切り絵対決、手作業vsスキャンカット、勝ったのはどっち?

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スキャンカットを買ったのでやってみたかった一つが「切り絵」です。
私ももともとペーパークラフトが好きで遊びで切り絵もやっていました。
実際に私がつくった切り絵の図柄を、スキャンカットでやってみたらどんな風にできるのか、試してみました。
図案はコレです。
二輪の薔薇の花の周りを飛び回る二匹のアゲハ蝶です。
アゲハの羽根の細かい模様をどう切り抜くかがキモですね。

私が作業しているところです。
この時は遊びながらだったので図案をコピー用紙にコピーして、裏側もやはりコピー機で真っ黒にプリントした紙で切ってみました。
つかっているのはご覧のとおり、普通のNTTカッターです。
切り絵をやられる方の多くは刃先が斜めになったデザインカッターを使うのでしょうけど、私はこのNTカッターのほうが使いやすいんです。

カットしている途中段階です。
最終的に完成までに掛かった時間は約2時間半でした。
完成した作品は、あとでスキャンカットの作品と比べています。

さて、こちらがスキャンカットで作業しているところです。

データは先程のものを輪郭抽出で書き出したものをつかっています。

カットが終わりました。
作業時間は10分、手作業の15倍の早さです。 さすがですが当然でしょう。

カットした部分が剥がれてこないように、カッティングマットにしっかり押し付けて貼ってあったのでなかなか剥がれてくれませんでした。
スパチュラを使って慎重に剥がしました。

スキャンカットでできあがった作品です。
10分でこれだけのものができるんですね。
でもよくみると細い線が切り抜けていないところが何箇所かあります。
・左下の薔薇の輪郭、
・右のアゲハ蝶の触角
・左のアゲハ蝶の羽根の模様 など

そしてこちらが私が手作業でカットしたものです。
もちろん先程のように欠けている部分もしっかり再現しています。
実際には図柄より少し太めにカッターを入れて切り取られないように補正しているという点もあります。
細かい模様の連続だったのでかなりたいへんだったのは事実です。

切り絵のバックに薔薇の花を透かしていれてみました。

スキャンカットでの切り絵については、ネットで紹介されている方の作品を拝見するともっと細かい線も再現できています。
きっと最初の画像データの作成やカットの設定を工夫すればもっときれいなものができると思います。
まだまだ勉強途中ですね。

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