ビーナスラインと嬬恋パノラマライン南ルートを満喫したツーリング(後編)

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前編からの続きです。

本当は昨日のウチにアップする予定でしたが、日曜日もプチツーに行ってしまいましたので公開が遅れました。

今回もまた写真がいっぱいになります。

1000枚近い写真を撮ってきれいな写真が多かったので、アレも載せたいコレは外せないと欲張ってしまいました。

ビーナスラインの八島湿原、三峰茶屋と見たあとでさらに先へ進みます。

この青い空と白い雲そしてビロードの山肌を眺めながらのツーリングは気分最高です。


 


 

こんなところでも工事による片側交互通行の場所がありました。

早朝ならいいですが、昼間の時間帯だと渋滞必至ですね。


 

山本小屋の看板が見えてきました。


 

時刻は9時、山本小屋のふる里館に着きました。

ここには宿泊施設もあり、駐車場もけっこうな数のクルマが停まっていました・

山本小屋はさらにこの先の道を行ったところにも別の美ケ原高原ホテル山本小屋があります。


 

バイクはまだ2、3台だけでした。

ここからも天気が良ければ富士山が見えるはずですが、今日は無理なようです。


 

山本小屋のすぐ脇にある遊歩道を上っていけば牛伏山に登れます。

以前ここに来た時はまっすぐな道を進んで美しの塔に向かいましたが、最近は少しだけですが山登りが出来るコチラのコースを歩く事が多くなりました。


 

ライディング用の革ブーツでも、ジャケットを脱いでTシャツ一枚で登れば十分に歩ける程度の軽いハイクです。

天気がいいとついつい登ってみたくなります。


 

少し登ったところで先ほどの駐車場と美ケ原高原ホテル山本小屋が見えてきます。


 

名前は分からないですがこんな小さな花が登っていくのを応援してくれます。


 

雪を抱いた北アルプスの山々が見えています。


 


 

だいぶ登ってきました。

まだ日帰りのハイカーもそう多くは来ていないのですれ違う人も数人です。


 

上の写真の右端の山頂に見えるのは王ケ頭ホテルと長野県のテレビやラジオ放送や防災行政無線などの中継所などのアンテナ群です。

望遠レンズで撮ってみました。


 

これだけ登ってきても、気温も24、5度ですが湿度が低いためか汗もそんなにかかず、風が心地よいです。


 

標高1,989mの牛伏山の頂上に到着です。

ここまでの所用時間は10分ほどです。

写真をいっぱい撮りながらだったので、登るだけならもっと早く着いたと思います。


 

ちょっとした山ですが、周囲の景色は絶景で登った感があり満足です。


 

ホテルの右上には美しの塔、そしてたくさんの牛たちが自由に放牧されています。


 

山頂にはお二人ほど来られていました。

そのウチのお一人、BMWのジャケットの方にシャッターを押していただきました。


 

その方と色々とお話をしていると、「先ほど富士見の駐車場で自転車に乗った男女お二人に話しをされていませんでしたか?」と聞かれました。

どうやら皆さんはこの地元のお知り合いの方で、「早朝出てきたハーレー乗りの方が、朝は雨だったけどコチラはこんなに晴れてよかった」と聞いていたそうです。

BMWライダーの方もおっしゃっていましたが、こうして山頂から周囲の風景を眺めて写真におさめるには、雲一つない青空より少しだけ白い雲があった方がステキですね。


 


 

そういえば、この美ヶ原高原周辺には高い木が少なく、広大な草原が広がっているのが不思議でしたが、この説明板で納得しました。


 

あまりに景色が良くて風も気持ちいいので30分近くのんびりしていました。

段々上ってくる方が増えてきました。


 


 

下りも写真を撮りながらだったので登りと同じくらい時間が掛かってしまいました。


 

山本小屋の売店に入ってみました。

左側が宿泊施設の入り口です。


 

看板に誘われてこけももソフトを味わってみました。

体の中からクールダウン出来て最高です。

これ、350円の大の他に210円の小もあったと知ったのは食べた後でした。


 

そういえば、ここ山本小屋と前編に書いた三峰茶屋のトイレはどちらも有料(100円)になります。

水道が来ていないので水が貴重で処理費用の負担が必要なのです。

無料でトイレを利用したい方は、霧の駅かこの先の道の駅美ヶ原高原美術館を利用された方がいいですね。

さてそろそろ出発します。

次の目的地は道の駅美ヶ原高原美術館です。

途中で全体を眺められる場所にバイクを停めて撮影します。


 

10時到着、天気がいいので関東各地や中部からも多くのバイクが来ていました。

中には高知ナンバーのエストレアの方もいました。


 

標高2000mの日本一高い場所にある道の駅の屋外展望テラスからの風景です。


 


 


 

早朝だとここからも周囲の山々を覆う雲海が見られます。


 


 

まだまだ先は長いので出発します。

この先には白樺平があります。

ここも絶好の撮影スポットです。


 


 

しかし、同じ高原ルートの志賀草津道路に比べると路面の荒れはこちらの方が酷いですね。

特に霧の駅から先はかなり荒れています。


 

下りきった武石茶屋で少し休憩します。


 

ここまで降りてくるとさすがに暑さが応えます。

先ほどまでの高原の涼しさは一変、気温もぐんぐん上がってきました。


 

それでも走り出してしまえばこんな里山の風景も好きです。


 

この先は上田、菅平を抜けて田代湖方面に向かい、嬬恋パノラマライン南ルートを目指します。

途中でガソリン補給です。

そういえばいつもこのガソリンスタンドで給油しています。

会員登録してあるSPEEDPASSが使えるセルフ式なので気に入っています。

でもハイオク181円はウチの地元より12円も高いですね。

ここまでの燃費は20km/lほどだったようです。

後半はアップダウンのある山道だったのも燃費が伸びなかった原因でしょう。


 

12時10分、いよいよ嬬恋パノラマライン南ルートに入りました。

この道は西は嬬恋村の国道144号線、新鹿沢温泉から東は県道235号線のパルコール嬬恋ゴルフコースに抜ける全長9.8kmの広域農道です。

周囲は開けた高原キャベツの畑が広がっています。

西の端の国道144号線を北上すると、嬬恋パノラマラインの北ルートにつながっていますが、こちらは先月志賀草津道路と一緒に走ってきたばかりです。


 

農道に入ったところで自宅で留守番の妻から電話が入ったのでバイクを停めます。


 

クルマと違って開放されたバイクだと、高原キャベツの香りが広がってきます。


 


 

これは「キャベツ畑によるパッチワークの丘」です。


 

ここはまだあまりドライブルートとしてはそんなに知られていないので、通るのは地元の仕事のクルマかツーリングライダーがほとんどです。


 


 

今度の「プチジェットコースターの坂」。

気分はもう北海道!


 

10km弱と割と短めのルートなのでゆっくり景色を眺めながら流し、写真を撮りながらでも20分ほどで通過しました。

ここからは県道235号線に入り鬼押ハイウェーと交差して北軽井沢の別荘地を抜けハレニレテラスの横を通過します。

時刻はお昼を少し過ぎた1時少し前でした。

こちらは観光のクルマがいっぱい来ていました。

写真の赤丸の女性はヒッチハイクをしていました。


 

中軽井沢から市街を抜け上信越道に向かいます。


 

関越道を降りて軽井沢アウトレットに向かうクルマは結構並んでいましたね。

私は反対方向なのですいてる道を快調に流します。


 

上信越道に入って横川SAに入ります。

かなり気温も上がってきて35度を超えています。

遅くなりましたがここで簡単に昼食にします。

ソロツーだとそれほど食べ物にはこだわりがないので簡単なもので済ませてしまいます。


 

関越道に入ると多少クルマは増えたものの渋滞はありません。

ミーティグ帰りでしょうか、キャンプグッズ満載のハーレーの集団が飛んでいきました。


 

それにしても気温はぐんぐん上がり38度近くになっています。


 

3時過ぎ、無事自宅に到着です。

今回のツーリングは走行距離約480km、全所用時間11時間半でした。

帰宅前にガソリンを満タンにして、朝の雨や虫がいっぱい付いたバイクを洗車してやります。

 

出発するときは雨で気持ちが萎えてしまいましたが、途中からは晴、快晴といってもいいくらいにすばらしい青空のもと、気持ちよく走れて大満足です。

今回は、

 ・八ヶ岳エコーライン

 ・大門街道

 ・ビーナスライン

 ・嬬恋パノラマライン南ルート

とかなり欲張ったルート設定でしたが、渋滞は上田市街くらいであとはまったくのマイペースで走れました。

途中、何度もピースサインを出しましたが返答率は7、8割と結構高かったと思います。

これからますます暑い季節になりますが、やはり高原ルートのツーリングはやめられませんね。

 

※ 追伸
   ツーリングから帰ってきた翌日、体重を量ってみたら「1キロ」やせていました!
   バイクで走るのは思った以上に運動になっているし、暑くて汗もかき、しかもソロツーだと昼食もごく軽いものにした結果だと思います。

※ 追伸の追伸
   その翌日、体重は0.3キロ戻っていました。
   はかない夏の夢物語でした。

 

 ※ 今回のツーリングルートの全体像です。

   中央道から上信越道までぐるっと一回りしています。


 

コメント

  1. DON さんへ、
    関東の、いえ本州でも屈指の高原ツーリングルートの
    ビーナスラインは何回走ってもとてもエキサイティングです。
    でも週末や夏休みはとても混んで
    クルマが数珠つなぎになる事が多いので
    早朝出発、朝到着で空いている時に
    のんびりマイペースで流すのが最高です。

    北海道も三連休は天気が厳しそうですか。
    さすがに雨の中のツーリングは気が重いですね。

     

    ウシ子 さんへ、
    日帰りコースなので、ネットの天気予報とにらめっこで、
    走るかどうかを直前ギリギリに決めています。
    今回、出発時の雨は半分想定内、半分「エエーー!?」でしたが、
    その後は絶対晴れる!と信じて出発してよかったです。
    牛伏山は10分足らずで登れる割りに、
    絶景が眺められるのでおすすめです。
    嬬恋パノラマライン南ルートは、
    ウシ子さんのブログで紹介されていたので
    走りたくなって、これも前日夜に急遽ルートに追加しました。

  2. いいですね~、青い空の下、駆け抜けるビーナスと嬬恋パノラマライン♪
    どちらも見覚えのある景色で、さらにメカ好きおじさんの写真がとても素敵なので
    またまた楽しませていただきました
    ビーナスラインの山本小屋と牛伏山はまだ行ったことがないんです
    今度行きたいな、って思ってた矢先に詳しいレポ、有難うございました(^^)
    ウシ子としてはやはりココは抑えないと~(笑)
    行くときは雨だったんですね・・・、でも先を読んで出発されたのは正解でしたね!

  3. 良い思い出が!
    北海道と違うのは色々とあるとは思いますが、バイクは走らせないとダメなんですよね!
    今週末の北海道は下り坂!
    我が家もどうしようかと悩んでいます(^_^;)

  4. ziromei さんへ、
    妻からも「ビーナスラインって、そんなに何回も
    朝早くから走ってどこがいいの?」と言われますが、
    ライダーとしてはあの景色の中、それもクルマが少ない時間帯に
    気持ちよく走れる快感を味わったらリピーターになっちゃいますね。
    私は景色を堪能しながらのんびり流すのが好きです。

    写真をお褒めいただきありがとうございます。
    今回も走りながら用のコンデジと本気撮影のデジ一の二台です。
    コンデジは雨の中でも撮れ、レンズ繰り出しでない起動時間の短い、
    オリンパスのTG620という機種を使っています。
    デジ一も初心者向けの超コンパクトのCanon EOS kiss X7に
    18-200mm高倍率レンズにPLフィルターを使っています。
    500kmのロングツーリング中に1000枚の撮影ですから
    いちいち絞りなどの設定を細かくやっていられませんので
    全部フルオートのカメラ任せです。

  5. いや~、何回訪れてもいい所ですよね。

    景色、走り、食べ物… どれをとっても最高な気持になりますよね。

    オイラはf6でついつい、ブリブリと走っちゃいますが(汗
    ハレでマタ~リ走りに出かけたいです♪

    にしても、メカ好きさんの写真、綺麗ですねー。
    写す腕前もプロ並なんですね。

    オイラみたいなズボラなやつでも、簡単に綺麗に取れそうな機種ってありますかね?
    スマホや携帯すら使いこなせないんで、超簡単なレベルな物で(笑
    最近、物色中なんです。

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