すっかり秋。
空は秋の空。
ツーリングに最高の季節です。
涼しくなってきたのでタンデムツーリング再開です。
ウェアも夏用のメッシュジャケットから3シーズン用のものに衣替えです。
家を出てお昼ごろまで、気温はずっと21度台です。
日差しもあって走るのにちょうどいいですね。
日なただと背中がほこほことして、また山陰に入ると風が心地よい涼しさです。
この時期、いつものコースだと日高市高麗の巾着田に咲いている曼珠沙華が見頃を迎え、近くの道路が渋滞になります。
ここの曼珠沙華は今までにも何度か訪れた事があるので今回は別の場所に向かいます。
朝、8時過ぎに飯能市から高麗のあたりを通りましたが、拍子抜けするほど道路は混んでいませんでした。
朝、国道299号線、高麗の久保交差点先のいつもの場所のサイン会場は大賑わいでした。
やっている場所は決まっているのに、捕まってしまう方もいるんですね。
巾着田渋滞はなかったものの、今日も追い越し禁止の一車線でマイペースの乗用車で長い行列の中に入ってしまいました。
秩父市の手前、横瀬町の歴史民族資料館のある方向に右折していきます。
200m先に行ったところに広い無料の駐車場があるので、そこにハーレーを停めます。
ここから5分ほど、なだらかな坂道をあがっていきます。
途中に左手に見える白い花は。。。
やはり蕎麦の花でした。
少し歩いて汗ばんで来た頃、こんな風景が見えてきます。
こんなカカシ達が出迎えてくれます。
ここは「寺坂棚田」というところです。
横瀬町の寺坂棚田は、埼玉県では最大級の面積を誇る棚田と言われていましたが、農業をやる方の高齢化や後継者不足で荒れ地になっていたものを、平成13年から地元農家の方々が中心となって再び現在のような立派な棚田にしてきたものです。
夏には「かがり火まつり」を、秋には「彼岸花まつり(今年2014年は9月28日、今度の日曜日です)を開催しています。
そしてここの棚田には60万株と言われる真っ赤な曼珠沙華も咲いていて、武甲山をバックにして棚田の稲穂の黄金とすばらしい風景を見せてくれます。
同じような高麗巾着田の曼珠沙華(こちらは500万本と言われています)や、時期は違いますが秩父羊山公園の芝桜ほどの認知度は無いので、訪れる人も少なく見学しやすいのです。
正直言えば、こうやってブログで紹介するのと来られる方も増えてしまうので困ってしまう一面もあります。
横瀬町観光WEBサイトにも、
●路上駐車はお止めください
寺坂棚田には専用の駐車場がございません。
恐れ入りますが、近隣のウォーターパーク・シラヤマ駐車場をご利用ください。
●人物の写真撮影はお声掛けください
農作業等をされている方が特定できるような写真は、
その方に許可を取ってください。まったく知らないところで、
自分が写っている写真が展示や掲載されていたりするのは、
あまり気持ちのいいことではありません。ご理解ご協力をお願いします。
●農作業の邪魔をしないでください
農作業は仕事であり、効率よく作業を進めています。
作業の邪魔をしないようお願いします。
といった事が書かれています。
さて、ここ寺坂棚田の曼珠沙華も見頃を迎え、刈り取り作業の途中の棚田と素敵な色のハーモニーを見せてくれます。
そんな棚田を激写している私、メカ好きおじさんを妻がLINEカメラで撮ってくれました。
武甲山をバックにした寺坂棚田です。
もう少し上まであがってみましょう。
ここからは一段と武甲山とよく見えます。
寺坂棚田についての看板があります。
少し降りたところ、写真の左手にある四阿があってここで座って見学することも出来ます。
こんな空と雲を見ていると、もうすっかり秋ですね。
高麗、巾着田の曼珠沙華のように圧倒されるように一面に広がる群生のような迫力はないですが、これはこれできれいだと思います。
同じ日の巾着田は人出が凄かったようですね。
周辺道路の渋滞も10km、20kmという時間帯もあったようで周辺の駐車場も満車。
巾着田の中も観光バスで来られた方なども大勢いて混雑していたようです。
それにひきかえ、こちらの棚田はゆったり、のんびりしていました。
いつまでこの状態が続くかな。
先ほど書いたように、来る人が増えると困ることの一つが路上駐車です。
ウォーターパーク・シラヤマ駐車場に停めて歩いてくると5分ほど掛かるので、それを嫌がってこのあたりに路上駐車する車がたくさんいました。
また、農作業をされている方のすぐそばまで行ってカメラで写真を撮っている方や、通らないようにという立て札があるのに水路を通って行く方もいました。
これからここに来ようかなと思っている方がいたら、ぜひ下の駐車場を利用してください。
歩くのはほんの数分です。
特にツーリングで来られる方は、バイクは場所を取らないから、自分だけなら邪魔にならないからと思わないでください。
そうでなくても住まいや農作地にバイクが来るのを、一般の方は歓迎しているわけではないと思います。
また農作業中の方の写真を撮るのもどうかと思います。
こういう方はたいてい三脚に大きな一眼レフカメラでいかにも写真が趣味という方が多いです。
もし自宅でバイクの整備をしている時や、ツーリング先で休憩しているときにいきなりだまってカメラを向けられて写真を撮られたら、誰だって気分はよくないと思います。
多くの方に親しんでいただくのはいいことなのでしょうけど、マナーを守れない方は来て欲しくないというのが正直な感想です。
ひとしきり寺坂棚田を見せていただいた後は、久しぶりに奥秩父の大滝温泉の日帰り温泉に向かいます。
途中、豚味噌丼の野さかの前を通ったのが開店45分までしたが、すでに十数人の方が待っていましたね。
ここのお風呂をヌルっとして気に入っています。
でも前回来たのは消費税増税前だったので、料金が700円に値上げ(以前は600円)していたのは知りませんでした。
いつもより来ている男性客は多かったようです。
1時間ほどのんびりつかってリフレッシュした後は昼食タイムです。
おそばとミニしゃくし菜丼のセットです。
いつも思うのですが手打ちそばは、もう少し太くて長さがあってもいいんじゃないでしょうかね。
お風呂のあとはバイク用ウェアはちょっと暑く感じますが、奥秩父のここらだと頬を通る風が気持ちいいですね。
食事の後は三峯口の駅に寄ってみました。
今日は蒸気機関車パレオエクスプレスの運航日なので見られるかと思ったのですが、どうやらまだ早かったようです。
その後、道の駅あらかわに入る直前の踏切で、大勢の方がカメラを構えて線路の先をのぞきこんでいました。
SLが来るのでしょうか!
踏切待ちの私に代わって、タンデムの妻に降りて写真を撮りに行ってもらいました。
その写真がコレです。
どうやらまたSLパレオエクスプレスのC58蒸気機関車が調子悪くて、電気機関車に代わっていたようでした。
仕方ないのでソフトクリームを食べて(?笑)、
(また、)栗の渋皮煮を買いました。
お店のおばさ、、お姉さんは覚えていてくれて「いつもありがとうございます」と言われました。
もう、渋皮煮の常連さんの仲間入りですね。
その後は、140号線から299号線に入って戻ります。
帰りに寄った道の駅あしがくぼもバイクでいっぱいです。
都市部に入ると気温は34度を超えてきてちょっと暑くなってきました。
帰宅したのが2時半ころ。
それほどの距離ではなかったですが、棚田と曼珠沙華を見て、お風呂に入って、秋らしいツーリングになりました。
コメント
あ、ほんとだ!ここにも彼岸花が一杯だ♪
今年は涼しくなるのが早い気がしてましたが、花の時期はそれほどずれてもいない気がします。
秋が少しづつ深まって行きますね。
大猫 さんへ、
好き嫌いがはっきり分かれる花ですね。
秋の黄金に映えてきれいで、私は好きです。
カメラを趣味にされる方はとかく色々言われていますね。
個人情報保護という前に、
デジカメやスマホで簡単に撮影、
すぐにネットに公開出来るという怖さがあります。
この季節の赤いリコリス(曼珠沙華)は畑に映えて美しいですね。
あまりいいイメージで見られていない可哀想な花ですが、私は好きですよ。
毒もあるしね(ふっふっふっ)←?
私はカメラとか画像とかにはそんなにこだわりはないので
そういうこだわりがある人のことはよくわかりませんが、
了解も得ずいきなりドカドカ侵入+シャッターパチリ(今はボタンでしょうか)
の人は、結局人を人として認識してないということなんでしょうね。
俺の、私のありがたき審美眼にかなう被写体、みたいな。
京都の舞妓さん達もそういうマナーのないカメラマンで嫌な思いを
しているとかいう話も聞いたことがあります。
なんでもマナーのない人はごく1部なんでしょうけど、その1部で全てが
悪印象になってしまうのも事実なんですよね・・・
mi- さんへ、
ただ走り続けるだけじゃなくて、
こういう場所を探して回るのが、私のツーリングスタイルです。
彼岸花、曼珠沙華とい呼び名の他にも
地獄花、幽霊花、狐花などあまり好まれない呼び名もあって
好きでない方も多いようですね。
ツーリングで行く先の観光地や泊まる宿の駐車場は、
砂利や急坂でないかを事前にネットで調べるのは、
400kg近くあるハーレーには不可欠です。
ハーレー乗りのライダーにマスツーが多いのは、
一人では起こせないからとも言われていますね。(笑;
ziromei さんへ、
紅葉シーズンになると、
中津峡と三峯神社がわがやの定番ツーリング先になります。
この場所はすでにご存じでしたか。
こうやってブログで紹介してよかったのかな。
奥武蔵グリーンラインもハーレーで走りましたが、
やはり楽しくはないですね。
これからの季節、秩父も紅葉シーズンですね。
私もこの場所へ以前バンバンで顔振峠側から訪れたことが御座います。
さすがに、ハレじゃ行けませんが(笑
静かな良い所ですよね♪
秩父へ蕎麦食べに行きたいなぁ。
メカ好きおじさん^ ^
またまた素敵なツーリングに行かれましたね。
稲穂と彼岸花の風景がとても素敵です!彼岸花って色々な言い方があるみたいですね。リコリスとも呼ぶみたいですよ
私も秋分の日に彼岸花を見に行って来ました。
地元の方々が手入れをしてくれている場所なので
彼岸花ロードができていました。
とても綺麗でしたが、駐車場が車はアスファルトだったのですが二輪は土でドキドキでした、、、。
それにしても 奥様のマロンケーキが美味しそう、、、
今度の栗の渋皮煮は何になるのでしょう、、、。
DON さんへ、
ほんのちょっと歩くだけなのに。。
その場所に住んでいる方や働いている方のことを考えれば、
せっかく駐車場もあるので利用すべきですよね。
注意すると逆ギレするのは、年配の方ほど多いようです。
私もマイペースのツーリングで満足しているので
お声は掛からないですね(笑;
ヒトミン さんへ、
私は日本の原風景的な田舎の景色が好きなので
なるべくそういう所を探して訪れるようにしています。
ただバイクがヘビー級なので、未舗装路や砂利道のところへは
なかなか行けないのが悩みです。
草津のチャツボミゴケの所は、
一番緑が鮮やかなのは新緑から夏でしょうけど
これからのシーズンも、紅葉の紅黄と
コケの緑のコントラストも素敵ですよ。
なるほどC社の白いバズーカ&ビッグ三脚で場所取りのおじさん方は私も苦手です。
でも私が使っているのもC社の初心者用デジイチだったりします。
メカ好きおじさんは、
ちょっとマイナーだけどめっちゃきれいなところに
鼻がききますよねー。
ここ行きたいです~。今年はもう無理そうだから来年w
以前ご紹介されていたちゃつぼみ苔のところもなんとか行きたかったのですが、
生来の詰め込みスケジュールのせいでなかなかたどりつけないのですw
アマチュアカメラマンのマナーの悪さはまぁ今に始まったことじゃないですよね。
特にC社のカメラを持った方はワタシは苦手ですwww
多いですね、こういうわがままなドライバー。
自分だけ、少しならなんて自分勝手に考えている人。
現地の人から注意されると逆に態度を変える人もいる程です。
どうも、人間の育ち方が影響しているのでしょうか(^_^;)
私も最近はグループツーリングから遠ざかっています。夫婦で走ると休憩も給油も自分たちのペースで走れるからですが、仲間とのツーリングも楽しみなんですけど!最近、お呼びがかからないです(^_^;)
バイクおやじ さんへ、
最近、私はめっきりグループで走る事がなくなり、
ほとんどソロかタンデムでしか走っていません。
ペースが違うほかの人と走るのは、
自分にとっても一緒に走る仲間にも迷惑をかけることになると思います。
バイクおやじさんをツーリングに誘えなくて申し訳ありません。
無理して楽しもうと思う必要はないでしょう。
乗りたくなったら乗って、
ちょっとどうかなと思ったら一時離れてみるのもいいでしょう。
ブログコメントの件は、何度投稿しようと思っても
エラーになってしまいました。
対応よろしくお願いします。
おはようございます。
ありがとうございます。
そうですよね。なんでかわからないですが楽しさが以前より減っているので、乗ろうという気持ちがなかなかわかないのかもしれません。
コメントの件、失礼しました。
昨日余計なことをしたのが原因のようです。
出張から帰ったら対応してみます。
バイクおやじさんへ、
今、ちょうどそちらのブログにコメントをしようとして、
なぜかエラーではじかれてしまったので、
こちらに書いておきます。
ごぶさたしています。
バイクに乗るのも、乗り続けるかどうか決めるのも
バイクおやじさんです。
私も以前バイクに乗っていた時、
「この先もずっと乗っていくんだ」と言っていましたが、
実際にはバイクを降りて16年もブランクがありました。
それでもまたバイクに乗り始めて、
今回は以前にも増してバイクが好きになって
いっぱい、いっぱい走りたくなりました。
そんな気持ちになったら走り出せばいいんじゃないですか。
いつもながら楽しそうですね。
私は全然乗ってません。
もう手放そうかとも考えてます。