動画で解説、ジムニーJB64Wのバッテリー交換はこうやればいい

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今回は自分でジムニーJB64Wのバッテリーを交換した方法の解説です。

動画でも解説していますのでご覧になってください。


今回、ジムニーのバッテリーは2回目の交換になります。
1回目は2018年に納車してから2年4ヶ月後にエンジンの始動が重くなってきたので交換しました。
それから4年経って今回の交換になります

いつも補充電をしていたのですが思ったより早い交換になったのは、普段近所に出かける時が多く長距離とかにはあまり乗っていないせいでしょうか。

バッテリーを交換する方法は、
 1)ディーラーで交換する
 2)カー用品店で交換あるいはバッテリーだけ買って自分で交換
 3)ネットで購入して自分で交換するのいずれかです。
ディーラーでジムニーのバッテリー交換を依頼すると工賃込みで2万円超えしかも性能的には今載っているのと同等のもののようです。
カー用品で購入すれば工賃はやバッテリー自体ももう少し安いようです。
ネットで購入すればかなり安く手に入りますが外したバッテリーの廃棄方法が気になりました。
でもネットショップによっては無料で廃棄バッテリーの引き取りもやってくれます。
前回交換した時も、ネットで購入してそのまま古い方のバッテリーを引き取りにきてもらいました。
実際には、廃棄バッテリーが回収してもらえるかどうかは、ご自身で確認してください。
納車の時に付いてきたのは、右側の古河バッテリーです。

規格表示は、55B24Lというものです。
最初の二桁、55は性能ランク、Bは短い方の奥行きで129ミリ、24は長い方の長さが24cm、最後のLはバッテリを上から縦長にみて、プラス端子が左側にあるのがLタイプです。
前回交換した時に、サイズは同じで性能ランクを55から80にアップさせた、Panasonicのカオスというバッテリーです。
今回の交換用に用意したのも、前回と同じバッテリーにしました。
アマゾンで購入しましたが、サイトには「こちらの車種に適合しません スズキ ジムニー JB64W 2018.07 - この車両に適合する類似商品を見る」とありますが、全然問題なく使えましたし、多くの方がジムニーに載せてる実績があります。
ネットで購入しましたが、注文した翌日には届きました。


4年前には1万円程度でしたが今回は15,000円を超えていました。
早速開けていきます。
納品されてきた箱を開けると中に返送用の伝票が入っていました。 古い方のバッテリーの処分も購入したサイトでは無償回収してくれるので助かります。

3年間の保証書も付いています。
 
それではバッテリーの交換方法です。
使用する工具は、10mmのスパナこれはバッテリー端子専用の赤い絶縁カバーの付いたものとソケットレンチ、あとは作業用のゴム付き手袋、そしてもう一組革の手袋を用意しています。

 
バッテリー端子をはずします。
最初に外すのは必ず「マイナス端子」からです。 これは重要なので、必ず守ってください。

ナットは完全に取り外さずにこの程度ゆるめればOKです。
完全に外してしまってもしエンジンルーム内に落としてしまうと取り出すのが面倒なので注意します。
ゆるんだら接続している端子をゆすりながら外します。
念の為、外したマイナスケーブルにはエンジンやボディに触れないように革製の手袋をかぶせておきます。

次にプラス側端子のカバーをめくってナットを緩めます。

同じように外したら手袋でカバーします。
 
バッテリー本体を固定しているステーを外します。
ナット2個を緩めるのですが金具が邪魔しているのでスパナが入りません。

ソケットレンチを使いますがネジを切ってあるステーが長くて普通の使い方では使えません。
正しい方法ではないですがソケットをナットに掛けたらちゃんと差し込まずに軽くレンチをのせて回せばなんとかなりました

長いステーは、下の方がL字型になっていて載せている台のところにある穴に引っ掛けている部分がはずせればOKです
バッテリーを取り出しますが12.5キロもあって重たいので落とさないように慎重に取り出します

 
バッテリーが置いてある場所には黒いプラスチックのトレーがありますが、かなり汚れていました。

 
交換する新しいバッテリーを用意します。

古いバッテリーと新しいバッテリーと並べて比べてみました。
サイズや端子の位置関係は同じです。

取っ手を持って新しいバッテリーを取り付けます。

バッテリーがセット出来たら取っ手は不要なので外します。 根本の左右の部分をつまんでロックを外しながら下にずらせば取っ手が取れます。

 
バッテリーターミナルを取り付けます。
バッテリーの端子に保護絶縁のためにかぶせてある、赤と黒のプラスチックのカバーをひねって外します
このキャップは後で古いバッテリーを返送するのに使うので取っておきます
ターミナル端子の取り付けは、必ず「プラス側」から行います

もし先にマイナス端子を取り付けてしまって、絶縁でないスパナで作業している時にエンジンルーム内の金属部分に触れてしまうとショートして大変なことになります。 そういった理由からも必ず端子の取り付けはプラス端子から行います。
プラス端子を繋いでからマイナス端子をつなぎます。

 
バッテリーをステーで固定します。

長いネジのL字型下部を取付部に引っ掛けてからナットを締めます。

あまり強く締めすぎるとボディに負担が掛かるので注意します。
全体に歪みにゆるみがないかチェックして作業完了です。
 
エンジンが始動できるか確認します。 力強く始動できました。
これなら大丈夫そうです。
エンジンの始動性向上、オーディオの音質向上もうたっているPanasonicのCAOSバッテリーですがその効果はわかりません。 車内で音楽を聴くことがあまりないからです。
 
ところでバッテリー交換のために外すとAV機器などのメモリーがリセットされてしまうので交換時にはバックアップ電源を接続するのが必要と言われています。

でも前回交換した時もそうでしたが、カーナビのメモリーや2つのレーダー探知機、前後のドライブレコーダー、アラウンドビューモニターのセッティングなど、リセットされること無く作動しました。



ただし、運転席側のパワーウインドウスイッチだけはオートが効かず、自動で上までしまりません下りませんでした。
リセットのやり方は、運転席側のスイッチを下に押し下げて全開にした後、次に上に上げて閉まった後もさらに2秒間押したままにします。

 
最後に廃棄バッテリーの処理方法です。
端子にはカオスバッテリーから外した赤と黒のカバーを付けておきます。
返却するには納品されてきたPanasonicの箱に入れて送り返します。 さらにその外側の箱は不要でした。

返送方法の書いてあるとおりにネットで回収依頼をします。 前回は佐川急便でしたが、今回は福山通運でした。

納品されてきた時に付いてきた返却用の配送伝票に自分の住所、氏名を書いて貼って送ります。
思ったよりカンタンにバッテリー交換が出来ました。
このPanasonicのCAOSバッテリーはうまく使えば6年くらい使えるそうですが、今回は4年で交換となりました。

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