はじめてランドセルをミニチュア化してます

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姪から、6年間使ったランドセルをミニチュア化してほしいと依頼を受けました。
 
年明けしばらくはジムニーのカスタムで忙しかった。
・10インチディスプレイオーディオ取付け
 同、ラジオが聞こえない件修理
 同、リモコン設置
・サラウンドビューバックカメラの取付け
・パーキングセンサーの取付け
ほかにも3Dプリンターでの制作依頼や、食道裂孔ヘルニアの再発での検査、診察などけっこうやることがいっぱいでした。
 
幸い、今のところほかのことはだいたい片付いてきたので、しばらくの間この作業に集中させます。
預かったランドセルはコチラです。


写真での見た目はキレイそうに見えます。
でも材質は軽いものがよかったそうでクラリーノ、本革ではありません。
しかも卒業してから13年経過しているので製造からだと19年です。
状態をくわしく観察してみると所々ヒビ割れがあります。


 
はたしてうまくミニチュア化のリメイクができるでしょうか。
今までにも「ホビクラ工房」の仕事としてはミニチュアランドセルをつくって販売したり、ワークショップの講師をして参加に教えたことはあります。

でもこれらは既存のランドセルのリメイクではなく、新しい本革で制作したものです。
リメイク初めての私が、しかも経年劣化の激しいクラリーノのランドセルのリメイクができるか少々不安ではありました。
ここまで経年劣化したクラリーノのランドセルのリメイクは、業者の方でもオーダーを受けない方が多いそうです。

 
それでも引き受けたいじょうはできるだけ思い出の残る品を再生させたいです。
使えそうな金具はできるだけそのまま使います。

時間割や名札などは縮小コピーして再現します。

 
解体に取りかかりました。
縫い合わせてある部分をはがしていくと表面がボロボロくずれてきて思ったより手強いです。

メインで型取りする「かぶせ」も少し曲げただけでこのとおりヒビが入ります。
これはどこの部位でも同じで少し力を入れたり曲げただけで表面がはがれてきます。
爪でこすっただけでも同様です。

それでもなるべくいためないように気をつけながら分解していきます。

再利用する金具も一つづつ取りはずします。

ようやくここまで解体しました。

 
ミニチュア化するにあたって重要なのは型紙です。
底部の「ダルマカン」を活かしたサイズを検討します。
錠前と一体になっていますがコレは使えないので「差し込み錠前」は新しいものを使います。

結果的に今まで使ってきたミニチュア・ランドセルの型紙は使えずひと回り大きなものを一から設計しなおしました。

型紙を分解して現物に当て、型取りを検討します。
一番パーツを取りたい「かぶせ」の部分もヒビのところをはずすと使える場所が限られてしまいます。

慎重に型を写し切り出しました。

「肩ひも」の内側や「背当て」にはスポンジを入れたいのですが、オリジナルのものは厚みがありすぎるので別のスポンジをうすく漉いて使います。

とりあえずここまで部品ができました。
コバの部分やひび割れは赤いちりめんシートを使ってカバーしています。
このあともう少しパーツをつくったら、いよいよこれらを組み合わせて立体にしていきます。
完成まであと何日かかるかな。

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