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坊ちゃんも通った道後温泉に入ってきたよ

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四国松山に来たら坊ちゃん列車に乗って道後温泉に行くのが定番の観光ルートでしょう。
クラシックモダン雰囲気満点の道後温泉駅電車を降りると、すぐ目の前に「道後ハイカラ通り」と書かれたアーチが目に飛び込んできます。


 

いきなりアーケードに入らずにまずは左手に停車している坊ちゃん列車の前で記念撮影した後、今度はアーチ右手の方に進んでみます。
ここは道後放生園という名でアーチ横にはレトロなガス灯や1時間ごとに「坊ちゃん」の登場人物が登場する「坊っちゃんカラクリ時計」、そして道後温泉本館で昔使われていた湯口から出るお湯で楽しめる無料の足湯などがあります。
行った時は足湯には一人旅の女性のほかに、女学生が足を湯に浸かりながら本を読んでいました。
現代風マドンナでしょうかね。

 

さらに極堂句碑や野球を愛した正岡子規らしいバットを持った像などが並んでいます。

 

アーケードに入ってすぐ目に付くのはこの顔出し看板です。
顔だけでなく手も出せるのがユニークですが、実際にはこの写真のような道後温泉前には足湯はありませんよ。

 

現在道後温泉では、写真家で映画監督でもある蜷川実花さんを迎えて「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」と題して道後地区を蜷川さんの作品で彩ることで盛り上げていました。
いろんなところで極彩色に彩られた景色が見られました。

 


 


 

ところで温泉に行く前に、少し遅くなりましたがお昼をいただく事にしました。
来る時に乗っていた坊ちゃん列車の車掌さんから「松山の郷土料理は鯛めし」と聞いていましたのでぜひこれをいただこうと思い、アーケードに入ってすぐのこちらのお店の暖簾をくぐりました。

 

一口に鯛めしと言ってもいろいろあって、ここ松山では「中予風」鯛の炊き込みご飯が有名ですが、ほかにも鯛の刺身をタレに漬けて食べる宇和島風や南予風鯛めしなどがあります。
炊き込みご飯だと炊きあがるまで20分以上かかるので、今回は南予風鯛めしをいただきました。
これはタレにねぎとわさびを入れ、とろろ芋に絡めて鯛の刺身にかけ、海苔とゴマをちらしていただきます。

 

お味は、「劇うまぁ!」
1100円でこの味なら、お店の一番人気だというのも納得です。

お腹がみちたところで道後ハイカラ通りをそぞろ歩きます。

 

いろんなお店、お土産屋さんを冷やかしながら歩いて行くのは楽しいですね。
今日は空いていましたが、ネットで見てみたらかなり混雑するときもあるようです。

 

アーケードをまっすぐ歩いてきましたが、一旦コンビニのあるここで角地になります。
右手に行くと道後温泉が遠くに見えていますが、その前にすぐ左手にある建物が気になります。

 

ここは道後温泉の椿の湯と言われるところです。

 

昭和28年に道後温泉本館の姉妹湯として建てられ、昭和59年に改築されたものです。
本館より現代風の公衆浴場になっています。

 

ふたたび道後ハイカラ通りに戻って先に進むと、いよいよ道後温泉本館が見えてきました。

 

これがガイドブックにも載っている道後温泉本館です。

 

昔の銭湯を大きくしたような感じと言ってしまっては失礼でしょうか。
道後温泉の正面に掲げられているこの看板も有名でしょう。
1950年封切りの映画「てんやわんや」でここが道後温泉だと一目でわかるようにと作られたものがそのまま残り、それが昭和61年に作り直されて今も残っているものです。

 

そして屋根の上の鬼瓦に刻まれた大きな球体も道後温泉のシンボル「湯玉」あるいは宝珠「ほうしゅ」とも言われ、沸騰時に湧き上る湯の泡や玉のように飛び散る熱湯を表しています。
こちらの屋根の上に飾られているのは白鷺です。
道後温泉は足を怪我した白鷺が岩の間から流れ出る湯に浸して治したのを村人が見て温泉として栄えたと言われているので、白鷺が道後温泉のもう一つのシンボルになっています。
そしてこの白鷺の像を屋根に頂く下の部屋には太鼓楼(たいころう)と呼ばれる振鷺閣(しんろかく)があります。
朝6時、正午、夕6時にこの「刻太鼓」と呼ばれる太鼓が打ち鳴らされるそうです。

 

道後温泉周囲にもこのように白鷺をモチーフとした装飾がなされています。

 

前にも書きましたが現在の道後温泉は蜷川実花とのコラボで、のれんや窓の障子には鮮やかな色彩で彩られています。
でも個人的には初めて訪れたここは、こういう派手な装飾より昔ながらの風情ある風景がよかったなとちょっぴり残念に思いました。

 

コチラからは二階席、三階席が望めます。
それぞれ霊の湯三階席、神の湯二階席になっていて、三階の角部屋はあとで紹介する「坊ちゃんの間」になります。

 

ここに立って左に目を移すとお風呂上がりの坊ちゃんがいます。

 

さらにその奥には登場人物の皆さんが勢揃いです。

 

それではいよいよ道後温泉に入浴といきましょう。

 

ここの入浴にはいくつかの「コース」があります。
お風呂自体はすべて一階にあるのですが、男女それぞれに「霊の湯(たまのゆ)」と「神の湯」があります。
まずは「神の湯」に入浴するだけで休憩なしの「神の湯 階下」410円
「神の湯」に入ったあと、神の湯二階席で浴衣を借りてお茶とせんべい付きで休憩する「神の湯 二階席」840円
「霊の湯」と「神の湯」の両方に入れて、貸しタオル付きで入浴後、霊の湯二階席で浴衣、お茶、せんべい付きで休憩する「霊の湯 二階席」1250円
さらに「霊の湯」と「神の湯」の両方に入れて、貸しタオル付きで入浴後、霊の湯三階の個室で浴衣、お茶、坊ちゃん団子付きで休憩する「霊の湯 三階席」1550円
の四つのコースがあります。

「霊の湯」にはシャンプー、コンディショナーと固形石けんがおいてありますが、「神の湯」には何もありません。
タオルや石けんは持参するか、入口で購入することになります。
入浴と休憩を合わせた時間制限は「霊の湯 三階席」だけが1時間20分であとの三つのコースは1時間です。

ほかには、天皇陛下や皇族方がお泊まりになった「又新殿」を見学するだけのコース260円もあります。
入浴すればこの「又新殿」も見学できます。

 


 

せっかくここまで来たので私が選んだのは「霊の湯 二階席」です。
一人で来ているので個室にいても話し相手がいないのでつまらないでしょう。

 

入口右手の「入浴券販売所」で購入します。
下足箱は左右にありますが中でつながっているのでどちらでも同じです。

 

入ってすぐのところでチケットを見せて、コースごとに案内された場所に進みます。
ここでタオルや石けん、シャンプーなどを購入することが出来ます。
道後温泉館内はかなり古い建物で、天井だけは高いですが通路は狭く少し薄暗い感じです。
浴場、休憩室などへは二階、三階と行き来しますがその階段が狭くてかなり急になっています。

ここから先、館内は撮影禁止なのでネットの道後温泉サイトやパンフレットから写真を借用させていただきました。
「霊の湯 二階席」の場合、最初に通されるのがここ霊の湯 二階席です。

 

ここのカゴの中に貴重品以外の荷物や上着などを置いていきます。
その後、階段を降りて一階にある「霊の湯」に行きます。
ここの脱衣所は鍵の掛かる無料のロッカーがあるので貴重品をいれておけます。

霊の湯はこんな感じです。

 

壁や床は石づくりで外からの光はほとんどありません。
少し小ぶりの湯船で洗い場は四カ所だけです。
私が行った時は2、3人しかいませんでしたのでゆったり入れましたが、混んでる時だと洗い場にも湯船にも入れないかもしれません。
ここでしばらくのんびり湯に浸かったあと、神の湯の方にも行ってみます。

一旦霊の湯の脱衣所で浴衣を着て二階まであがり、別の階段で一階まで降ります。
神の湯の脱衣所の方はけっこう広く、ここにも鍵の掛かる無料のロッカーがあります。
神の湯の男湯は、同じような大きさの湯船が東西に二カ所あります。
つくりは同じなので空いている方に入りますが、私は両方とも入ってきました。

ちなみに女性用の神の湯は一つだけだそうです。
中のつくりはこんな感じです。

 

霊の湯よりはゆったりしていて、洗い場は13カ所くらいあります(ただし石けん、シャンプーはなし)。
ここの壁には小説坊ちゃんにも記載されている「坊ちゃん 泳ぐべからず」という木の札が下がっています。
東西それぞれ反対側の壁にありました。

 


 

東西それぞれの神の湯に入り、もう一度浴衣を着て霊の湯へ移動、またどっぽん!
これだけ浸かれば「道後温泉に入ってきたぞぉ」と言っても十分でしょう。
浴衣を着て、最初に荷物を置いた「霊の湯 二階席」に戻ってきました。

 

すぐに従業員の方がお茶(おかわり自由)と(八つ橋のような)おせんべい、それに今回は近隣の業者さんからのおまんじゅうを持ってきていただきました。
別料金で坊ちゃん団子や牛乳などもいただけます。

 

湯飲みには「道後温泉」の文字と白鷺の絵が描かれています。
ここで貸しタオルを返して窓から吹き込んでくる心地よい秋風にあたりながら、火照ったからだをゆっくりクールダウンさせます。

 

ここまでで一時間ですがそこそこのんびり出来る時間だと思います。

もう一度脱衣所に戻って浴衣を着替えます。
女性の方はこの霊の湯二階席の一角に女性用更衣室があるようでした。
着替え終わると道後温泉の昔の札などが展示されている部屋を通って、別の部屋に案内されます。
ここから専門のガイドさんによる案内を聞きながら天皇陛下や皇族の方が入浴された又新殿を見学します。
でも説明が一本調子でちょっと味気なかったかな。

最後に三階にある「坊ちゃんの間」を見学します。
昔夏目漱石が湯上がりにくつろいだという三階の角部屋です。室内には漱石ゆかりの写真や銅像などが飾られていました。
ここは撮影OKということなのでパチリ!

 


 

ここから道後温泉本館前の広場がよく見えます。
右手奥には坊ちゃんや登場人物の人形が見て取れます。

 


 


 

短い時間でしたが、一生に一度は行ってみたかった道後温泉に入ってきました。

 

最後に正直な感想を書いてみます。
日帰り入浴施設としては、施設の古さや狭さ、階段の上り降り、そして料金の高さんなど満足とは言えないものがあります。
まあそれも月に一二度はバイクツーリングで各地のいろんな日帰り温泉に行っているからこその比較かと思います。
ここはそんな事では評価するものではなく、日本古来の古くから風情を楽しむ温泉ということに尽きるのでしょう。

またこの地を訪れたら、あるいは夕刻など夜のこの道後温泉の外観を楽しんでみたいとは思いますが、もう一度湯船に入りたいかと聞かれれば、まあいいかなというところでしょうか。
でもまだ行った事のないかたなら、ここが大改修されて近代的になる前に一度は訪れてみてもいいかと思いますよ。

コメント

  1. 熊 さんへ、
    四国に縁がおありなんですね。
    高知と聞くと、昔ツーリングで行った時、
    ちょうどよさこい祭りの時でどこも宿がなかった事を思い出します。

    坊ちゃん列車も道後温泉も、大正ロマンをかき立てますね。
    浴衣で手ぬぐい肩にして歩いて行きたいです。

  2. 母の出身が高知なので四国にはゆかりが有り四国って聞くと
    テンションが上がります⤴ 
    どの写真も風情の有る写真で是非行ってみたいですね!!
    道後温泉の看板良く目にしますが改めて見ると何とも言えない雰囲気ですね!(^^)!
    しかし手動で電車回してみたり、押してみたり何だか凄くて実際見たら驚きますね(*_*)

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