛かり、渋滞にはまりましたが、海岸で波を見ていたらそんな事も忘れて癒されますね。
二人のシルエット
いつまでもここでぼーーーーっとしていたいですけど、出発します。
昨日の計画では帰りも同じルートのつもりでしたが、市街地や渋滞を考えて予定変更、東京湾アクアラインを通ります。
ここからだと西へ少し行って茂原長南ICから高速に乗る方法もありますが、せっかく千葉まで来たのですが自然の中の下道を行きます。
409号、房総横断道路です。
途中で左足がつりそうになったのでコンビニの駐車場で休憩、屈伸運動で足の筋を伸ばします。
たぶん行きのストップ・アンド・ゴーの続いた渋滞で、ギアチェンジをする左足が疲れたせいだと思います。
ここは久留里線の東横田駅です。
木更津北ICから東京湾アクアライン連絡道に乗って行きます。
高架の上の道はかなり横風が吹いていました。
海ほたるが見えてきました。
まるで海に浮かぶ大きな豪華客船のようです。
夕日に照らされて海が黄金色に輝いています。
東京湾を行き来する船は多いです。
下には、停めてある私のハーレーが見えます。
お土産ものの海鮮コーナーも賑わっていました。
バイクだとこういう時生ものの持ち帰りは不便ですね。
ビールやお酒を入れて自分だけのテイストのリキュールを作るのって楽しそうです。
今日はどうも喉が渇くようでやたらと体が飲み物を欲しがります。
海ほたるの涙、アクアドリンクとカスタードの海ほたる焼きがとってもおいしかったですよ。
そろそろ日も傾いてきていますので出発です。
海ほたるから先、川崎までは海底トンネルに入ります。
さっきのインフォメーションパネルには「渋滞」と出ていませんでしたが、かなりずっとつながって停まっています。
またまた足が熱くなりそうです。
ようやく浮島ICでアクアラインを出た時には、工場地帯の向こうに日が沈む前でした。
こんな風景をバイクから見るともの悲しい気持ちになっています。
太陽が地平線の向こうに沈む前に魅せてくれる最高の色鮮やかなシンフォニー。
などと感傷に浸る間もなく、今度は都内の無数の信号渋滞で大変な思いをして家までたどり着きました。
※ そういえばこういう「二輪車専用」という交差点の二段階停止線って、あまり見かけなくなりましたね。
食事をして家に着いたのが20時過ぎ、12時間270kmのツーリングでした。
今回のルート
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コメント
自宅から九十九里に着くまで、
4時間もかかってしまいました。
帰りも5時間と、渋滞もあって大変でした。
やっぱり気持ちよく走りたいですね。
ビールですか、そうなると泊まりしかないですね。
渋滞お疲れ様でした。
埼玉方面から千葉方面はなかなかハードですよね。
中央環状線が空いているとまだ良いのですが・・・
私も日曜日に千葉に行って「だいぼ」で八色丼を食べてきました。
貝を焼いて食べるような店は私も一度行ってみたいのですが、ビールは欠かせないのでバイクや車では行けないです・・・