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大阪万博、太陽の塔の今を見てきました

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今回の記事は、大阪、関西にお住まいの方にはあたりまえの事かもしれませんが、それ以外のところの50代以上の特定の方にはとても懐かしいものだと思います。

関西、大阪にはかなりの回数出張で行っています。

私の大阪のイメージ、親戚のおばさんち、ゴモラに壊された大阪城、たこやき、お好み焼き、通天閣、びりけんさん。。。。

でももうひとつ、とっても強烈な印象、というか思い出が1970年に開催された「日本万国博覧会」です。

今とはくらべものにならないくらい、当時は「未来、21世紀」が明るいものである希望に満ちあふれたものでした。

そしてそんな未来の様子をほんの少し、垣間見せてくれたのが大阪万博でした。

今から42年前の1970年3月14日から9月13日までの183日間、大阪府吹田市の千里丘陵で開催されました。

東京に住んでいた私は、当時小学生から中学一年生に進級する時でした。

どうしてもこれを見たかった私は、小学生の春休みに親戚と、夏休みには父親と二回、見に行きました。

アメリカ館の月の石を見るために4時間並んだり、ソビエト館やその他各国のコンパニオンのお姉さんたちにサインをもらったり、片言以下の英語で話しかけた思い出がいっぱいあります。

小学生だった私は、カメラを持っていなかったのですが、きっと父親や親戚が撮ったはずなのに当時の写真はあまり覚えていません。

そんな大阪万博の中で、ひときわ印象深く大好きだった(今も)のは、メインシンボルにもなっている「太陽の塔」です。

今でもリビングにはガチャガチャで取った太陽の塔が飾ってあります。

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そして33年前、東京から四国九州にバイクツーリングに行く途中、どうしても見たかったのでわざわざルートを選んで見に行きました。

太陽の塔の見える道路脇にバイクを停めて取った写真は今も大切な宝物です。

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この時が1979年ですから、万博が終了して9年目のものです。

話を最初に戻しますが、大阪に出張に行っても、万博会場跡地にある太陽の塔を見に行った事はありませんでした。

今回、時間を作って行ってきました。

新大阪からだと、御堂筋線・北大阪急行線で千里中央駅まで行って、そこから歩いて大阪モノレールに乗り換え、万博記念公園駅で降ります。

所要時間は30分ほどです。

(※ 今回撮った写真はクリックで拡大します)

大阪万博太陽の塔

当時もこのモノレールに乗ったのでしょうか。

懐かしいようなでも、覚えていません。

こういう時に限ってデジカメを持ってきていませんでした。

今回の写真はすべてスマホで撮ったものです。

電車の窓から、木々の向こうに太陽の塔の上の部分が見えてきました。

乗っている方にとっては普通の風景なんでしょうけど、本当に久しぶりに見るおじさんは、電車の窓から写真を撮ってしまいました。

大阪万博太陽の塔

駅を降りて改札を出て、公園のほうに向かってあるいていきます。

だんだんと太陽の塔の半分以上が見えてきました。

大阪万博太陽の塔

ちょうどモノレールが来たので一緒に撮影してみました。

大阪万博太陽の塔

何車線もある道路をまたぐ歩道橋を進むと、興奮もMAXに近づいてきます。

大阪万博太陽の塔

昔、この道路のどこかにバイクで停まって撮影したのかと思うと懐かしいです。

当時より木が大きく茂っているようです。

公園入り口横の案内板です。

大阪万博太陽の塔

入場料250円を払って入ります。

大阪万博太陽の塔

大阪万博太陽の塔

おぉ、この顔です。

これが太陽の塔の全容です。

大阪万博太陽の塔

雲ひとつない青空がとても似合っています。

大阪万博太陽の塔

今も変わらず堂々とそびえたっています。

大阪万博太陽の塔

塔の近くまで歩いて行きます。

大阪万博太陽の塔

当時はこんな木の間から見るなんて事はなかったんでしょうね。

真下までやってきました。

大阪万博太陽の塔

大阪万博太陽の塔

大阪万博太陽の塔

あまりに大きくて、一枚の写真に納まらなかったので、何枚か合成して全体を見てみます。

大阪万博太陽の塔

「太陽」の塔。。。光のくにのウルトラマンのようです。

大阪万博太陽の塔

裏に回ってみました。

大阪万博太陽の塔

大阪万博太陽の塔

ここは「お祭り広場」とよば、れ世界各国のいろんなイベントが催されていました。

ぐるっと回ってみました。

大阪万博太陽の塔

大阪万博太陽の塔

森の奥にいる巨大な怪獣のようです。

大阪万博太陽の塔

塔の大きさを示す写真です。

大阪万博太陽の塔

来ている方の多くは、20代、30代の若者です。

彼らは大阪万博が開催された時にはまだ生まれていなかったので、全国各地からこの千里丘陵に大挙して押し寄せた一大イベントを知らない世代なんですね。

こうしてわずかな時間でしたが、子供の頃から大好きだった大阪万博・太陽の塔にまた会う事が出来て感激しました。

帰りに入り口近くの売店に寄って買ってきたお土産です。

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「黄金の顔」は、1970年当時、実際に頂部にある黄金の顔で使われていた鋼板で作られたものです。

1992年の改修の際に取り替えられた素材を使ったものなのです。

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売店のおばさんと話をしましたが、「太陽の塔は大阪の宝だからいつまでもこうして残しておきたいね」と言っていたのがとても印象的でした。

コメント

  1. まーくん さん へ、
    コメントありがとうございます。
    やはり身近に太陽の島のある大阪の方だと
    感じ方が違うのですね。
    小学生だった私にとっては、
    修学旅行よりもっと強烈で楽しかった思い出の場所です。
    今回、あそこに来られていた若い観光客の方は
    どんな思いで見上げていたんでしょうね。

    大猫 さん へ、
    えぇっと、出張の仕事はちゃんとやりましたヨ。
    あれは昼休みの時間ということで。。。(汗汗
    今回、あの太陽の塔の写真は
    あれもこれもいろんな角度から
    そして大きなサイズでお伝えしたかったので、
    いっぱいになりました。
    そんな時に限ってデジカメを持っていかなかったとは
    ブロガーの風上に置けませんね。

    DON さん へ、
    懐かしがっていただけましたか。
    写真はもっといっぱい(200枚くらい)撮りました。
    デジカメだったら、望遠やワイドも出来たのに、
    そしたらもっと細かくところまでご覧いただけたことでしょう。
    このきれいな状態を保つには、
    保護されている方の情熱が必要なんでしょうね。

    ばん さん へ、
    おひさしぶりです。
    私より若いんですもんね。
    大阪にお住まいだとそんなに行けたんですか。
    うらやましいなぁ。
    岡本太郎さんの太陽の塔は、
    子供には理解を超えていましたね。
    今回、モノレールの車窓から一部が見えた時
    子供の時、はじめて万博会場に近づいた時が
    思い起こされました。
    地下鉄が直通だったんですか。
    あのモノレールは当時とは違うんですか。
    車体のイメージは昔乗ったのと同じように感じました。
    ばんさんもいろいろと思い出してくれましたか。
    よかったぁ!

  2. ご無沙汰してます

    当時4年生だったのですが20回くらいは行きましたよ。
    子供心に太陽の塔が不気味だったことが懐かしいです。
    頻繁に車窓から見ますが、50才になった今でも感動的ですものね。

    当時、大阪の町は最高潮に盛り上がり、
    大人達の楽しそうな自信に満ちた顔が懐かしいです。
    こらからドンドン未来都市になっていくんだ!って本気で思ってましたから(^^;
    少し前の中国と同じだったのでしょうね。

    私の記憶の交通ネタですが、
    地下鉄は会場まで直通でした。
    閉会後、千里中央以降は廃線になり、ツーリングで写真を撮られた中国自動車道になっています。
    そうそう、会場の外周環状道路にモノレールがありましたね。
    乗られたモノレールは別のもので、
    最近(それでも20年位かな?)空港へのアクセスとして出来たものです。
    こちらも廃線になり、外周道路はカミナリ族のサーキットになり
    社会問題になった記憶があります。

    おかげで色々懐かしいことを思い出せました~

  3. 懐かしいですね。こうして観察するのは初めてです。
    長い間立っているので、当然メンテも必要ですよね。
    補修にもかなり金額がかかるでしょうね。

  4. 出張お疲れ様でございます。
    さすが私と違ってレポの完成度が半端ないですね(笑)
    ちなみに私も万博に行ったことないので、知識でしか
    万博を知りません(^O^)

  5. 初めましていつもブログは拝見してましたが本日の内容は大阪在住の私としましてはコメントせずにはおれませんでしたのでコメントしてみました。新大阪付近に住んでおります私としましては しょっちゅう見ている太陽の塔で 正直 特に思い入れもなく当たり前のように眺めておりましたが、そんな風に見ておられる方がいる事に嬉しく思いました。新たな気持ちでまた太陽の塔を眺めてみます。万博が開催してた時は私は小学1年生でございました…

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