仕事で3Dプリンターを使う事が多くなったので新しい機械を導入しました。
明日、やってくる予定です。
それでも今使っているAnycubic Kobra2もまだまだ現役でがんばってくれています。
ただ、一度の多くの作品を制作していると場所によって定着が弱い場所があって浮いてしまい失敗することがありました。
ベンチマークのLeve-Testでチェックしてみましたが、やはり奥の方と手前では一層目の仕上がりに違いが明白でした。
今、この3Dプリンターのオートレベリングは自動で調整できないので手動で設定しています。
ベッド自体の傾き調整をどうやるのか、調べてみてもわかりませんでした。
そこで力技で調整することにしました。
やり方としては可動するレールとベッドの間にあるカラーパイプの間に紙を挟んで、低くなっているところの高さをあげるつもりです。
ベッドのプレートを外し固定しているネジをはずします。
ここに挟むのはミリ単位以下でいいので自作した紙のワッシャーです。 10ミリと4ミリポンチで穴を開けてつくります。
この紙の厚みは0.1ミリ弱なのでとりあえず試しに二枚重ねでやってみます。
ベッドの熱さは通常で60度からせいぜい100度以下ですから紙が燃えることはないでしょう。
ネジの下に挟みカラーに通します。
失敗しました! かえって差が大きくなってしまいました。
原因は紙を挟んだところが前側だったのです。 後ろに挟まなければいけなかったようです。
でもこれで紙のワッシャーを挟んだだけでこれだけ差が生じるということがわかりました。
ついでに鏡でノズルとホットエンドの状態を確認しておきます。
紙のワッシャーを後ろにやり直してみました。
うん、まあまあこれくらいならいいみたいです。
紙のワッシャーを二枚重ねではなく一枚だけにしてみました。
これでも大丈夫なようです。
もう少し絞り込んでいけばより傾き調整がうまくできると思います。
Anycubic3Dプリンターのベッドの傾きを強制的に調整

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