ジムニーのハンドルカバーの編み方をわかりやすく解説(動画あり)

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ウチのジムニーJB64WはXLタイプなのでハンドルはウレタン製です。
グリップがしやすくなるように6年前の納車の時にレザー製のハンドルカバーを編み込みで取り付けました。
上下にカーボン柄もあり握り具合もよくて気に入っていました。

しかし6年経過してだいぶボロボロになってきました。
レザーにカーボン柄を貼ってある部分は剥がれてきたりシワになって、レザー部分のキズも目立つようになりました。

そこでハンドルカバーを交換することにしました。
デザインと使い勝手がよかったので、今回もボンフォーム(BONFORM) のハンドルカバーを購入しました。
フィックススポーツ 軽/普通車 ステアリングカバー 本革 S:36.5~37.9cm レッド 6722-01R



ジムニーのハンドルは外径が37cmで太さが3.2cmの外周9.8cmなのでSサイズがちょうどいいです。
Mサイズだと幅がありすぎてハンドルに巻いた時に余ってしまいブカブカになります。
まずは今まで付けていたハンドルカバーを外します。
ハンドル自体をキズ付けないように編んでいた糸をカットしていきます。

糸が全部切れたので外してみましたがかなり痛みが激しかったですね。

編み方の説明書はパッケージの内側にありますが説明は少なめでした。

そこで動画で解説していきます。
できるだけわかりやすく、初めての方にもできるようにしたつもりです。

それではブログでも説明を続けます。
パッケージの中身は折りたたまれたカバー本体(今回は本革製です)と編み込み用の糸が2セット(赤いステッチを選びましたが黒もありました)、専用の針も入っています。 針の先はあまり鋭利ではなく、余計なところに穴を開けて刺さらないようになっています。

カバーはパンチングのある部分とフラットなところがあります。 どちらを上にしてもいいのですが通常は常にグリップする部分にパンチングのところをもってきますので、これが左右にくるようにして被せます。

上の部分は最初から深く被せず、軽く載せるくらいにしておいてひっぱりながら全体をハンドルに被せます。

全体が被ったら位置が正しくなるように調整して奥に回しておきます。

ハンドルのスポークの部分は前に出しておいてもいいのですが、できればスポークカバーの下の入れておいた方が純正風でかっこいいです。
内装剥がしを使ってカバーを少しだけ浮かしながら中に押し込んでやります。

こんな感じまで入ればいいでしょう。

糸の長さですが、あまり長いと途中で絡まってやりにくいのでスポーク間ごとに3分割でやってもいいでしょう。
でもその場合、編み始めと編み終わりの処理が多くなります。
私はそれが面倒なので1本の糸で編んでいきました。
糸は2セットありましたが1セットだけで全周編めますし、最終的には1mほどあまりましたので最初から1本の糸を1mほどカットして編み始めてもいいでしょう。

それでは編み始めます。
どこから初めてもいいのですが、右利きなら下のスポーク左側から初めて時計回りに編んでいくのがやりやすかったです。

編み始めの糸の固定は解説書では「縫い始めは製品のステッチに付属の糸を同じ穴に三重に通して玉止めします」ありますが、難しいので別の方法でやりました。
カバーの内側のステッチのところに糸を通してここに結びました。 二回ほど結べばいいでしょう。
今回は後付け感の少ないしっかりした編み方のシングルステッチにしましたが、方法は動画や写真をみていただくとして、結んだ糸を手前にもってきてカバーのステッチに通してから後ろ側にもっていきます。 そして後ろ側のステッチに通してから手前に持ってきて、さきほど通したステッチのすぐ隣のステッチに通してからまた後ろ側に持っていってやはり隣のステッチに通します。
あとはこれの繰り返しだけです。

この時、手前に持ってきた時に、すぐ隣でなく一つ飛ばしたところのステッチに通すと「亀甲ステッチ」になります。
この方法の方が編む回数もすくなく早くできますが強度はシングルステッチの方が上です。
好きな方のステッチで編んでいけばいいでしょう。


実際のハンドルではなく、動画ではサンプルでわかりやすく解説しています。

ハンドルのスポークのところまで編んできました。
糸を3分割してあればここで糸の処理をします。
私のように1本で続けて編む場合は、糸をスポークの後ろ側に回すのですがそのままだと運転中に糸が引っかかって切れやすくなりますので処理をします。
後ろ側のハンドルカバーのステッチのところに交互にからめて編んでいき、先の方まできたら前に回して最初と同じように前後で編んでいきます。

最後のところまで来たら後ろ側のステッチのところに糸をからめて結んでおきます。
これで完成しました。



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