先日の24ヶ月点検の際に、メカニックから指摘を受けていた「リアブレーキディスクローターの熱変形」ですが、交換用のパーツ(ディスクローター)が入荷したという連絡を受けていたのでディーラーに行ってきました。
整備の予約は日曜日に入れていたのですが、土曜日、朝から雨まじりの天気でバイクで出かけられそうにないと諦めていたのでのですが、昼前から薄日も差すほど回復してきました。
電話して聞いてみると今日の午後からでも整備OKとの事だったので、昼食の後出かけてきました。
リフターに乗せられ、リアホイールを外されたヘリrテイジです。
後ろ姿がなんともスッキリしてバイクに見えません。ここからジェットエンジンでも出して空中を飛んで行きそうな雰囲気です。
整備しやすように右のサドルバッグだけ外して行ったのですが、結局左側も外されていました。
滅多に見られないリアフェンダーの内側です。
右側の写真が前です。 かなりドロ撥ねとかあります。
左側が後ろです。 判りにくいですがフェンダーエンド部のメッキパーツのハーレーマークの中を光らせるための配線を取り回す事ができるようになっています。
私も光らせてみようかと思っているのですが、アメリカではここを点灯させるのは問題ないようですが、日本の場合には車検の時には外すらしいですね。
そして新品のディスクローターとの交換です。
ディスクローターの歪みはバイクに乗せたままでは目で見てもわからないです。
リフトさせてゆっくりホイールを空転させるとほんの少しブレているのがわかる程度です。
この程度なら普通に乗っていたり、取り回したくらいではわからない筈です。
でも新しいディスクローターと重ね合わせてみると隙間が出来ます。
古いディスクローターと交換した後です。
左側の取り付け部がオレンジ色になっているのが、熱で焼けて変色しているからだそうです。
知らなかったのですが、ディスクローターは最初から外周部に同心円状のスジが入っていて内側と違うと思っていたのですが、全くの新品のディスクにはそういう「スジ」は無いんですね。
まるで一枚のプレートでした。
バイクにセットした状態も、普段見られたディスクと違っています。
こんなデザインのディスクローターは見た事ないです。
ハーレーに限らず、バイクのディーラーに展示してある新車にもディスクに同心円状のスジが付いていますが、これも工場出荷時に多少なりとも走行テストをしているからでしょう。
今回、ディスクローターと一緒にリアのブレーキパッドも交換してもらいました。
パッドだけなら自分で交換した事もあるので出来ますが、今回はキャリパも分解掃除してもらうつもりでパッド交換を依頼しました。
現行のヘリテイジはキャリパを外す為にはホイールかマフラーを外す必要があるので大変です。
すべてバラしてキレイにしてもらいました。
作業が完了しました。
リアブレーキはディスクローターとパッドを同時に交換したので20、30km走行するまではアタリが出ないので効きが悪いとのアドバイスを受けたのでゆっくりと走ってきました。
ほんの数km走っただけでディスクローターにはいつもと同じ「スジ」が現れてきました。
明日、一旦外しておいたブレーキダクトを再度取り付ける予定です。
これでしばらくは安心して走れそうです。
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