タンデムシートのバックレスト(背もたれ)の仕様をちょっぴりグレードアップ計画。
まずはハーレーのパーツカタログに載っていたこんな感じになるようにディンプルを付けてみます。
これをやるにはバックレストに使った同じレザーを使って「くるみボタン」を作ります。
昔作った時には、適当なボタンを布でくるみ、ふちを糸でかがりましたが、手芸屋さんをのぞいてみると(普通、ハーレー乗りのおじさんはそんなトコに行かないですね(笑;)、「ミラクルボタン」という商品名のくるみボタンが簡単に出来るキットを売っていました。
中身は、アルミで出来たボタンの上釦と下釦のセット、それにホルダー、押し棒です。
サイズも12mmから27mmまであり、今回は22mmのものを使ってみました。
5セット分入って360円ほどでした。
。
まずは台紙の型紙に合わせて、レザーの余り布を丸く切り取ります。
ホルダーの上に裏返したレザー、上釦の順に重ね、中に押し込みます。
しかし作業を進めていくと、もともと薄い生地で作るために出来ているセットなので、いくらフェイクレザーとはいえ、この布では少々厚すぎたようで、余った生地が上釦のへこみの中にうまくおさまりませんでした。
型紙のサイズよりもう少し小さめに切りなおしです。
生地全体を上釦の中に収めたら、次に下釦を乗せ青い押し棒でこの下釦を上釦の中に押し込みます。
金属の円柱で力を加えています。
うまく出来たらこんな感じになります。
あとはホルダーからボタンを取り出せばくるみボタンの出来上がりです。
糸でかがる必要がないので簡単に出来ます。
次回は、これを使ってバックレストを仕上げていきます。
【追記】
このキットで、レザーのように厚い生地で作ると 付属しているプラスティック製の青い押し棒がすぐに変形して使いものにならなくなってしまいました。
そんな時は、このパーツを使わず、ソケットレンチを使うとうまく出来ました。
サイズはボタンの下パーツに合うものを試してみるといいかと思います。
これなら少し厚めのレザーやその他の生地でもくるみボタンがキレイに出来ますよ。
くるみボタンの作り方
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コメント
NORIさんへ、
そうですね。
作りかけの模型や塗装途中のものなど。チラホラ。
気分が乗らなくなるとダメですね。
一気にやってしまった方が勢いでソコソコのものが出来そうです。
>でも気が乗らないと途中で進まない事もあります。
これは私も同じですねぇ~
中途半端なものがあそこにもここにも…
nakaさんへ、
やはり趣味の世界はそれぞれに進化、新しいモノが出来てるんですね。
文字どおり「オタク(そちら)の(趣味の)世界はどうですか?」
と聞いてみないとわからない事があります。
私もバイクの世界から16年間離れていて、リターンしたばかりの時は
浦島太郎状態でしたね。
このパーツも使ってグレードアップ作業、順調に進行中です。
エルグさんへ、
そうなんです。
ブログに、ハーレーだけでなく色んな趣味の事が書きたくて、
結局迷った挙句につけたタイトルが今の、
「ハーレーと(いろんな)趣味に生きる」なんです。
手芸というか、DIYとクラフト全般、広く浅くかじってます。
バックレストもなかなかうまく出来てますよ。
近日公開予定です。
>思い立ってから実行まで早いですよね。
まあ、気が短いというか、待てないというか、
昔、結婚前、妻とデートに出かけた時、
自動車に気になる事があると、
山道でも車載工具を出して修理を始めてしまいます。
最初、妻もあきれていたようですが、最後にはもうわかっていて
直すまで車の中でのんびり待つようになっていました。
家では「すぐやる課」と言われています。
でも気が乗らないと途中で進まない事もあります。
(フェアリングのインナーBOXは、材料のカットまでやったまま
気がすすまずもう2ヶ月近く、部屋の片隅に放置されています)
今日の記事だけだと
手芸のブログですね。
シートにくるみボタンとヤッコカウルとセットで
どんどん高級車風に変身してますね。
いつも思うのですが、メカ好きさんは思い立ってから
実行まで早いですよね。
しかも、一旦完成してからの仕上げの追求も怠らない。
すばらしい。
実行までの早さだけでも見習いたいです。
おお~っ!!
いいものを見つけられましたね。
DIYの物がグレードアップしますね。
また、参考にさせてもらいます。m(_ _)m