REVOPOINT MINI 2でスキャンしたデータで庭に置くオブジェを制作

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REVOPOINT MINI 2で3Dスキャンしたイタリヤ土産のピサの斜塔の置物のデータを使って、庭におく大きめのオブジェを制作しました。
通りを歩く人から見えるようなサイズに3Dプリンターで印刷したモノを置いてみたかったのです。
オリジナルのサイズは7cmほどですがこれでは小さいので拡大してつくります。
 
もともとの置物は全体が白っぽいのでREVOPOINTで3Dスキャンするのには最適です。
黒いものや光るものはスキャンしづらいからです。


付属の回転台に載せて全体をスキャン、さらに向きを変えて底面もスキャンします。

専用ソフトのRevo Scanでスキャンしたデータのゴミを取り除き、穴の開いた部分をふさぎます。

データを取り込んで3Dプリンターで印刷する準備をします。

こちらはオリジナルと同じサイズで印刷したものです。
左の白っぽいのがオリジナル、右の銀色がスキャンデータから3Dプリントしたものです。
ほんの少し甘いところがあるかもしれませんがかなり正確にできました。

さて、このデータを元に3Dプリンターで拡大したオブジェを制作します。
私の使っている3Dプリンターで制作できる最大サイズは20cm強なのでそこまで拡大してみます。
ちなみに3D印刷するには10時間43分かかりました。

制作した作品は横幅約21cm、長さで300%に拡大しました。

オリジナルと並べてみます。
ここまで拡大してもスキャンしたデータが正確なので形状がしっかり再現できています。
これならひと目でピサの斜塔ってわかってもらえるでしょうか。

庭の芝生とタイルの上に置いてみました。

これからこのピサの斜塔以外にも、コロッセオやバチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂なども3Dスキャンして、同様に拡大、印刷して並べておいていきます。
散歩する方の目を楽しませることができればうれしいですね。

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