家の断熱材のスタイロフォーム、ジオラマの素材としてもみんなが使ってますね。
以前これを使ったミニサイズで光るダンジョンのジオラマをつくったのでブログでも紹介します。
完成した作品がこちらです。 サイズは10cm角ほどです。
もともとこのLEDランプで光の色が刻々とかわるスタンドがあったのでこの上でなにか光らせたいな、どうせならダンジョンの光の帯みたいのがつくりたいと思ったのがきっかけです。
使う材料はこの暑さのスタイロフォームです。 表面の細かいでこぼこ加減は朽ちた感じを表現してくれます。
中央にLEDスタンドのランプ部分の穴を開けます。
ダンジョンの床と言えば石畳なので尖ったペンで適当に筋を引いていけばうまくいきます。
柱はボールペンで下書きをして、100均で買ったスチロールカッターでカットしていきます。 カッターでシャープにカットするより乱れていた方が味が出ます。
門のドアのへこみはカッターで薄く削ぎます。
つくった床と壁、柱のパーツです。 ミニサイズのジオラマはパーツが少なくて楽ですが、何を入れて何を削るかが考えどころです。
各パーツの接着はスチール専用の接着剤を使わないと溶けてしまいます。
壁の裏側もペンで筋をつけて表現しています。
塗装にはいります。
まずは溝やへこみの部分に濃いめの黒や焦げ茶を流し込んでおきます。
その上からアースカラーで全体を着色です。
たいまつは爪楊枝の先に綿を付けて色を塗りましたが、少し濃すぎたようです。
ダンジョンの必須アイテムと言えば宝箱でしょう。 これもスタイロフォームでつくります。
それらしく塗り分けておきます。 中身は金塊にしたかったのですがどう見ても砂金ですね。
着色したベースに宝箱を乗せ、適当に緑色のライケンを置いていきます。
さらに濃いめの緑の砂で苔を再現しています。
やはりスタイロフォームのざらざら感がいいですね。
三色LEDで色が変わるベースにはレンガ模様を印刷した紙を巻いておきます。
完成したミニ・ダンジョンをライトベースの上において光らせてみました。
すこしずつ色が変わっていて見ていて飽きないです。
柱や壁に色が映って幻想的です。
そのまま光らせていいですが、オーロラフィルムをクシャッとしてから筒状に丸めて載せるとぼんやりした光になってこれもいいですね。
さらに太めのガラス円柱を逆さまにして中にオーロラフィルムを仕込んでみました。
なんとか光の帯が登っていくふうに見えないでしょうか。
この光るLEDスタンドを使ったミニジオラマは二部作で、もう一つは「神秘の泉ふう」です。
次回はその制作工程も紹介します。
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