仕事で国際展示場に行ってきました。
毎月というほどではないですが、かなりの回数なんらかの展示会の見学で来ています。
ここは、今月22日の金曜からの三日間「第40回 東京モーターサイクルショー」が開催される会場です。
昨年は天気があまり良くなかったので残念ながらバイクで行けず電車に乗って行ってきました。
仕事で行く時ももちろん電車です。
経路は、豊洲の駅からゆりかもめに乗ります。
正式名称は「ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線」といいます。
豊洲からお台場を経由して新橋までの間を結ぶ特殊街路の新交通システムです。
今回は先頭車両の一番前の席に座ってみました。
ゆりかもめはATO(自動列車運転装置:Automatic Train Operation)による無人自動運転のため、運転士や車掌がいません。
そのため運転席も無く、前方の眺めが最高です。
最前列は左側が1席、右側が2席です。
車内はこんな感じになっています。
鉄道ですが、鉄のレールはなく軌道の上をタイヤで走行しています。
無人運転でレールが無いので、通常の電車の線路のようなポイント部分はどういう仕組みになっているか興味がありました。
出発前に見ていると、軌道内の両端にあるガイド部分が動いてポイント切り替えの役目をしていました。
写真の左側の赤い丸部分が、上の写真ではサイドのガードの下にありますが、これが動いて下の写真のように右側にせり出て来ました。
同時に右側の青い丸部分は上の写真のように直線から下の写真のようにサイドに収納されました。
車両の下部両サイドにあるガイド部分がここに従って誘導され、上の写真では直進、下の写真では左側に進行するのでしょう。
今まで何度もゆりかもめに乗っていましたが、初めて知りました。
前から見るとこんな感じです。
サイドとフロントで導いているのでしょう。
横から見たところです。
窓の外には東京の街が広がっています。
この宇宙船のような観光船は銀河鉄道や宇宙戦艦ヤマトで有名な漫画家の松本零士氏がデザインした東京都観光汽船の「ヒミコ」です。
豊洲の発着所に向かうところです。
ゆりかもめが進むと東京タワーが見えてきます。
レインボーブリッジです。
ゆりかもめの路線はこんな感じで続いています。
こういう風景を見るたびに、子供の頃雑誌の中で描かれていた「未来の世界」を思い起こさせてくれます。
自動車は相変わらず空を飛ばず、電車も透明チューブの中を走っていませんし、人々も宇宙服のようなものを来ていませんが、先進的なデザインの建物がいっぱいありますし、テレビ電話で歩きながら話しをしたり、図書館に行かなくても世界中の知識を調べたり、外国の様子をリアルタイムで動画で見ることも出来ます。
こんな世界は便利なんでしょうけど、昨日の東京スカイツリーの近所に広がる昔からの下町風景との違和感など、どこか馴染めない部分を感じてしまうのは私がトシを取ったせいでしょうか。
ここにもポイントがありました。
目的地の国際展示場が近づいてきました。
今写っているこの場所は、東京モーターサイクルショーの時にはバイクの駐輪場になるのでしょう。
一昨年来た時にはここにハーレーを停めましたが、かなりの台数のバイクが停まっていました。
国際展示場・東京ビッグサイトの入口にある高さ15.5mの巨大な鋸「切っている鋸」の彫刻はアメリカ人の作家によるものです。
大地を切り開き、解決への道を切り開いている事を表現しているそうです。
展示会の会場の10時にはまだ早いので、屋上駐車場・展示場から周りの風景をながめてみます。
国際展示場からは、お台場やフジTVの建物がよく見えます。
羽田空港から飛び立つ飛行機や大きな船舶は、遠い国へ思いを飛ばしてくれます。
こちらに見えるのは、さきほどのゆりかもめの車両基地です。
向こうに霞んで見えるのは東京ゲートブリッジです。
独特な構造が楽しめます。
さて、お仕事の展示会ですが、館内は撮影禁止です。
ご厚意で撮影を許可していただいたものだけです。
こちらは鬼瓦の制作実演です。
東京モーターサイクルショーまで、あと2週間ですね。
天気が良ければバイクで来たいですね。
今まで来た時にはバイクTVの取材や中野真也さんなども見かける事が出来ました。
楽しみです。
最近の記事はいろんな場所に出かける内容が多いので、そのうち「メカ好きおじさんの東京さんぽ」でもやりますかね。
でも、行く場所は仕事がらみの決まった場所だけですけどね。
コメント
遠くから眺めると、どこかの外国か
近未来のような風景です。
でもきっと屋内は普通の部屋なんでしょうね。
結婚前は東京都内、それも23区内に住んでいましたので
バイクに乗り始めた頃はそんな場所を走っていました。
でも銀座や新宿、繁華街などは、
バイクや車で走るのはかなり神経が疲れました。
日本の風景ではないような気がします。
すごい綺麗な街のようにも!しかし都会は交通網はすごいですね。
危険も沢山ふえるでしょうね(^_^;)