ペアライドでツーリングをしているとリアシートの妻から、
「サドルガードのせいで、太ももが熱くなって堪らない」
という苦情がきます。
エンジンの熱が走っているうちに後付のサドルガードを暖めて、
そのせいど熱くなるのだろうと思っていたのですが、
よくよく見てみると、どうやら別の理由がありそうでした。
それは、「マフラーと、サドルガード下部のフレーム取付位置が近い為、
走行により熱くなったマフラーによりサドルガードそのものが熱せられて、
それが熱伝導の良い金属であるガードのために、
上部まで熱くなってしまう為のようです。
さらによく見るとソフテイルはライダーシートのすぐ下にオイルタンクがあり、
こことサドルガードに取り付けプレートが重なって固定されているため、
オイルが熱くなるとその熱がガードの上部からも伝わるようになっています。
オイルタンクからの熱は置いといて、マフラーからの熱は対策のしようあります。
マフラーとサドルガードの位置をずらす事は出来ませんが、
熱を伝えにくくすればいいのです。
ガードの下部のマフラーから熱を吸収する部分か、
あるいは太ももにあたる部分を、金属の剥き出しにしないで、
断熱性のもので覆ってしまえばいいのです。
そこで今回利用するのは、
「革」と「ゴム」です。
ハーレーらしく、黒のレザーでサドルガードを巻き込む、
カバーを作る事にしました。
サイズは現物合わせで、
ガードの径が26mmなので82mm、長さは125mm位にしました。
作り方は、家にあった手持ちの材料を使って、
両端にポンチで穴をあけて、細い紐レザーで絞った形にします。
穴を空ける位置は、型紙を作って印を付けていきます。
マフラーがあるのは右側だけなので、カバーも右側だけに付けます。
制作費:数百円、製作時間:約30分の工作カスタマイズです。
マフラーと隣接する部分はカッコより断熱効果を考えて、
太めのリブパターンのゴム素材を巻いて試してみました。
出来上がりはこんな感じです。
見た目はカッコイイとは言えませんが、効果はあると思います。
実際に先日のツーリングの結果では、「無いよりはいい」ところでしょうか。
熱くなった金属に直接触らないだけでも多少はいいようです。
でも効果をあげるなら、マフラー側に採用したような
断熱効果の高い、厚めのゴム素材を使った方がいいようです。
P.S.『こんな簡単な事ならもっと早くから、去年からやってヨ!』(妻の声)
コメント
1998springerさん、
私もそんなにあついとは知りませんでした。
でも走ってきたあとで、ガードに触ってみると
たしかにかなり熱くなっていますね。
タオル巻くだけでも効果あるかも。
アイデア、どんどん使っちゃってください(笑;
弾正さん、
なんとか一緒に楽しくペアライドするために、
いろいろ大変なんですよ!(笑;
それは冗談ですが、
ハーレーにはレザーグッズが似合いますよね。
本当に優しいですわ~。^^
ってか革なので結構すっきりしてカッコイイですね。
気づきませんでした 後ろにのることはないもので
息子何とも言ってなかったけど
我慢してたのか?
こんど確認してみます
アイデア 無料にて使用させてください。
要さん、
初めまして!
排気量が大きくて空冷のハーレーの排熱は
半端じゃないですね。
エキパイやマフラーほどの高温でなければ
対処の仕方もあると思いますよ。
もし革巻きをするのなら、もう少し太めに作って、
内側に厚手のゴムや硬質スポンジ等を挟んだ方が、
より断熱効果が高まると思います。
NORIさん、
ハーレーには革がよく似合いますよね。
手持ちのストックの革がみんな黒だったんですが、
出来ればナチュラル色の方がよかったかも。
これからの季節はもうそれほど暑くなる事はないでしょうけど、
ペアライドを楽しむには少しでも快適なほうがいいですね。
いやいや、見た目もいいじゃないですか!
しかし、ホント優しい旦那様ですね。
初めまして!最近お邪魔するようになった者です。
自分も部位こそ違うものの同じような状況で、熱くなったフレームが太ももに接触するので、本当に困っていました…
革を巻けばよかったんですね!見た目もかっこいいし、目からウロコです!
いいアイデアありがとうございます~
※事後報告になりますがリンク張らせて頂きました!