シーシーバーの背もたれを改造

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タンデマーの妻より、「シーシーバーの背もたれが少し傾きすぎているので
もう少し厚みがあって、立っているほうが体重を預けやすそう」とのリクエストがありました。

seatback01.jpg

とりあえず、パソコンデスク用のクッションを三つ折にしてみたり(写真右側)、
車用の背もたれクッション(左上)の一部の中身を外してみたり(左下)
これをシーシーバーの背もたれに括り付けてみたりしてみました。
seatback04.jpg

0910backrest.jpg

やはりこんなものでも無いよりは、あった方が楽なようです。

そんなわけで早速カスタマイズ(自作?DIY?)です。

まずは一度今の背もたれを外します。
08FLSTCはシーシーバーの後ろからビス2本が見えます。
02.jpg”>seatback02.jpg

しかしこのビスを外しただけではまだ背もたれは取れません。
上のエンブレムの中にもビスがあるようです。
しかしこのエンブレムの取り付け方がわかりません。
ネジ留めなのか、テープか接着剤留めでしょうか。
すこし浮かせてみてどうやらプラスティックの支柱がはまっているだけとわかり、
自動車用の内装はがし具を使って慎重に外します。

seatback03.jpg

今回、背もたれの厚みと傾きを変えるために、以前タンデムシートの加工を行ったのと同じ、
レザーシートとクッション材を使います。
外した背もたれから型紙を取って、レザーとクッション材を切り取ります。
seatback05.jpg

取り付けは巾着型にして後ろで縛る形にします。
seatback06.jpg

中には背もたれと同型のクッション材と、上側を厚くして傾きを調整する硬さの異なるクッションを入れます。
写真には無いですが、実際は防水用のビニールシートを入れてクッションを保護します。
seatback07.jpg

出来上がった完成写真です。
seatback09.jpg

厚みと傾きは、一番上の写真と比べて見れば一目瞭然です。
背もたれ部がだいぶ垂直に近くなりました。
seatback08.jpg

後ろから見たところです。
紐で縛っているだけですので、中のスポンジの種類や位置、固さを変える事で
あとからでも調整する事が可能です。
seatback10.jpg

実際の乗り心地についえては次回のツーリングの時に検証します。

さて、実際に加工したあとでなにげなくハーレーのパーツカタログを見てみると、
「バックレストパッド」は14,000円程度なんですね。
それにツーリングファミリーのライダー用には「アジャスタブル・ライダーバックレスト」なる、
プッシュボタンで角度が5段階に変わるものまであるようです。
値段も76千円以上しますけどね。

今回、私は手持ちの材料だけで作りましたが、あらたに材料を購入したとしても、
レザーシート、クッション材、絞りヒモで1000円ちょっとあれば出来てしまいます。
それにやっぱりこうやって自分なりに作っている方が楽しいですね。

ここまでやってきて、タンデム側のポジションについては、
・シートの低反発素材追加による乗り心地改善
・フットペダルをフットボードに変更
・サイドにグリップバーを追加
そして、今回の背もたれ加工とフルカスタマイズです。
ライダー側はと言うと、、、、う~ん、何もやってないですね。
せめてグリップくらい、変えましょうかね。
でもこれは自作じゃ無理ですね。  ハハ(笑;

【追記】
 後日、この背もたれのデザインを少しだけ改良しました。
 背もたれ面にくるみボタンを付け、サイドに鋲を打ちました。

コメント

  1. 弾正さんへ、
    ライダーシートに座っているだけではわからないですが、
    やはりタンデマーの方は同じように感じているんですね。
    シーシーバーがあるだけましでしょうけど、
    ちょっと改造するだけでさらに座り心地が良くなるなら安上がりです。

  2. これは前々回のソフカスのときに同じようなことを言ってました。
    自作は難しいですけど次回のも同じようなことになるので参考にします。^^

  3. nakaさんへ、
    ありがとうございます。
    この生地は合成レザーなので、ホンモノの革に比べて
    はるかにやわらかいです。
    ですから普通の木綿糸で手縫いも出来ますし、
    今回のバックレストパッドやシートのようなものでも、
    家庭用ミシンの普通の糸でも十分縫う事が出来ますよ。
    ちなみにタンデムシートは昨年末からもう10ヶ月以上、
    毎週のように使用していますが、生地も縫い目も
    傷みはほとんどないですね。
    私がシート系には、多少の伸びがある事と加工のしやすさから
    本皮ではなく、合成レザーを使う事が多いですね。
    (本皮を使ったのは、サドルガードの耐熱カバーとタンデムステップの
     コンチョの飾りぐらいですね)

    あぜ道さんへ、
    あまり厚すぎるとライダーとの隙間が取れなくなりますので
    ほどほどがいいようです。
    傾斜角については個人の好みなので、
    妻の意見で決めました。
    カスタムされたものやオーダーしたシートは仕上がりもカッコいいですけど、
    実際に乗ってみて後で調整する事が出来ないですが、
    自作で試作しながら気に入るまで進めていけば
    満足出来るモノが出来ます。
    あとはいかにして少しでもカッコよく見せるか、ですね。
    テスト走行の結果、妻から「合格!、星三つです!」をもらいました(笑;
    あっ、それと妻はこのシート関連の改良をする前から、
    タンデムシートで寝てます。
    特に高速道路で寝られるのは心配なので、
    大人用のタンデムベルトが欲しいです(でもないんですよね、やっぱり)

  4. 流石ですね~

    随分、厚みも傾きも変わりましたね。(驚)

    しかも自作で作ってしまうなんて・・・凄い。

    実際に乗った時の奥様の感想が楽しみですね!

    でも快適過ぎて、後ろで寝てしまわないようにだけ

    注意しなければ・・・ですね。

  5. メカ好きさん。
    いつも感心してしまいます。

    そこで教えてください、レザー同士を縫い合わせるのは
    特殊な糸ですか。
    何か良い方法があればお願いします。
    今チョット工夫をしたいものがレザー同士なのですが何で
    縫ったら良いのか?です。

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