ツーリングで一番活躍する機会が多いデジカメは、昨年7月に買ったオリンパスのタフ・シリーズコンデジ、TG-620です。
もともとアウトドアユースを前提に考えられた機種ですから、
・内蔵型レンズの為繰り出しレンズが無い分、起動が早い
・シャッターを押した時のレスポンスもいい
・撮影後、確認画面を表示しない事も出来るので、走りながらの連続撮影にも強い
・防水機能もあるので多少の雨やスキー場でも気にせず使える
同じく、温度変化にも神経質にならなくてよい
・多少の落下に耐えられる(と思う)
・動画撮影時、光学ズームが使えるのでデジタルズームのような画質劣化がない
・ボディカラーをド派手なピンクにしたので、スキー場や屋外でも見つけやすい
その上で、そこそこキレイ(私、比)な画像が撮れます。
まさにツーリング時に走りながら撮るのにも適しています。
そんなTG-620ですが、先日撮影した途中から不具合が発生しました。
背面のモニター画面の右上に黒いボーっとした丸いゴミのような物が見えます。
ズームしても多少大きさや表示される位置は変わりますが、消えずに残っています。
そしてこれはモニター時だけでなく、実際にそのまま撮影画像にも写り込んでいます。
防水機能もあるくらいですから、ゴミが入りにくい設計になっているハズですが、機械内部のゴミかすき間から入ったものがレンズ系のどこかに付着したと思われます。
購入したのはネット店舗ですが、オリンパスのホームページをチェックして修理方法を確認しました。
「カメラ・オーディオ製品|修理について」というサイトが見つかりました。
これによると「オンラインでの修理依頼」「電話ピックアップサービス」「サービスステーションへの持ち込み」という選択肢がありました。
今回は「電話ピックアップサービス」を利用させてもらいましたので、経過を報告します。
運送会社に電話をして修理品のピックアップを依頼しました。
この電話受付は日曜日でも対応しているので、休日しか休みの無い会社員でも利用しやすくて便利ですね。
電話した先は「日通航空のオリンパス 修理ピックアップ窓口」です。
担当の方に、「デジカメの修理を依頼、保証書はある(期間内)、故障内容」を告げた後で、「名前と住所、電話番号」を伝えます。
故障内容については自分でメモに書いてもいいのですが、上のサイトからダウンロード出来るオリンパス専用の「故障カルテ」に必要事項を記入しておいた方がトラブルが少ないでしょう。
送るモノは、
・コンデジ本体
・専用バッテリー(送らなくても可)
・内蔵メモリに症状の出ている画像を撮影
※(SDメディアは送りませんでした)
・保証書(製品付属のものと、ネットで購入した際付いてきたもの)
・故障カルテ
以上です。
送るための梱包作業は不要です。
ピックアップは翌月曜日の午前中(9時頃)、自宅に取りに来られました。
日通の配送業者さんがクッション内蔵の専用ボックスを持ってきますので、コンデジほか上記のものを渡すとその中にしまってくれます。
その場で付属品や保証書、故障カルテなどの有無をチェックして伝票を受け取ります。
私の場合は、修理完了まで6日間でした。
1.日曜日に電話依頼
2.月曜日にピックアップ
3.土曜日の午前中(9時頃)、修理完了品が送られてきました。
修理メモを見ると、
・現象を確認しまたので、レンズユニットを交換
・あわせてピント・露出を調整
・防水機能等チェック
となっていました。
修理費用は1年間の保証期間内だったので無料でした。
参考までに、保証期間外で有償になる場合でも個々に修理費用が異なるのではなく、基本的な「一律修理料金」というのがあるそうです。
コンパクトデジタルカメラの場合には7,350円から12,600円となっていて、TG-620は9,450円でした。
※「一律修理料金表 ( コンパクトデジタルカメラ )」
もちろん商品落下等激しい損傷の場合にはこの金額とは異なる事もあるようです。
また有償修理の場合はピックアップサービス料は、一律 525 円にあるそうです。
修理から上がってきたTG-620には、もちろんゴミも無くなり今まで通りに直っていました。
修理に出していた時は、ツーリング時に別のコンデジを使っていましたが、起動がゆったりでシャッターのレスポンスも今一でしたので撮影枚数が極端に減ってしまいました。
デジカメを修理する時に、実際にサービスステーションや購入店に持って行くのはたいへんですし、私のようにネットで購入した場合にはどこに送るのか、購入店からメーカーサポートへ転送される時間が余計に掛かるなどの弊害もあります。
今回のオリンパスのように直接ピックアップサービスをしてくれ、梱包もしなくていいのはとても助かります。
以前、カシオのデジカメを修理に出した事がありましたが、この時はメーカーに連絡した後で送るようの梱包資材が届けられ、それに入れて宅配業者の窓口(コンビニ)に持って行ったような記憶があります。
それよりもオリンパス方式の方が簡単・迅速で好ましいですね。
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