新日本海フェリーの新造船に乗って北海道ツーリングを計画

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1978年からバイクに乗り始めて39年、日本中を旅してきました。
その中でも青森から鹿児島までは中型バイク時代に野宿しながらの一人旅で、学生時代ということもあって2週間とか3週間との長期に渡って計画も立てずに自由に走り回っていました。
ただ北海道だけは、社会人になってから出張やレンタカーを借りての飛行機旅だけでバイクではなかなか走ることはありませんでした。

それでも50歳になった2008年にハーレーに乗り出した後、妻から「北海道ツーリングに行くなら今のうちだよ」と背中を押され、2012年の夏に初めて自分の愛車で北の大地に降り立ちました。
そしてその後、翌2013年にも再び北海道を訪れ2015年には飛行機&レンタカーでさらに昨年2016年にも北海道に渡り、この5年間で4回北海道を走って来ました。

バイクツーリングでの北海道に渡るのに使っていたのが、フェリーでした。
関東から北海道に向かうフェリーは、大洗から苫小牧へ行くか、新潟から小樽、苫小牧に行く便のどちらかになります。
我が家では関越道で新潟まで自走してそこから新日本海フェリーの新潟-小樽便に乗船するのが定番となっています。

その日本海フェリーですが今年から新造船が出来、就航することになりました。
3月には「らべんだあ」が、そして6月からもう一隻「あざれあ」がそれです。

今までのフェリーに比べ速度が早くなって乗っている時間が短くなりました。
これまでは新潟発は朝10時半発で小樽には翌朝の4時半着でしたが、これが11時45分発で到着は同じ4時半になりました。
帰りの小樽発は週一便あった日曜日の夜7時半発で翌日の午後3時半着でしたが、これからは夕方5時発で翌朝の9時着になりりますので、北海道最終日に回れる時間は今までより2時間半ほど短くなってしまいました。
新造船の客室としては大部屋が無くなりました。
風呂には露天風呂も出来たようです。


乗せられる乗用車の数は減ったようですが夏場の観光シーズンにはトラックのスペースに乗用車を乗せると思います。

そして今年2017年、再び北海道ツーリングを行くことが決まりました!!
というか、実はすでに泊まる宿だけ予約しちゃいました。
時期は7月のはじめで、今まではフェリー泊を含め5泊6日でしたが今年は一日追加して6泊7日です。
フェリーの予約は2ヶ月前からですから5月になってから、お盆時期はフェリー予約の争奪戦が繰り広げられますが私達が行く7月はじめならそれほどでもありません。

そんな北海道への玄関ルートとなるフェリー旅ですが、今まで行った時の写真で思い出してみます。
関越道から上信越道に入り新潟市内で高速道路を降ります。
北海道に渡った時は早朝でまだガソリンスタンドとかも空いていませんので、あらかじめ新潟市内でガソリンを満タンにしておきます。
フェリー港を目指して進みますが、この案内看板が見えると「ほんとに北海道に行くんだな」という実感がヒシヒシと湧いてきます。

そして港に着き、目の前にこれから乗船する巨大なフェリーが見えてくるとワクワク感は半端なくなります。

乗船待ちのバイクの列に並び、これから北海道に向かうほかのライダーさんとの話していてもウキウキです。

ちなみにこちらは帰りの小樽港での乗船待ち風景です。

小樽便は10時30分発ですがバイクのその一時間前の9時30分に、乗用車や旅客より先に乗船出来ます。

これがフェリーのチケットですが、乗船時にスタッフのハンディターミナルでQRコードをスキャンします。

乗船する時は一列に並んで待ちます。

でも時にはこんな雨降りの時もあります。

2016年に新潟から乗船した時は、準備するように言われた時は曇り空でしたが、レインウェアを着る間もなく突然豪雨になりしかもそのまま15分以上も乗船させてもらえず雨の中ずぶ濡れになって待っていたこともありました。
巨大なフェリーの船内に入り込んだ後は誘導された場所にバイクを停めます。
キャリアの上に載せた荷物やヘルメットは網棚の上に載せて置くことも出来ますが、私は客室まで持って上がりました。

停める場所はたいて船内の右側か船尾の壁際でした。

まだまだ続々とバイクの乗船が続きますが、7月はじめでこの状態なので8月に入ってからは大変そうですね。

まずは部屋に入って荷物を置いて一安心です。
行きは毎回デッキ付きの個室、デラックスAという部屋です。

デッキに出て日本海の大海原を眺めならの北海道限定ビールを飲む、コレ最高の北海道ツーリングのスタートの儀式ですね。

あるいは売店前のフロアでえだ豆やフランクで旅立ちの乾杯もいいですね。

新日本海フェリーの他の部屋を見てみます。
こちらは大部屋ですが、これが新造船からはなくなってしまうのでしょうね。

ツーリストS

上下二段ベッドが左右にある四人部屋。

こちらは完全個室の一人部屋です。

そしてこちらが2013年と2016年の帰りのフェリーで泊まったスイートです。
かなーりゆったりした部屋です。


なんと言ってもステキなのは、部屋にある海を見ながら入れるお風呂です。

船の先頭にある部屋です。

海水浴に行く海とは違い、海の色は吸い込まれそうな真っ青です。


フェリーにはライダーや自家用車、トラックの運転手だけではなくいろんな人が乗ってきます。
2012年には自衛隊の人達と一緒になりましたが、彼女達もそうです。

2013年には中学生の修学旅行生です。

フェリー旅が飛行機や列車の旅と大きく違うのは「お風呂に入れる」ことです。
上の新造船の写真にも露天風呂やサウナなども載せましたが、揺れる船内での大浴場も気持ちいいです。

長時間の船旅でのもう一つの楽しみは食事です。
新日本海フェリーはビュッフェ形式です。

好きなものをピックアップします。

このスープカレーは美味しかったのですが昨年には無くなってしまい残念です。

ちなみにスイートの部屋に宿泊すると専用のグリルの部屋で三食とも豪華な食事が付いているんです。
日本海に夕日が落ちていきます。

夜、同じ新日本海フェリーの小樽から南に向かう便とすれ違います。
お互い霧笛を鳴らして合図しあいマス。

いよいよフェリーが北海道、小樽港に近づいてきました。
早朝着なので朝日を浴びている様が、これから始まる北海道ツーリングを歓迎してくれているようです。

客室から車両庫に降り下船準備をして待ちます。
フェリーの大きく重たい扉があいて北海道の港を見せ始めるともうたまりませんね。

ライダーのすべてが早く降りたくてウズウズしています。

ここから北の大地を駆け巡る北海道ツーリングが始まります。
今年もそんな計画を練っている、この瞬間が最高です!

2016年ツーリング時の感動を一本の動画にまとめてYoutubeにアップしました。
小樽からオロロンラインで稚内、宗谷岬へ。オホーツク海沿いを南下してエサヌカ線、旭川では旭山動物園を見学して美瑛・富良野へ。その後ニセコから積丹半島を廻ってきました。
雨に降られた事もあったけど、北の大地と多くの人がいろんな出逢いをみせてくれました。


そして「北海道ツーリング2012総集編」

「ハーレーで行くタンデム北海道ツーリング2013~道東編」

コメント

  1. ziromei さんへ、
    今年で4回めのタンデム北海道ツーリングです。
    ziromeiさん達とは日程がズレているので
    向こうでお会いできず残念です。

    新日本海フェリーの二隻目のあざれあを含めた運行予定は
    まだ公開されていないので日程が組みにくいですね。

    道央もいいとこいっぱいありますよ。
    何度行っても楽しめるのが魅力ですね。

     

    TC さんへ、
    私も長年ライダーをやってきましたが、
    青森から鹿児島までは乗り始めた翌年には達成しましたが、
    北海道に渡るのに34年かかりました(苦笑;
    過去三回のタンデムツーリングでも
    十分北海道を楽しめましたが、
    素晴らしい道、ステキな景色、そして
    美味しいものの魅力満載なので今年も楽しみです。

  2. こんばんは。

    バイク乗りなら一度は行ってみたいと言われる北海道ですね。
    この記事を読ませてもらっただけでも興奮してきます。

    渡航はまだ先のことでしょうが、今から楽しみに待ってます!

  3. 北海道ツー、今年もメカ好きさんも行かれるようですね。
    オイラも今年も又、走りに行く予定です。
    新造船の情報も入手して、スケジュール調整しているところです。
    時期は昨年同様、7月20日辺りからになりそうです。

    今年のルートは昨年走ったところの良いとこ取りしながら、道央も走ってみたいと思います。
    カミさんもワクワク楽しみにしているようですし(汗

    今年もメカ好きさんのブログを教科書として、参考にさせていただきますね。

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