パナソニックのデジカメ LUMIX TZ3 を使用してみた個人的な感想です。
1.外観
高級感という程のものはないが無難にまとめていると思う。
大きさ、重さは他のコンパクトカメラに比べると確かに不利。
重さについては、シャツの胸ポケットに入れる事はできるが長時間には向かない。ジャケットならOK(?)
大きさは、市販の標準サイズのデジカメケースには入らない。
2.持った感じ
前面(右手の中指のあたる部分)と後面上部(親指)には指掛かりがるが大きなものではなく、また若干すべり易い。左手を添えてホールディングすれば特に問題ではない。
ボタンやスイッチ関係は適当な場所にあり操作はしやすい。
3.起動
電源オンで1秒ちょっとでレンズも繰り出して撮影できるので特に問題なし。
起動時に撮影モード(「通常撮影」等)の表示がされる。
電源オフも2秒弱、結構早い。
4.AF(オートフォーカス)
他の最新機種と比較した上ではないですが、平均的だと思う。
暗い場面では補助光によるAFなので若干遅くなる。
合焦点した時の画面表示はわかりやすい(色々な表示が出て少しうるさい位)
マニュアルフォーカスがないので、強制的に無限遠に設定する事ができない。
5.ズーム
やはり光学10倍ズームは効果的!通常の撮影、特に手持ち撮影にはこれ位がいいのでは。これ以上のズームでは手ブレ補正だけでは困難で三脚が必須と思われる(旅先で毎回三脚を出すのは面倒)。
28mmは旅行や風景撮影、集合写真に便利だし、望遠も今までの3倍ズームとは違う世界。
EXズームはそれなりに使える。画素が限定されるがデジタルズームよりは画質はいい。
デジタルズームは他機種と同様にノイズが増える。
ズーム音は小さい。ただし広角側→望遠側は静かだが、望遠側→広角側にした時に4倍から1倍になるあたりで動作音が少し発生する(固体の問題?)
ライカレンズのおかげ(?)か綺麗に撮れる。
5.発色
これこそ主観ですが、少し地味目な感じ。
液晶画面で見ると特にそう感じるがPCに書き出してみれば標準的なもの。
「カラーモード」を「標準」と「ヴィヴィッド」に変えても差は大きくない。
特に空の青さは他社と比べるとかなり薄め。
よく言えば作られた色でない自然は発色、悪く言えば面白みに欠ける。
でも難しい紫系は割り再現出来ていると思う。
6.解像度
私があまり高画素にはこだわらないのですが、特に問題はないと思う。
望遠にしたり、切り出したりしたい時以外はこれで十分。
7.歪曲
28mmの広角にしても歪曲は少ない。これは立派だと思う。
(EXILIMはやOptioは結構歪曲していた)
8.高感度
最低感度は100、出来れば明るい時ように50の設定があってもよかったのでは。通常使用する分には差はないと思うが。
他の設定は200、400、800、1250、高感度に設定した時は3200も可能。
800はなんとか使用可、それ以上はちょっとノイズが多くて非常用。
9.手ブレ補正
常時補正とシャッター時のみ補正の2種類から選べる。
これだけの望遠撮影では必須。ただし完璧ではなく成功率は半分強(私がブレやすいのかも)
動き認識機能は効果がまだよくわかりません。
10.動画(まだあまり撮影していませんが)
撮影時にはズームは出来ない(撮影前にズームした画角に固定)
撮影時のノイズが少しだけはいる。
撮影時のAFはそれなりに早い。
11.液晶
3.0型の画面は大きくて見やすい。
明るい場所では白っぽい画面になってしまうこともある。
画面外に情報表示できるのはいいが撮影表示部分が小さくなる(当然)。一度大画面に慣れてしまうと少しでも小さくなると気になる。
縦位置で撮影した画像を液晶画面で再生すると自動的に回転されて表示されるが個人的には小さくなってしまうので要らない機能。
12.バッテリー
まだ枚数はあまり撮っていませんが200から300枚以上は撮影できる。
でもCASIOのEXILIMがさらに撮影可能だったのでこれと比較するとちょっと少ない感じ。ズームを多用するので仕方ない。
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