北海道白老町のかに太郎さん、ジオラマの第ニ回目です。
今回は現在の建物をつくっている様子を紹介します。
もともとは開業当時の、今はもう見ることの出来ない懐かしい姿を再現するということでスタートしたのですいくつも試作をしているうちに「これを使えばいまの建物の様子もつくれるな」と思いました。
違いは入口のかにのゲートがないことですが、3Dソフトで作図し始めたときにはかにを別にしましたのでそれをそのまま3Dプリンターで印刷すればいいだけでした。
建物自体はすぐにできました。
開業時版との違いは、
・外壁が白一色
・外壁に「かに料理専門店」と描かれている
・煙突先端のH笠がなくなっている
くらいでしょうか。
外壁の文字は手書きしてもうまくいかなかったのでパソコンで印刷したものを貼っただけでした。
でもやはり紙貼りシールは納得できないので、文字も3Dプリンターで印刷してみました。
これを一文字づつ筆で赤く塗っていくのですが、3Dプリンターでつくるとどうしても太くなってしまうのでそのまま塗るのではなく、文字を書いていくつもりで作業しました。
出来上がった文字を貼っていきます。 「理」の部分は壁の角のところにつくるので曲げておきます。
右がシールでつくったもの、左が立体文字でつくりなおしたものです。
やはり立体でつくったほうがよかったですね。 ただもう少し大きめの文字でもよかったかもしれませんね。
これで完成! と思ったのですが、ネットで見た現在の建物の姿と比べると字体の違いが気になってしまいました。
特に最近、外壁を修理した時にかに料理の「に」の文字が爪になっているのが特徴です。
この文字もネットの写真を参考にして3Dで作成しました。
これを3Dプリンターで印刷です。
「に」の字もちゃんと爪になっています。
今貼ってある文字をはがして新しくつくった文字に貼り替えます。
建物右側です。 うんうんこの方が実際の見た目と同じになりました。
左側がこちら。 こちらは「専門店」の文字はありません。
ジオラマに設置してみました。
いい感じにできたのではないでしょうか。
かに太郎ジオラマの制作工程~ep.2 現在の建物

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