北海道ツーリング2018No6魅惑の地下道からエサヌカ線をはしる

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宗谷岬からオホーツク海側に沿って南下をして奥さんと行く北海道018を続けます。

しばらく走ると猿払(さるふつ)村という看板が見えてきます。


 

実は北海道の中でも北の方に位置するこの村が、ナニゲに凄い村なのです。それは「就業者の平均所得が全国でもトップ10」前後に入っているんです!集計年次に寄って変動はありますがそれでも全国の市町村の中でも9位とか11位とかに位置しているんです。その理由はホタテを中心として毛がにやサケ、マスなどの水産業が盛んだからだそうです。

そのホタテの好調ぶりを表しているのがこのホタテの貝殻です。
そしてこの貝殻が、宗谷丘陵の白い道に敷き詰められているのです。


 

そんな猿払村の道の駅で休憩します。
ここにもライダーさんが集まってルート決めの打ち合わせをしていました。


 

ここに立ち寄ったのは三回目ですが、道の駅の中にあって今まで行ったことのない場所を訪れるのが楽しみでした。それは道の駅の北側にあるこんな建物の方にあります。


 

これは「さるふっ公園地下歩道(「っ」は小さくていいのでしょうか?」の出入り口なのです。元々、道の駅横の国道238号線を渡らずに反対側に行ける地下道なのですが、道路の交通量も多くはないのでほとんどの人は道路をそのまま渡ってしまいます。


 

地図で示すと場所はここにあります。


 

階段を降りて国道の下のところに行くと少し暗くなっているので、「あえて」ストロボを炊いて写真を撮ってみました。なんの変哲もない地下道に見えますが、


 

実はここはブラックライトに浮かび上がる絵が壁や天井一面に描かれています。北海道の原生林の自然の風景でしょうか。


 

範囲側には海の中の姿が浮かび上がってきます。

けっこうユニークなところだと思うのですが、あまり知られていないようでツーレポにも出てくることは多くないようです。 私も今回初めて実際に見てみました。


 

海側の階段を上がって地上に戻るとドアを開けるところのイラストは、取っ手を左右から二人で開けるようにかいてあったので実際にやってみました(笑;


 

外に出ると「松浦武四郎宿営の地」とありました。 この人物こそそれまで「蝦夷地」と呼ばれていたこの土地を「北海道」と命名した人です。
彼は北海道を何度も探査して明治政府に対してあたらいい地名として「北加伊道(ほっかいどう)」など複数案を提案したそうです。


 

またここにはほたての化石群も展示されていました。


 


 

一通り「魅惑の地下道」を満喫したところで、ココの道の駅の名物「ホタテの串焼き」をいただきます。肉厚でプリプリして香ばしくおいしいですね。


 

そしてコケモモソフトです。
写真のとおり寒くてレインウェアで防寒していますが、それでも寒さに負けずいただいちゃいます。
北海道は牛乳の産地だけあってどこに行ってもソフトクリームがおいしいくて安いですね。


 

先を急ぎましょう。
道の駅を出て少し行くと海沿いの左手に「ライダーハウスやませ」があります。
私はライハには泊まった事がないのですが、ここは割とキレイでけっこう人気があるようです。そして併設されている食堂やませもホタテ料理などボリュームあって人気です。


 

さあ、いよいよオロロンラインと双璧をなす北海道ツーリングの醍醐味のルート、エサヌカ線に入ります。
地図で示すとこのあたりの場所になります。


 

入り口がわかりにくいというライダーも多いようですので詳細な地図で示します。
道の駅さるふつから、ライダーハウスやませ、道路の上を覆う猿払パーキングシェルターを抜け、道の左手に二基の大きな風車を過ぎたら川の橋を渡ります。


 


 

私はわかりやすい、この看板のある場所を左折して集落の中を通りすぐに突き当りを右に曲がってエサヌカ線に入ります。


 

地図で示すと上方から緑の国道238号線を南下してきて、青い点線のように進入しますが、標識ではもう少し先まで南下して赤い点線のところから入っていくようです。


 

Googleのストリートビューで見るとココのようですが、少しわかりにくいように思います。私は通っていないので見たことがないのですが、「エサヌカ線入り口」の看板があるのでしょうか。


 

そしてここがエサヌカ線です。
オロロンラインにも負けない、まっすぐな道。
標識も看板もガードレールもなにもない道です。
以前よりは少しバイクや乗用車などの交通量が増えたように思います。


 

最近ではいすゞのトラックのCFで、何台ものトラックがこの道を走り抜けていく空撮をテレビで見た方もいることでしょう。


 

ここにも何度か訪れているのですが、雨こそ降っていないものの残念ながら毎回このような曇り空ばかりです。
一度でいいので快晴の青空の下を走り抜けてみたいですね。


 

それでもオロロンラインとこの道を走るだけでも北海道ツーリングに来た甲斐があるというものです。


 

ここでもすれ違うライダーとは大きく手を振って全員ヤエイを交わします。みんなすっごく楽しそうです。


 

少しだけ青空が出てきました。


 

16.6km、一度で走り抜ければ17分で通ってしまうエサヌカ線も終わりになりました。
元の国道238号線に合流しました。


 

エサヌカ線を走り抜けた動画をアップしました。

途中で、自撮り棒にアクションカメラを取り付けて撮影した場面が出てきます。オロロンラインやエサヌカ線以外では絶対に出来ませんね。
注意事項としては自撮り棒は「絶対に」車幅からはみ出ないようにすること。 いくら通行量が少ないとはいえ、対向車や追い越しされる車両に接触するようでは危険すぎます。
それでは3分ほどの動画ですがご覧ください。

コメント

  1. ziromei さんへ、
    そちらのブログも楽しみに拝見させてもらってます。
    さるふつのトンネルは、私も北海道ツーリング6年目にして
    最近知ったばかりでした。
    エサヌカ線の鹿、群れではねてると迫力ありますね。
    見られてよかったです。

    仕事が忙しいので、なかなか更新出来ないため
    記事はまだ三日目の途中までしかすすんでいません。

  2. どもです。メカ好きさんご夫妻の北海道ツー、オイラ達も同じトコにたどって行った感じで御座いました。
    ですが、事前に調べていくわけも無く、今回寄られた猿払の道の駅のトンネルは知りませんでした。
    芝生のキャンプ場やカミさんが始めだしたスタンプラリーばかりで、ホタテも食べれず…
    次回は是非、見学したいとこですね。
    そうそう、エサヌカ線では鹿の群れがピョンピョン跳ねてましたよ~

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