北海道ツーリング2012 Vol7~糠平湖、ナイタイ高原、帯広

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三股山荘でお腹がいっぱいになった所で再び国道273号線を南下します。

北海道ツーリング

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走っている途中、左手に石組みのアーチ橋跡を見つけました。

 (※ 後で調べたら「第五音更川橋梁」らしいですね)

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この先には糠平湖の東側にある、時期により水没してしまうコンクリート製アーチ橋「タウシュベツ橋梁」が有名です。

前にも書きましたが、士幌線は帯広から糠平を経て十勝三股までの路線でした。

昭和31年に糠平ダムが出来、一部の線路が水没する事になったのでそれまで線路を糠平湖の西側にずらしました。

その古い方の路線に掛かっていたのが「タウシュベツ橋梁」です。

今見えているのは、路線変更された後のアーチ橋の跡になります。

妻は、マニアというほどではないですが多少は興味があり、こういう廃線跡として関東群馬の横川にあるレンガ造りのアーチ橋やその廃線跡も歩いた事があります。

今回もこのアーチ橋の先がどうなっているか気になって、北海道開発局の幌加除雪ステーションにバイクを停めて少し歩いてみました。

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先の方に小さく見えているのが、ヘルメットを被ってエアーバッグベストを着たままの妻の姿です。(置いてかないでくでぇ~~!)

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妻のほかにも二三人、同じように廃線マニアの方(?)が線路を撮っていました。

このあたりには幌加駅があったようで、その変遷を記したプレートが立てられていました。

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先には線路も残っています。

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さらに進むと、駅のプラットホームが現れました。

駅名表示板もあり、「ほろか」と書いてありました。

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この駅名表示板も先ほどのプレートも新しいもののようで、近年になってつけられたものみたいですね。

調べてみたら保存団体によって駅名標が設置されたそうです。

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調査(笑?)に満足してバイクに跨ります。

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さて、廃線跡、アーチ橋跡で有名な「タウシュベツ橋梁」ですが、結果的には見る事が出来ませんでした。

走っていると「500mタウシュベツ展望台」と「、「←タウシュベツ展望台」の看板はあったのですが、どこか駐車場でどこを歩いていくのかわからず、結局通り過ぎてしまいました。

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それでもさっきの幌加駅跡を見られただけで良しとしましょう。

そのかわりに、こんなものを見つけました。

「トロッコ エコレール」と書いてあります。

どうやら廃線になった線路の上を、手漕ぎか足漕ぎですすめるようです。

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ここの遊歩道も、以前の士幌線の線路に掛かるアーチ橋の跡でしょうか。

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糠平湖を堰きとめているダムの堤防までやってきました。

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ココ、プチ層雲峡って感じがしません?

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次なる見どころポイントは「ナイタイ高原牧場」です。

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2時過ぎ、到着です。

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ここは、公共の牧場としては東京ドーム358個分(1,700ha)という全く想像を超えた日本一広い牧場です。

標高約800mの牧場の一番高い場所には、ナイタイ高原レストハウスがあり、十勝平野から遠くの山々までが一望出来るそうです。

牧場に入るところの道には白い粉が撒かれており、出入りする車両の消毒を行い、狂牛病の予防に努めています。

そういえば宗谷丘陵などの牛舎があるわき道にも、やはり同様の白い粉が路面に撒かれていました。

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駐車スペースにバイクを停め、のんびり草を食む牛たちをのんびり眺めているのも癒されますね。

かなり近いところまで寄ってくるモノもいますし、遠くにかたまっている群れも見られます。

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ここで妻に走っているところをちょっとだけ撮影してもらいました。

残念ながら天気が曇りとはっきりしませんでしたけど、もし晴れて青空であったらなら、緑一色の広大な草原が素晴らしい景色を見せてくれていた事でしょう。

レストハウスでのソフトクリームも魅力的でしたが、今日はこれから別の場所でスイーツの予定なので先に進みます。

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途中二箇所ほど道の駅があります。

しっかりスタンプはもらってきましたよ。

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帯広市内に入りました。

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ホクレンフラッグも道東エリアの二個目をゲット!

道北は「青のオジロワシ」でしたが、今回は「緑のエゾシカ」でした。

二本のフラッグをリアの荷物の左右に挿して走ります。

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目指すは北海道スイーツのメッカ「六花亭本店」です。

以前レンタカーで走った時には、ここのほかに「柳月スイートピアガーデン」や「白い恋人ミュージアム」なども廻りました。

その中でも今回は「六花亭本店」でのリピーターです。

前回はお店の場所や駐車場が見つからずウロウロしてしまいましたが、さすがに今回は二回目、事前にお店裏にある駐車場の場所までしっかりナビに登録してあったので、3時半過ぎ、迷わず辿り着く事が出来ました。

駐車場の一部がバイク置き場になっているようですが、そこには木の板が何枚か置いてあり、「バイクスタンドの下に敷いてください」とありました。

ライダーの来店も増え、アスファルトの駐車場がサイドスタンドで凹みが出来たからでしょうか。

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二階の喫茶ルームに直行します。

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妻が頼んだのはパフェとショートケーキ、私はド定番の「賞味期限3時間」で有名なサクサクパイとアーモンドドリンクです。

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とってもおいしいのは当然ですが、それがかなりお安く頂けるのがいいですね。

トイレもとてもオシャレでした。

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ここのスイーツが食べたくて、わざわざルートの中に帯広市街を入れた甲斐がありました。

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さて、満足したので後はホテルを目指すだけです。

今晩の宿は以前にも泊まったことのある、サホロリゾートです。

このあたりのリゾートホテルとしては、他に雲海テラスで有名な星野リゾートトマムがあります。

雲海が見たくてこちらに泊まる事も検討したのですが、なにぶんにも客室数が数百もあり、あまりに大きすぎるので、ツーリングの疲れを癒す宿としては不適格と判断しました。

泊まったサホロリゾートには、放し飼いのヒグマを専用バスや徒歩で観察出来る「ベアーマウンテン」や近くの湖で「カヌー体験」も出来るのですが、いずれも前回泊まった時に体験しています。

今回は着いたの遅いし、朝もそんな時間的な余裕もないのでそういう体験ツアーオプションは申し込みませんでした。

それにツーリングで疲れた体にカヌーはヘビーでしょうね。

バイクの方は、普段使っていない北エントランスの屋根付きの場所に停めさせてもらいました。

ここまで走ってきてカウリングにはかなり虫の死骸がびっしり付いていました。

近くのホテル送迎車の洗車用の水道を借りて、フェアリングの汚れを落としておきました。

またすぐに汚れてしまうと思いますが、それでも長く放置しておくよりはいいでしょう。

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部屋に荷物を置いたらやっぱりまずはお風呂です。

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のんびり入っていたら後から大勢やってきました。

話しかけてみると北海道の会社の団体で来ているそうでした。

食事の方は洋食と和食を選べるので、まよわずフレンチのフルコースを頼みました。

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 富良野“高田農園”のペティトマトと生ハムのカプレーゼ風
 十勝産、コーンの冷製スープ 冷たいコンソメを浮かせて
 魚介類のクリーム煮、パートフィロ添え
 牛ヒレのステーキ、グリーンマスタードのソース
 季節のサラダ
 自家製パン
 パティシェ特製デザート
 コーヒー

北海道では海鮮系の食事が多かったのですが、ここに来てサロマ湖リゾート、三股山荘、そしてこちらと、立て続け手に牛肉をいただいています。

あれだけ牧場があって牛がいっぱいいる北海道ですから、牛肉がおいしくない訳ないですよね。

今日は七夕。

一年に一度の遠距離恋愛のカップルのデートは、雲がいっぱい広がったサホロの空では叶えられなかったようです。

満天の星空を期待していた私達もちょっぴり残念です。

前回泊まった時といい、どうもここのホテルでは天候にはあまり恵まれないようです。

いよいよ明日は北海道を走る最終日になります。

富良野、美瑛と廻りますが天気がいいといいですね。

 (本日の走行距離:314km)

 
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コメント

  1. Yasai さん へ、
    わざわざありがとうございます。
    やはり一度は行ってみたいです。
    今回はいろいろと余裕がなかったですが、
    次回、行く機会があればもっと楽しみたいです。

  2. ご無沙汰しております。
    かなり時間がたってしまいましたが、タウシュベツ橋梁の駐車場付近の写真をブログに貼ってみましたので参考にしていただければ幸いです。
    自分が行ったときには二輪四輪ともに結構停まってましたので、今回は行き過ぎることはありませんでした(笑

  3. Yasai さん へ、
    情報、ありがとうございます。
    やっぱりあそこの場所でいいんですよね?
    でもクルマやバイクを停められるほどのスペースはあったかなぁ?
    けもの道を歩くというのは聞いていたんですが、
    もともとの駐車スペースがわかりませんでした。
    でもかなり遠いところから見るんですよね。
    今回は、第五音更川橋梁やほろか駅跡を見られたので満足しました。
    利尻からだとちょっとありますね。

  4. タウシュベツ橋梁ですが、確かにわかりづらいですね、去年行った時は一度通り過ぎて戻りました…
    写真に写っている看板のところ、路肩が少し広くなって、緑のシートが張ってあったかと思いますが、そこが駐車場です、そこからけもの道が200メートルくらい延びて湖畔に行くようになっています…バイクだと倒れるんじゃないかと不安になりました…自分の時は雨だったので…

  5. naka さん へ、
    終わってみれば、
    あっと言う間に走り抜けた北海道でした。
    準備期間中にネットや情報誌でいろいろ調べていたので
    どこの風景もとっても馴染み深い気がしました。
    今回の走行は、1日MAXで350キロ程度に抑えましたので
    そこそこ写真を撮ったり、寄り道する時間もありましたヨ。

    DON さん へ、
    そうですね。
    晴れていればナイタイ高原も
    もっと違った印象になったかと思います。
    でも最初の計画には廻る予定を入れていなかったので、
    走ったというだけでもいいかなと思っています。
    六花亭のお仕事もされた事があるんですね。
    コチラにいる時は、デパートの北海道フェアで
    マルセイ・バターサンドをよく食べています。

  6. ナイタイ高原、少し残念でしたね。
    道央付近は雨や曇天の日でしたが、雨でなく良かったです。
    六花亭!ずっと昔ですが、チラシや包装紙などの仕事をさせてもらった会社です。
    外人さんや若いスタッフの方が多くて、とても気さくな社員さんでしたね!
    いよいよ、北海道も最終日ですか・・・・

  7. いよいよ最終日に近づきましたか。
    1日300㎞前後ってちょうどの距離だと思いますがいかがでしたか?

    それにしても北海道はどこをとっても絵になりますね。(^^)

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