先日、出張に行ってきた大阪の町イメージといえば、「ノリのいい人々」「商売上手」「粉モンの食べ物」…etc
でも私にとって大阪といえば、1970年に開催された万博、その中でも一番印象深いのは「太陽の塔」です。
小学校6年生から中学1年になった年で、東京から二度行ってきました。
一度は春に父と二人で、もう一度は夏休みにいとこ達の家族と一緒でした。
どうしてもアポロ月着陸船と月の石が見たくて、わがまま言って4時間も並びました。
そして万博終了7年後(今から37年前)バイクの免許を取って1979年に東京から関西、四国九州に三週間の野宿ツーリングに出た際、わざわざ万博会場まで行って見てきたのでした。
その後社会人になり大阪に出張に行く機会は増えましたが、なかなか万博会場に行くことはありませんでした。
でも数年前から訪れることがあり、今でも太陽の塔が当時のままの姿で残っているのがとても印象的でした。
一番上の写真は最近撮影したものです。
そして気になるのが、「新幹線から太陽の塔は見えるのか?」と言うことです。
調べてみても昔は建物も少なく、いろんな場所から新幹線の車窓で太陽の塔が見えたようです。
でも高いビルが増えてくるにつれ「見えた」という情報がなかなか見つからくなりました。
最近の情報も少なく、実際に見えている写真やどこから見えるのか場所もわかりませんでした。
かろうじて、大阪駅に近くなってからではなく、京都駅との間で見えるということがわかりました。
何度かの出張で探しているうちにようやく見つけることができました!
でも遠いのでかなり小さくしか見えないのと、正面からではなく横から見た姿になっています。
位置関係としてはこんな感じになります。
そのため見える姿はこのような角度からのものです。
今回の出張以降、いつ新幹線に乗るかわからないので写真に撮って、見える場所も紹介することにしました。
といっても出張のついでなのでコンパクトデジカメしか持っていけなかったので写真もわかりにくいかもしれません。
望遠レンズを付けたデジ一ならもっと鮮明な写真が撮れるでしょうね。
前置きが長くなりましたが、新幹線のぞみ号から見える太陽の塔ですが、京都駅を出発してから7分弱過ぎた頃から見え始めます。
わりとはっきり見えてくる位置はこのあたりでしょうか。
のぞみ号で京都駅を出発してから6分51秒後です。
この位置から撮った写真がこちらです。
進行方向右側の席(E席)で、真横より少し前方になります。
わかりにくいので見える部分を切り取って拡大してみます。
この日は雲が多くてはっきりしにくいですが、他の建物とはあきらかに違う丸くて前傾していて赤い筋のようなものが見えると思います。
正面ではないので黄金のマスクはわかりにくいですが、そこから伸びているアンテナのような棒はうっすらとわかるでしょう。
晴れていればもっとはっきりわかります。
この場所の地図をGoogle Earthで俯瞰してみると、2つ上の写真に写っている茶色いマンション(?)がわかると思います。
さらに進んだところです。
これも拡大してみます。
Google Earthでほぼ同じ位置を描写してみました。
そしてもう少し先です。
前の方には陽がさして白く光っているのがわかります。
そして最後のほうです。
場所はここ。
最初の地図の位置、写真からはほんの30秒ほどの移動、京都駅から7分20秒後です。
今までのより少しだけ前から見る位置になります。
私が提供できる情報は以上です。
太陽の塔に興味がある方、新幹線に乗ったら大阪に着く前に気をつけて見ているときっと見つかると思いますよ。
コメント
FLSTC乗り さんへ、
私も新幹線から太陽の塔が見えるのを知ったのは
ほんの数年前です。
もっと昔から出張で使っていますが、
見ようと思わなければわからないと思います。
FLSTC乗り さんも見えるといいですね。
先週、先々週と大阪に出張に行ってきましたが太陽の塔は見えませんでした。
というより、見えることを知りませんでした。
16年度は6月から大阪出張が始まるので今度は注意して見てみますね。