北海道ツーレポNo10ベア・マウンテンでヒグマに会う

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奥さんとタンデムで行く北海道ツーリング5日目の7月12日です。
今日も朝から天気がいいですね。

以前ここに泊まっていた時は、たいてい朝は霧があってバイクは夜露に濡れていたのでバイクカバーが活躍していましたが、今日はカラッと晴れ渡っています。

朝もしっかり朝食をいただいた後、出発の準備をしています。
えっ、クマが写っている? それは。。。

この日は出発前の計画ではサホロから支笏湖まで走りカヌーに乗る予定でした。 最大深度360mで日本最北の不凍湖の支笏湖は、水質ランキングでもトップクラスで支笏湖ブルーと言われるその透明度から、カヌーに乗っていても浮いているように見えるそうです。 ガイドブックにもたびたび登場していたのでぜひ体験したいと思っていました。

予約と数日前からの雨で湖の透明度がどうなのか知りたかったので、数日前から体験カヌーを運営しているところに電話を掛けていましたが、時間帯を代えて何度掛けても一向に繋がりませんでした。 せっかく行っても予約外で乗れなかったら無駄になってしまいますので残念ですが諦めざるを得ませんでした。

代わりに泊まっていたサホロリゾートのすぐ近くにある「ベア・マウンテン」に行くことにしました。
ここは北海道に生息するエゾヒグマを一定の囲われた自然の中で放し飼いにしてそれをバスや徒歩で見学して回ることの出来る施設です。 北海道でヒグマを見る施設としては登別のクマ牧場が有名ですが、あちらは熊たちは檻の中ですがこちらは自然のままなのでもっとのんびりしています。

バイクでほんの数分も走らないうちに到着です。

天気が少し曇り空になってきました。 まあ歩いて回ることもあるので暑すぎないからかえって好都合でしょう。

徒歩だけのコースもありますがせっかくなのでバスで回れるセット券を購入して熊の剥製の前でパチリ。

ここにいるクマ達のプロフィールです。 後でバスのガイドの方にお聞きしましたが、実は登別クマ牧場と経営母体が一緒でここにいるクマ達はそこから移動してきたオスのクマなのだそうです。

修学旅行の生徒さん達の団体がいたので多少遅れて周瑜バスに乗り込みました。 サファリパークのようにタイヤや窓にガードの着いたしっかりしたバスです。

車内はこんな様子で基本は路線バスと同じようですが座席が皆窓の外を見られるようにベンチが配置されています。 今回は10名弱のお客さんだったので自由に席を移動しながら見る事ができました。
運転手のオジサンがガイドをしながら回ってくれます。 今回の方はしゃべりも上手でわかりやすかったのでラッキーです。

いよいよ園内に入りますが、その前後にはこんな四駆のクルマが待機して、周囲にクマがいないかチェックしていました。

ジュラシック・パークさながらの二重ゲートになっています。 映画のようにもしクマが脱走したら大変ですからね。

園内に入ると早速ヒグマがお出迎えです。

と思ったら、キタキツネもひょっこり顔を出しました。 ゲートの柵の隙間から出入りできるんでしょうね。

いろんな場所にヒグマがいますが、運転手のオジサンはすべてのクマの名前と特徴を覚えているようで詳しく解説してくれます。

園内にはこのような一段高いところを歩ける遊歩道が整備されています。 バスと一通り回ったあとは自由にこの道から直接クマを観察します。

こちらには二頭いますね。

兄弟クマのようです。 争っている訳ではないそうです。
木の幹には立ち上がって爪で引っ掻いた跡が結構高い位置にまで付いていました。

バスとクマの距離は2、3mも離れていないので迫力満点です。

こちらのゲートを出たところで、バスから降りて遊歩道コースに移ることが出来ます。

まずはコチラの建物の中から見学です。

窓の外の水辺にいるヒグマと2ショット!
前に来た時はガラスのところに立ち上がっていたのでまるでグリズリーのようでした。

こんなカワイイ顔出し看板、ついやってしまいました。

エゾヒグマについて学びましょう。

クマに出会ってしまった時の対処方法が詳しく書かれていました。 なるほど、フムフム。

北海道のヒグマは「EZO BROWN BEAR」と言うんですね、初めて知りました。

先程の建物はこのようになっていて屋上でスタッフが餌を投げていたのでクマも集まっているようでした。

でもお腹がいっぱいになると離れてしまい、

お気に入りの場所でゴローンとしてしまいます。

遊歩道を高い場所にあるので上から見下ろすようになります。

四駆の後を着いていく2頭のヒグマ。 どうやらクルマから餌を撒いて後を付けさせているようです。 そうして周遊バスの近くにクマを誘導しているみたいです。

元の場所まで戻ってきました。

売店に戻ると先に回っていた生徒さんたちがお土産を買ってレジに長い列を作っていました。
私達も奥さんとペアルックでワルそうな「ワイルドベア、クレイジーライダー」Tシャツを買ってきました。 帰りのフェリーで着ていました。

修学旅行生を乗せたバスが出発します。

 ※ガイドバスと徒歩コースで見たヒグマたちの動画です。

北海道ツーリングでは、エゾシカやキタキツネ、エゾリス、タンチョウヅルなどを見かけましたが、野生のヒグマにはお目にかかっていません。 以前2回ほど乗った知床半島クルーズでも見られませんでいsた。 もし実際にバイクで走っている時に見かけたら怖いでしょうから、こんな場所で間近に見られて楽しめました。

さあ、これから帰りのフェリーの待つ苫小牧まで走ります。

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