現在の布部駅ジオラマを完成させました

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北の国からドラマを見て作りたくなった布部駅のジオラマ。
最初に試作品でCGでモデレートして手掛けたのは現在の駅の姿でした。
実際にこの駅に行ったことはないので現場を見ていませんしもちろん写真も撮っていませんでしたので、ネットに上がっていた写真を参考にデザインを起こしました。

それを3Dプリンターで印刷。

当初はジオラマにするにあたってNゲージの線路を使うつもりでした。

これはホーム側から見たところです。

その後、ドラマに出てきた駅とだいぶ違うことがわかってきてどうせ作るなら当時版を再現するほうが楽しそうということで、この現在版はそのまま作業がストップしていました。
 
北の国からバージョンのジオラマの方も二つの作品が完成して一段落したところで、そういえば現在版もあったなと思いせっかくならこれもジオラマに仕上げることにしました。
 
試作品の段階では大きすぎて窓枠からはみ出していたものを縮小してぴったり収まるように作り直し。 駅舎内の様子も制作しました。
松の木や倉庫、それに柵もつくりました。
駅名標などのシールデータも現在版で新たに制作です。

ホームの駅名標も当時とはデザインが違うのでこれも現在版に、そして倉庫前に設置されていた灯油タンクも当時の丸く青いものではなく四角い現代版に作り直しです。

パーツができたので駅や倉庫、ホーム、駅名標などをタミヤのウエザリングマスターで汚し処理を施し劣化状態を再現しています。

今回のベースは北の国からバージョンより一回り小さいものを使っていますので、駅とホームを設置したら線路を置く場所がないので大胆に省略してしまいました。

 
完成したのがこちらの布部駅ジオラマです。
今までの一連の布部駅ジオラマシリーズでは3Dプリントしたフィラメント素材そのままの色で塗装はほとんどしていなかったのですが、さすがに屋根の色だけは目立つ場所なので現在のものを再現して塗ってみました。 ウエザリングはあまり必要なかったですがところどころかすれた感じがあったのでそんな風に塗ってみました。

この角度で撮影された写真が多く見られましたね。

ホーム側です。 昔はなかった駅左右の柵も再現してみました。

 
ここからは北の国からの撮影当時、1980年頃をイメージした作品と現在のものを比較してみました。
当時と違う点は、
 ・駅舎の長さが違う。 昔は左に長かった
 ・外壁が板張りのままから外装が貼られている
 ・屋根が瓦状から横溝のものに改装
 ・左側の倉庫は当時は2棟あった
 ・右側にも小屋があったが撤去された
  (正確はないかもしれませんが、今は駅舎内にトイレが設置されたので当時はここはトイレだったのかもしれません。
   だから小屋の前に目隠しの柵があったのかな)



ホーム側から見たところです。
こちらから見てとれる相違点は、
 ・屋根の形状が違う
   入口上が三角になった。 右側の長かった部分の屋根はひと回り小さかった。


 
こうして作ってみるとやはり現在の駅の姿をジオラマで再現してみてよかったなと思います。

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