JB64Wジムニー1型オーナーはこの二つのホースに注意すべし

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いよいよジムニーの5ドアが今年の春に登場するというニュースで盛り上がっていますね。
でもワタシ的には軽自動車規格こそジムニーの本領だと思って今のクルマで満足しています。
ウチのジムニーはこのモデルが発売になる前に予約を入れた1型なのでもう6年以上経過しています。

 
ところで1型ジムニーにはニ箇所ほど、ホース関連で注意すべきポイントがあります。

 
1点目はエアコンのドレンホースです。

夏場にエアコンを使用すると車内に湿気を排出するために助手席足元からボンネット内部に通じるドレンホースがあります。
このドレンホースの排水はゴムホースを通って車外に流れるのですが1型ではそのホースが短くてしかもメインフレームの上に垂れるようになっています。
もちろんフレームも雨に濡れたりや水たまりを通過してもだいじょうぶなように加工が施されていますがなにも無理に上に垂らすこともないですよね。
実際、それ以降のモデルではメーカーの方でも対策をされて排水ホースが長くなってフレームを避けて排水されるようになっています。
そこで1型オーナーとしてはこれを準じて対策を行いました。
 
方法としては二つ、
・後期モデル用の排水ホースを取り寄せ交換する
・今のホースを延長する
最初の案の方が良さそうですが、実際にこのドレンホースを一度ボンネット内の穴から外した経験からけっこう手間がかかるのでこの方法は却下しました。
そこでホースの延長を行いました。
上の写真で、ホースのところに赤い配線コードやコルゲートチューブが同じ穴を通って車内に入っていますが、これはジムニーに取り付けたグリルマーカーの配線を通すためです。

交換用のホースとしてホームセンターで内径9mmの耐油耐候性のホースとホースクリップ、それに連結パイプを購入しました。 この店では透明ピンクのホースしかありませんでした。

仮に取り付けてみましたが、タイヤフェンダーの中にこのピンクのホースが目立ってカッコ悪いですね。

なんとかカバーできないかとコルゲートチューブやケーブルカバーを考えましたが太くなりすぎます。

黒い熱収縮チューブで覆ってしまえばいいかなとも思いましたが、こんどはうまく曲がってくれなさそうです。

結局このホースを使うのは諦めて、家にあったバイクのブローバイガスチューブを使うことにしました。
ちょっと径は細くなりますが水を通してみても問題なく流れるのでこれを使います。
ボンネットの狭い中でホースを延長しましたが、ホースクリップはうまく使えなかったのでタイラップできつく縛って固定しておきました。

つないだ後にホースを下に伸ばします。

そのままではタイヤを切った時にこすれて干渉する恐れがあるので固定します。

メインフレームは太いのでタイラップを2本つないで巻き付け、そこにもう一本のタイラップで軽く締めておきました。

下から見るとこんな感じです。

長すぎてもあれなので適当な長さでカットしました。

これでエアコンドレンホースの問題は解決されました。
今は冬なのでエアコンは使っていないので夏になってから効果を確認します。
 
もう一点「ホースの問題」はウインドウォッシャー液の噴出ホースです。
左右に分かれているホースをこのジョイントパーツで分岐しているのですが、このプラスチックの材質がもろくて納車から早くて3,4年、長くても5,6年で破損してしまうというのです。
幸いウチのジムニーは6年を経過してもまだ壊れていませんがいつ破損するかわからないのも不安なので対策します。

これもその後のモデルではメーカーが形状は同じで材質を変えた黒いパーツに交換しています。
このパーツはネットでも販売していますが送料がかかるし急がないのでディーラーに注文しました。
数日のうちに届き、値段は税込みで198円でした。

交換作業自体はパイプから外しこのパーツに差し替えるだけなので自分でできるだろうと考えました。
作業する前にやりやすいように丸印のところのクリップからホースをはずしておきます。 これはただ挟んであるだけなのでカンタンに取れます。

始めは軽くはずれるだろうと思っていましたが思ったよりしっかりくっついていて外れません。
力を入れてひっぱったら分岐パーツが割れました。 やはりプラスチックがもろくなっていたようです。

ヒートガンでホースを温めようかとも思いましたが、もっとカンタンに細めのマイナスドライバーをホースとパーツの間に差し込み傷つけないようにテコの応用ですこしづつホースをずらしていきました。


ここまでずらことができれば後は手で抜けました。
たぶん寒い冬に作業したのでホースが固くなっていたのもあるでしょうから夏にやればもっとスルッと抜けるかもしれません。

交換するパーツがこちらです。

差し込みの方は軽く入りました。

3本ともセットできました。

ホースを元通りにクリップに挟んで終了です。
エンジンを掛けウインドウォッシャー液が問題なく噴射されるのを確認しました。

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