いつもハーレーに積んでいる車載工具とパーツはコレ!

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先日、ツーリング先で仲間のバイクにトラブルがあり、私が持っていた工具で応急処置をしてツーリングを続けた事がありました。
その時、「ずいぶんいろんな工具を積んでいるんだね」と言われましたので、今回は私がいつもハーレーに積んでいる車載工具を紹介します。
5年前にも一度紹介しましたが、その後内容が少し変わりましたので新しく書き直しました。

もともとハーレーには下の写真のような、かなり充実した車載工具が付属してきました。
いつもハーレーに積んでいる車載工具とパーツ

標準車載工具の中身は、
・ホイール用メガネレンチ
・モンキースパナ
・コンビネーションプライヤー
・+&-ドライバー
・インチサイズ、コンビネーションレンチ
・ヘックス・トルクスレンチ
・プラグソケット
・エアーゲージ
・小マイナスドライバー
・バッテリーターミナル用絶縁スパナ
そしてこれらを収納しているバッグと、車載用に小分けして使えるポーチが付属しています。

しかしこれをそのまま積んでいっても足りない工具も多いし携帯しやすいとも思えませんので、こちらは袋のまま自宅で整備する時に使っています。
今、いつも欠かさずバイクのサドルバッグにいれているのはこんな工具やパーツです。
写真上の20cm強の大きさの二つの袋に整備用の工具やパーツを入れているほかは、左下の「パンク修理剤」と右下の「ブースターケーブル」です。
いつもハーレーに積んでいる車載工具とパーツ

「パンク修理剤」は、ツーリング先でパンクした場合、現場でタイヤを外してリムからタイヤのビートを落としチューブを引き出して修理するなんて事がとても無理なハーレーのようなバイクには必須のものです。
タイヤ交換した際に、パンク予防剤を入れてはいますが万が一の際の応急処置用の「パンク修理剤」です。
一方の「ブースターケーブル」は、先日のバッテリー不調のような事があった時に、他車のバッテリーから救援してもらうために積んでいます。
昔はバッテリー上がりのクルマも多く、車内にブースターケーブルを積んでいる車も多かったのですが、バッテリー性能が向上した今、ケーブルを持っていないクルマの方が多いようなので、あらかじめ自分の方で用意しています。

そしてメインの「工具袋1」で、この中身が下の写真のものです。
いつもハーレーに積んでいる車載工具とパーツ

こちらは工具系のものが主に入っています。
メガネレンチの方がボルトの頭をなめなくていいのですが、ケーブルの調整などメガネが使えない場所もあるのでスパナを積んでいます。
サイズはインチ用のものとミリ用のものの両方です。
後付けのオプションや、国産メーカーのパーツ、それにハーレーでもバッテリーターミナルなどは国産と同じミリサイズのものが使われているので、両方持っています。
左上の小さく細いのは、リアブレーキパッドを交換する時に使うもので、これだけは六角でなく12角のメガネが必要です。
さらにパッドの固定ピンを回すのには頭の部分の厚みがネックになるので、グラインダーで削って薄くしてあります。
六角レンチとトルクスレンチはインチサイズのものを各種揃えています。
真ん中右よりの白いグリップは、+とマイナスのスタビタイプの差し替えドライバーです。
下のプラグは新品ではなく、以前使用していたものを予備として持っています。
後は、一番上の黒と肌色のものは、芯を抜いたガムテープ、その右の黒い半円計はカッター、下の丸いのはビニールテープ、右下の黒いのは結束バンド(ケーブルタイ)で、左の緑色のは締めた後でも開放(リリース)出来る、再利用タイプのものです。
これらを左の袋に入れています。

もう一つの方にはパーツ系のものを入れています。
いつもハーレーに積んでいる車載工具とパーツ

左上は自転車用ですが、転用可能なタイコ付きワイヤーです。
クラッチやアクセルケーブルの緊急代用に使います。
その下は、リアのブレーキパッドで、これも新品ではなくまだ少しパッドの残っているものです。
その右の「く見える」と書かれた箱の中には、H4タイプのヘッドライトバルブが緩衝材に巻かれて入っています。
これは新品のものです。
その上はインチサイズの各種ビス、ボルト系のものです。
右にあるのはミニナイフとマイナスドライバー、ハサミが付いたハーレーのミニツール付きカラビナ。
下のは、プラグのすき間ゲージと掃除用真ちゅうブラシのついた工具です。
そしてステンレス針金巻いたモノ。
右上の赤く光っているのは反射テープで、万が一テールの反射版が落ちて無くなった時のものです。
(実際にディーラーツーリングで、これを落として困っていた人がいました)
右上は、使う事はないでしょうけどパンク修理のパッチ、ゴム糊、紙やすりのセットです。
最後に右下にあるのが、プライヤーにもなるハンディーツールセットです。
これも下の袋に収納しています。

これらすべてで、その重量は2.4kgになりますが、ヘリテイジのサドルバッグには余裕で持ち運ぶ事が出来ます。
北海道ツーリングのように長距離、長期間のツーリングでも基本的にはこの装備程度のままで出かけてきました。
あと、追加するとなるとパンク時に短時間だけでもエアを充填出来るミニガスボンベくらいでしょうか。
でも常に入れっぱなしにしておくのは、真夏のツーリング時のサドルバッグの中だと高温にもあるので、高圧ガスボンベはキケンだと思います。
もちろんこれだけで、ツーリング先のトラブルすべてに対応出来る訳ではないですが、簡易的な応急処置は可能です。
今までにも、ツーリング先で使う事もありましたし、同行した他のメンバーやたまたまパーキングで出会った他の車両の修理のサポートに役立った事もあります。

皆さんはどんな車載工具を積んでツーリングをされているのか、興味がありますね。

コメント

  1. ほかのライダーの方の車載工具は
    とっても気になります。
    バイスプライヤーは、私も以前載せていました。
    レバーやペダルが折れたり曲がったときに、
    代用にもなって便利ですよね。
    予備ガソリンタンクも携行したいのですが、
    夏の暑い時に、マフラー上にくるサドルバッグでも大丈夫か、
    不安になります。
    以前、フォルクスワーゲン・ビートルに乗っていたときは、
    燃費が7km/lくらいでしたので、予備タンクを入れてました。

  2. 充実した車載工具ですね。とても参考になり、また楽しく読ませて頂きました。
    僕も出先での不測の事態を想定してある程度の工具は積んでいるのですが、メカ好きおじさんのように多くは持てません。何しろBuell12Scgはシート下にスペースが皆無なのです。仕方なく工具バッグを付けていますが容量に限りがあるので選択が難しいですね。僕がオススメなのはバイスプライヤーです。先端の細いもののの方が何かと使い勝手が良いです。あと、予備ガソリンタンク1Lを付けています。九州は阿蘇など山に入るとガソリンスタンドが無くて心細いので、保険の意味で付けています。
    お互いにこういうものを使わなくて良いように快適ツーリングしたいですね。

  3. それはずいぶんとラッキーですね。
    ノントラブルに越した事はありません。
    でも用心のためのツールは積んでいるんですね。

    かなり昔ですが、HONDAのホークで関西四国九州中国地方と
    回っていた時は、三週間で三回もパンクしました。
    自分でタイヤを外してパンク修理をしました。
    それに当時は携帯なんてない時代でしたから救援も呼べず、
    山奥からなんとか自力で人里まで自走出来るように応挙処置を
    する必要がありました。
    それに比べると今はいい時代になりましたね。

  4. 16才からオートバイ乗り始めて、ブランクもありましたが今に至るまで、実はノントラブルなんです。
    不動でレッカーはおろかパンクさえ経験ありません(笑)。 しかし工具は同じように純正車載工具とパンク修理剤、そしてブレーキとクラッチのレバー(純正)と交換時に必要なCリングプライヤーを積んでます。これは仲間のソフテイルが立ちゴケでレバーを折った時に役立ちました。電子スロットル以前なら大概合うのですね(^^)  ようするに私は走行が少ない分比例してトラブルも少ないということでしょうか(笑)

  5. なるほど、一緒のツーリングなら
    工具は共有出来るから便利ですね。
    私もサイソスタンドに敷くハーレーの丸いプレートも
    持っていますが、出先には木の板の方が気軽ですね。
    簡易ボディカバーは、泊のツーリングの時だけ持っていきます。
    今週末は関東地方も雨で走れません。

  6. 我が家は2台いつも一緒なので工具は一台分だけで済みます。
    プラグの予備やブースターケーブル、ブレーキランプにウインカー、フォグが付いているのでヘッドライトバルブは携帯していません。スタンドの下に敷く木の板と宿泊の時のバイクカバーは必須アイテムになっています。早く走りたいです(>_<)

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