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北海道ツーリングの前にブレーキパッドを点検

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バイクを安全に走らせるのに一番たいせつなパーツ、それはブレーキだと思っています。
いくら早く走ることができても、スピードを落として安全に止まれなければ危険です。
6月に予定している北海道タンデムツーリングの前にリアブレーキパッドをチェックしておきました。
フロントブレーキの残厚は目視で確認します。
 
ハーレー、ソフテイルのリアブレーキは右側にあります。
点検、整備のためにはサドルバッグを外す必要があります。

ちなみに銀色のパイプはリアブレーキディスクを冷却する自作のエアインテークです。
ヘリテイジなどのハーレーだけでなく、リアに大きなサイドバッグを取り付けているバイクのブレーキは冷却のための放熱がバッグの影で風が当たりにくくなるため、場合によってはブレーキディスクが熱で変形してしまうことがあります。
私のハーレーも納車半年後の点検でディスクの変形が見つかり交換しました。
 
このエアインテークは強制的に前方から風を取り入れディスクに当てるためのものです。 こんな自作のものでも実際にデジタル温度センサーをブレーキに取り付けて走行したところ、一般道と高速道路で5度から10度の温度低下の効果が得られました。
 
ブレーキパッドの取り外しは通常ブレーキキャリパーを外して行うのが一般的ですが、私はキャリパーをフレームに付けたまま取り付けボルトを回してパッドを外すようにしています。
なんでそんな事をするかというと、ツーリングの出先で自分でブレーキパッドを交換することになった時、キャリパーを外すよりこのほうが手間が掛からず短時間で出来るからです。

狭い隙間に12角のレンチを差し込んで回せるようにレンチの頭を左のように薄く削って加工しています。

ブレーキパッドを外しました。

パッドの残りの厚さをデジタルデプスゲージで測定します。
厚いところでは3.3mm残っています。

一番薄いところを探して計測すると2mmちょっとですね。

ハーレーのマニュアルでは「ブレーキパッドの摩擦材の厚みが1.02mm以下になったら、ただちにパッドを交換してください」とあります。
このパッドの場合、1mm減るまでにだいたい1200kmから1400kmくらい走行できますので北海道ツーリングに行く前に交換したほうがよさそうです。
同じパッドの新品のものを測ってみると4mmほどありました。

最近はもっぱらこのデジタルデプスゲージを使っていますのでかなり精密に測ることができるようになりました。


以前はこんなタイプのものを使っていましたので精度は低かったですね。
高いものでないので一つ持っておくと、タイヤの残り溝の計測などいろいろに使えて便利です。

 
今回はこのブレーキパッドをそのまま組み付けます。
パッドの裏と固定ボルトにはスレッドコンパウンドを塗っておきます。

最重要保安部品なので何度も確認してしっかり取り付けます。

参考までに今使っているのはこちらの互換品のブレーキパッドです。

制動性能、耐久性、操作フィーリングなどこちらの純正品と遜色なくそれでいて価格は大きく違います。
もう10年以上、このタイプのものを使ってきましたが今まで一度もトラブルはありませんでした。

 
ところでこちらが常にハーレーに携行しているパーツと工具です。
前後の新品ブレーキパッドとプラグ、交換ワイヤーやヒューズなどです。
ネジの脱落も考えていくつかサイズの違うものも入れています。

工具はインチサイズとミリサイズのレンチ、六角です。 写真にはありませんがこのほかにモンキーレンチ、ニッパー、バイスレンチなども常備しています。

バッテリーあがりに対応するジャンプケーブルとチューブ入りタイヤ用の充填剤(写真の古くなったので新しいのに交換済みです)

 
最後に関係ないことですが、このバイクに使っているパーツのメッキについてです。
横に大きなバーはハーレーのもので16年経過していますがまだキラキラ光っています。
それに比べて斜めに取り付けている国産メーカーのタンデムグリップのメッキは錆びています。
やはりメッキで使っている液剤の違いでしょうか耐久性が違いますね。

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