奥多摩を走ってきました

記事内容とは関係なく広告が表示されます。

関東ライダーならおわかりでしょうね。
「奥多摩を走ってくる」=「軽い峠を走ってくる」ということになりますね。
このブログではいつもいつも秩父ばかりなので、たまには違うところという事で奥多摩に行ってきました。
ほんとはもっと遠出もしたかったのですが、殺人的な暑さで前回もふとももが低温やけど一歩手前。
遠くに出かけ帰りが遅くなって渋滞にはまったら、やけど間違いなしでしょう。

 
7時半過ぎに自宅を出ましたが、すでに気温は28度を超えています。
昼間の暑さがこわいです。

 
青梅を超え411号線を走っていると見えてくるローカルな駅舎が好きです。

最初に今回のルートを載せておきます。
青梅から小河内ダムを経由して北側から奥多摩周遊道路を走り、檜原街道から秋川渓谷を過ぎて五日市を回って帰ります。

ローカル線の脇を通ります。

今日も青い空と白い雲がツーリング心を誘います。

この交差点を戻る方向で右折すると軍畑(いくさばた)を超えて成木街道で名栗に出ます。

この道もサイクリストの方が多かったですね。

右側のこれはアーチ橋の名残でしょうか。

奥多摩は橋が多い、そしてそれらがみんな美しいスタイルをしています。

ローカル線とのすれ違い。
都会に遊ぶに行く人、山登りに向かう人、いろんな人を乗せているんでしょうね。


めすらしく私の前のバイクもヘリテイジにツアーパック載せのライダーでした。
しばらく後ろを付いて走って、「勝手にマスツーリングぅーー!」
その前はスポスタのようでした。

小河内ダムが見えてきました。

奥多摩水と緑のふれあい館に到着です。

ここを訪れるバイクの台数に比べてバイク用の駐車スペースはこれだけですから少なすぎますよね。

ここは都民の大事な水瓶、今年の夏も水は大丈夫なようです。

奥多摩湖岸を隣の駐車場に向かいます。

木陰にバイクを停めます。

再び湖岸沿いを走ります。

シンプルなラーメンで有名な「のんきや」さん。

このあたりはトンネルが多いです。

赤い橋を渡ります。

最近塗り替えたのでしょうか、とっても鮮やかです。

今度は黄色い橋を渡ります。

トンネルを出たところにあるこの食堂も、私がバイクを乗り始めた40年近く前からずっとあります。
ずいぶん長いんですね。

ここも路線バスが走っています。

今度はグリーンとアイボリーの橋。
デザインもとってもオシャレです。

お蕎麦で有名な「陣屋」

「矢久亭」と、

昔、私がよく利用していた「深山荘」
ここで親子丼を食べる事が多かった、昔の思い出です。

左折してこの橋を渡れば奥多摩周遊道路はもうじきです。

有料道路でなくなってからはずいぶん経ちますが、料金所跡は少し前まで残っていました。
今は完全になくなり、有料だった頃を知らないライダーも増えたのでしょうね。

少しの間、湖を見ながら走りますが、すぐに標高の高いところにのぼっていきます。

高くなるにつれ、気温が下がってとてもさわやかになっていきます。


温度計を見ると25度台!
涼しいですね。
奥多摩周遊道路は、昔の奥多摩有料道路時代からずっと、走り屋さんたちの練習場所になっていました。
昔はセンターポールも無かったのでよくはみ出してくるバイクが多かったですね。
それに今は路面の多くがこのレンガ色のスリップ防止塗装になっていますので昔のように後輪を滑らせながら走ったり、四輪車のドリフトなんかも無くなったのでしょう。

この道では珍しい普通のスクーターです。
ヘルメットから流れ出ている髪はロン毛でウエアからしても女性ライダーのようですが、どうも白いものばかりのようです。

実はこのライダー、ずっと後で都民の森駐車場に入ってきてメットを取られたのですが、やはりかなり年配の女性でした。
こういう方もツーリングに来られるんですね。

 
話はもどって駐車場で休憩です。

ここから見る景色は昔から好きです。

右手奥に見えるのはさっき休憩した小河内ダムのところです。

こんな絶景が広がりますが、ここは紛れもなく東京都なんです。

この方達は大きな三脚を構えてなにを撮影されるのでしょうか。
やはり野鳥なのかな。
この駐車場で数少ない貴重な木陰に椅子を置いていますね。
どこの観光地に行っても大きな三脚を構えたカメラ好きな方はいるんですね。


1970年から80年代にかけては、このコーナーのところにギャラリーがいっぱいいて、コーナーを抜けていくバイクを評価したものでした。

私はこのゆるやかなコーナーが続く場所が昔から好きです。

今日もSSやネイキッドのバイクがおおぜい来ていました。


 
都民の森で最後の休憩です。

バイク駐輪場には漫画「ばくおん」のパネルが交通安全を願ってます。


この自転車に乗った鳥がここのゆるキャラなんでしょうか。

ここから山登りのコースがあるんです。


でも熊出没は怖いですね。

トイレ休憩も済ませ出発します。


 
周遊道路の反対側の料金所跡も完全に無くなっています。


都内に戻ってくるとそこは灼熱地獄です。
気温は39度台、もう少しで40度になります。
奥多摩周遊道路の上との気温差は15度もあります。
国道16号線は大型トラックやタンクローリー、トレーラーばかりですり抜けも出来ません。
信号で停まるたびにふとももにモロに熱が伝わってきます。
私のハーレーはマフラーを左右出しにしているせいで複雑な配管になっているためにエキパイがふとももの近くにあります。
ハーレー純正のエンジンチューニングは排気をクリーンにするために混合気を薄めにしているのですが、私のは濃いめに調整しているので多少は温度が下がっているはずです。
それと前に茨城にツーリングに行った際に渋滞にはまりふとももとふくらはぎに低温やけどを負った経験から、エンジンヘッドからの輻射熱を防ぐためにサドルシールドも付けています。
また左右の足にはバイク用の厚手のライディングジーンズの上に革製のレッグガードをやっていますがその厚い革を通り越して熱気が足をおそってきます。
信号が変わったばかりの時はエンジンを切って多少とも発熱を抑えています。
でも。
やっぱり帰ってきてからズボンを脱いでみると、しっかし左右とも輻射熱による低温やけどになっていました。
でも今回は以前ほどひどくなくて数時間経ったら治っていました。

この殺人的暑さが収まるまで、もうしばらくはお休みしたほうがいいですかね。

コメント

  1. DON さんへ、
    バイク(原付)に乗り始めた頃、
    この道でコーナーの抜け方の練習を数知れずやってました。
    パノラマラインと書かれていたので、
    一瞬群馬のつまごいパノラマラインかと思いましたが、
    北海道ニセコパノラマラインですね。
    たまにヘリテイジでもサイドボードステップすって走る事がありますが、
    倒さないで走るのがハーレーらしさでしょうね。

  2. 良いコーナーですね~。
    私は北海道なので、大好きなコーナーと言えばパノラマラインです。
    次は千歳から支笏湖へ向かう道路も大好きな場所でした。

    ハーレーに乗り換えてからは思い切り倒して走るという事が無くなりましたが、今でも、愛車の排気音を聞きながらのコーナーを走るのが一番です!(^^)v

  3. ziromei さんへ、
    以前バイクに乗り始めた頃は都内に住んでいたので、
    今の秩父ツーリング以上のペースで
    奥多摩に走りに行っていました。
    のんびり流すより、ハイペースのバイクが多いので
    ハーレーになってからは年に一二度しかいかなくなりました。
    ハーレーの空冷エンジンはこの時期、コンロか火鉢を抱えているようです。

  4. 奥多摩方面は走ったことが無いんです。
    ブリブリ煽られちゃいそうですから(笑

    ハーレーのエンジン熱、この時期はBBQコンロかと思う位に感じますね(汗

タイトルとURLをコピーしました