キャノンのデジカメ一眼 EOS kiss x7 とシグマの高倍率ズームレンズを買ってから、暇さえあれば自宅の庭でもパシャパシャ撮ってます。
望遠レンズの画像テストには、月を撮影してみるのがいいので今回も撮影してみました。
基本的な撮影方法は、ズームレンズの再望遠側である200mm(35mm換算で320mm相当)にしてマニュアルモードでシャッター速度と露出、ISOをいろいろ変えています。
月の撮影はアップにするとかなり明るいので早いシャッタースピードで撮れるので、三脚を使わず手ぶれ補正だけオンにして手持ち撮影しています。
ピントはオートフォーカスに設定してあります。
撮影した画像がこちらです。
月齢9.657ですので、満月の5日前です。
これくらいなら影の部分のクレーターの凹凸もはっきりするし月の全体もなんとなくわかります。
200mm(320mm相当)で撮影しても実際に写るのは画面上でこんな小さいものです。
これ以上大きく撮ろうとするともっと望遠率の高いレンズを使うか、天体望遠鏡にセットする機材が必要になります。
でもこのままでも月の部分だけをトリミングしてみれば、けっこう月の表面のクレーターの様子が見えてきます。
EOS kiss x7 は1800万画素ですが、月の部分だけを640×480に切り出してみたのが下の写真です。
トリミングしただけで、拡大縮小や画像処理は一切していません。
※撮影データ:200mm 1/30秒 f6.3 ISO100 露出補正-3
さすがに1/30秒だと6.3に絞って露出補正しても明るすぎます。
※撮影データ:200mm 1/100秒 f6.3 ISO100 露出補正なし
1/100秒のシャッター速度になると月の表面全体の感じがわかるようになります。
好き好きですが、このくらいの明るさもいいのではないでしょうか。
※撮影データ:200mm 1/200秒 f6.3 ISO100 露出補正なし
さらに早いシャッター速度で全体を暗くしてみました。
参考までにレンズをシグマの高倍率ズームから、前に使っていたEOS x2のダブルズームレンズの望遠側250mm(35mm換算で400mm相当)でも撮影してみました。
画面全体に占める月の割合は、320mmと400mmではこれだけの違いになります。
同じサイズ(640×480)に切り出してみました。
※撮影データ:250mm 1/3200秒 f5.6 ISO1600 露出補正なし
実は撮影日は一日後で、ISO感度の設定やシャッター速度が違うので同列での比較は出来ません。
空気の澄んだ天気のいい日に、月を見上げて撮ってみるのもいいですね。
でも今の時期はかなり寒いですから風邪を引かないように注意が必要ですね。
最後にこの写真を
紅富士にのぼるムーン
なんて、いかにも合成っぽいですね。
元写真はこちらです。
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