久しぶりに燻製づくり

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少し前の記事で、私はケーキはもちろん、料理もほとんど出来ない事を書きました。

でも唯一出来る、というか趣味でやるのが「スモーク、燻製づくり」です。

売っている燻製製品を買うより、自分で作ったほうが香りも味も全然違います。

今回、久しぶりに燻製づくりをしました。

 

やった事のある方ならおわかりでしょうけど、燻製は一日とかでは出来ません。

下ごしらえをした後、香辛料をなじませるのに1週間以上掛かります。

だから実際にスモークをやる前の週には、材料を手配して準備する必要があります。

 

今回やった燻製は、ベーコンとチーズ、それにちくわです。

ベーコンの材料となる豚バラ肉は、いいお肉で鮮度の新しいものを選んだ方がおいしくできあがります。

どうせ燻製してしまうのだから安いお肉でも同じでは?と思って前回やった時は、肉のうまみが全然違っておいしくできませんでした。

燻製でベーコンづくり
 

1週間以上肉を寝かせるので、雑菌が繁殖しないよう手をよく洗っておきます。

下味がよく染み込むようにフォークで穴を開けておきます。

肉のスジ切りがあればそちらの方が便利でしょう。

燻製でベーコンづくり
 

塩、三温糖、ブラックペッパー、にんにく、ローリエの葉、お酒など自分流にアレンジした調味料を用意して肉によく刷り込みます。

燻製でベーコンづくり
 

燻製でベーコンづくり
 

ローリエの葉やお酒と一緒にジプロックなどの密閉袋に入れ、出来るだけ空気を抜いて冷蔵庫で1週間ほど寝かします。

この間、1日に一度は軽くもんで上下を入れ替えてまんべん無くなるようにします。

燻製でベーコンづくり
 

1週間ほど経ったらボウルにあけ、香辛料を落とし流水を流したり水替えをしながら塩抜きをします。

燻製でベーコンづくり
 

2、3時間塩抜きをしたら水分を飛ばすために乾燥させます。

乾燥が十分でないと燻製が進まず、中まで色が付きにくくなります。

 

チーズは市販のブロックチーズを使用、ちくわもそのままカットするだけです。

燻製でベーコンづくり
 

これがわがやの燻製器です。

ホームセンターで1000円程度で購入したもので段ボール製の本体ですが、もう何度も利用していますがまだ十分使えます。

燻製でベーコンづくり
 

横に刺した棒に、ステンレスの針金を刺した肉を吊します。

底にはアルミホイルの皿にスモークチッブを入れていぶします。

燻製でベーコンづくり
 

上の段の金網を置き、チーズとちくわをそのまま乗せます。

燻製でベーコンづくり
 

市販のスモークチップのスティックを使います。

私はヒッコリーが好きでよく使いますが、これは使う食材や好みで選べばいいでしょう。

そのままだと大きいのと使う燻製BOXの高さがあまりないので、スティックを暑さ2cmくらいにカットして横に置いて火を付けます。

燻製でベーコンづくり
 

上のすき間から漏れてくる煙の量をチェックします。

燻製でベーコンづくり
 

1時間半ほどでこのくらい色が付きます。

燻製でベーコンづくり
 

2時間ほどでこんな感じなので、チーズとちくわは完成です。

燻製でベーコンづくり
 

皿に移しましたがとってもおいしそうです。

味見でつまんでみましたが最高です。 ビールが欲しくなります。

作り方の本では「燻製してすぐ食べるのではなく、1、2時間場合にはよって一晩おいた方が煙りが落ち着き味もおいしくなる」とありますが、私は出来たての暖かいこの状態が一番おいしいと思います。

燻製でベーコンづくり
 

 

ベーコンの肉の方は、庫内の温度は60度以上を保ちさらに3時間、合計5時間ほど燻製を続けます。

燻製でベーコンづくり
 

燻製している間、実はずっと燻製機のそばについています。

火を使っているので火災の心配があるのと、煙と木の燃えるにおいで近所から火事ではないかと心配されないためです。

だから午後遅くなってから燻製作りを始めると完成する頃には外がまっくらになってしまいます。

 

今回、吊してある肉の色づきがあまり進まないようでした。

燻製でベーコンづくり
 

実は、塩抜きしたあとの水分を十分飛ばさず乾燥がちゃんと出来ていなかったので色づきと燻製が進まなかったようで、反省材料です。

吊すのをやめ、煙がたまる上の金網に肉を乗せました。

燻製でベーコンづくり
 

 

一応、5時間ほどで完成しました。

燻製でベーコンづくり
 

これも時間をおいた方がいいのですが、待ちきれずに野菜と一緒にたべてみました。

うーーん、ビールに合うぅ!!

燻製でベーコンづくり
 

ちょっと燻製が十分でなかったようですが、それでも市販のものよりはるかにおいしいです。

でも実は、塩抜きも十分でなかったようでちょっと塩っぱかったのはナイショです(笑;

 

残った分は翌日にポトフにしておいしくいただきました。

濃かった塩分はスープの中に染み出ていい具合に味がついてちょうどいいあんばいに出来ました。

味が濃い時にはこの方法はお勧めですね。

今度やるときはレシピに沿ってもっとおいしく出来るといいですね。

燻製器もそろそろ新しいものに買い換えようかな。

 

  

コメント

  1. teruchan さんへ、
    売ってるものとは全く別モノの
    あの独特の香りと色が食欲をそそります。
    下準備がいらなくて1、2時間で出来てしまうものもありますが、
    じっくり手間暇掛けて作ったベーコンのおいしさは格別ですよ。
    やってる最中もついつい出来映えがみたくて開けちゃいます。

  2. うわぁー(≧▽≦)美味しそう!!燻製ダイスキ!手間かかりますね!
    でも、その分だけ絶対美味しいですよね。
    色の変化して行く様がたまりませんね(о´∀`о)

  3. DON さんへ、
    燻製もそんなに失敗なくできるので気に入ってます。
    でも住宅密集地だと、煙とにおいは気になります。
    やはりキャンプやBBQの時にやるのがいいかもしれませんね。
    ベーコンをやるなら5時間程度は必要なので、
    かなり時間の余裕のある泊まりのキャンプか、
    早朝からのBBQの時がいいですね。

  4. ヒトミン さんへ、
    そうですか、いよいよ「いざ、北海道!」なんですね。
    計画立ててる今が一番盛り上がるときかも。

    昨年、一昨年と北海道タンデムツーリングに行った時の計画ですが、
    まず日程は仕事が何日休めるかで6日に決定。
    自分でバイクで走りたいのでフェリー利用、
    北海道には早朝着、夕方発にしてめいっぱい走り回りたいので、
    新潟-小樽便で帰りは日曜発に決定しました。
    北海道には四日間走れる訳ですが、
    最初の年は、北海道ツーリングの醍醐味を味わえるポイントを
    出来るだけ多く押さえたかったのでそれを考慮してルートを決めました。
    ・オロロン街道(オトンルイの風車)から最北端の宗谷岬はぜったい!
    ・人気のエサヌカ線は走りたい
    ・美瑛、富良野もバイクで走りたい
    こんなところを網羅して道北、道央ルートを決めました。
    さすがに四日では道東は無理だったので、翌年に
    ・美幌峠
    ・網走カニ三昧、
    ・知床半島クルーズと五湖、知床横断道路
    ・野付半島
    ・厚岸の生カキ
    を回る道東ルートにしました。
    北海道を6日間くらい走れれば、道北から道央まで回るのも可能かと思います。
    私も初日にタンデムで観光しながら500km近く走りました。
    見たい場所、走りたい場所は、ほかの方のツーレポと写真を参考にしました。
    ガイドブックよりブログなどのネット情報の方が役に立ちました。
    泊まる場所は、昔青森から鹿児島まで回っていた頃は、
    野宿メインでしたが、さすがに20代の学生だったから出来たので
    今でもソロだったらライハなどでもいいかなと思いますが、
    さすがに50代の夫婦なのでルートを決めてから
    事前にホテルを予約しておきました。
    おすすめのサイトですか?
    ずばり「メカ好きおじさんのバイクと趣味に生きる」
    北海道ツーリングレポート2012年版と2013年版です(爆笑;

  5. 美味しそうです(^^)v
    ハーレー仲間から以前いただいて、とても美味しく頂きました。
    自分で作るのはアパートなので無理ですが、機会があれば挑戦してみたいです!(^^)!

  6. これおいしそうですね~!( ̄¬ ̄*)じゅるぅうううう
    しかもそんな便利なボックスがあるなんて!
    やってみたいけど、ビルの林立した場所のベランダでやってたら通報されそうなレベルですねw

    さて、いよいよフェリーの予約時期間際になってきたので、
    メカ好きおじさんの北海道ツーレポを参考にあれこれ妄想しているのですが、
    頭から煙が出そうですwww
    欲張りすぎてるんですよねぇ~。
    オロロンラインは行きたいわ、釧路は行きたいわ、富良野・美瑛は外せないわwww
    絶景はみたいわ、絶景道は走りたいわ、うまいものは食いたいわwww
    宿泊するところは事前に決めていってたのですか?
    初めて行ったときのルートとかは何かを参考に決められたのですか?

    おススメのサイトとか本とかあったら教えてください~!

  7. イサカ さんへ、
    しばらくやっていないと、
    無償に燻製づくりがやってみたくなります。
    あの香ばしい香りが食欲をそそります。
    出来上がってしばらく置くというのが
    待ちきれず、すぐに食べたくなります。
    キャンプでやるのが、煙や火の番も含めていいですね。
    たき火を囲んでウイスキーで燻製をいただく、
    至極の時です。

  8. 燻製はいいですよね。
    余り時間をかけすぎると味が渋くなるので、少し足りないぐらいが丁度良いと思います。
    私の場合は、キャンプ場へ行った時、着いた時にセットして、夕方頂くというのが定番でした。
    比較的時間をかけた冷燻が多かったかな。
    どちらにしても下準備は重要ですね。

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