お盆休みに入り、北海道へツーリングに出かけているライダーも多いのではないでしょうか。
ライダーにとって、いつかは走ってみたい憧れの地といえば、やはり北海道。
私もこれまで、北海道から鹿児島まで日本各地をバイクで走ってきましたが、何度走っても「やっぱり北海道は別格だ」と感じます。
私は2012年から、奥さんを後ろに乗せて8回、北海道ツーリングに行きました。
そのたびに出会った、広大な大地、どこまでも続く道、突然目の前に現れる絶景。
今回は、そんな8回の北海道ツーリングで、私が特に心を動かされた「北海道ロード」を紹介します。
■まずはオロロンライン、それもオトンルイ風力発電所
北海道の道を語るなら、まずここを外すことはできません。
街灯もガードレールもほとんどない、ひたすら真っすぐに伸びる道。
ただ広い大地の中を、バイクで走り続けます。

そして、何もないと思っていた視界の先に、突然巨大な風車が現れる。
その光景を初めて見たときの「北海道に来た!」という感動は、今でも忘れられません。
写真で見るのとは違います。
実際にバイクでこの道を走り、風を感じながら目の前に現れる風車群を見る。
これこそ北海道ツーリングの醍醐味だと思います。
■北緯45度のモニュメント
同じくオロロンラインに、ぽつんと立っている北緯45度のモニュメント。

ここも北海道らしさを感じられる、お気に入りの場所です。
天気が良ければ、その先には利尻富士。
「北緯45度を走っている」という実感と、遠くに浮かぶ利尻富士。
北海道の大きさを、静かに感じさせてくれる場所です。
■宗谷岬
言わずと知れた、日本最北端の地。

北海道を走るライダーなら、一度はここを目指したくなるでしょう。
長い距離を走り、いくつもの街を越え、そしてようやくたどり着く宗谷岬。
最北端の碑を前にすると、
「本当にここまで来たんだな」
そんな感慨が込み上げてきます。
8回も北海道を走っているのに、宗谷岬にはいつも特別な思いがあります。
■エサヌカ線
オロロンラインとは、また違った魅力を持つ道です。

道路の先にも、左右にも、遮るものがほとんどない。
ただ一本の道が、広大な大地の中をどこまでも伸びています。
初めて訪れたのは2012年。
そのときに受けた「こんな道が日本にあるのか!」という衝撃は、今でも鮮明に覚えています。
それ以来、北海道に行くと走りたくなる、お気に入りの道になりました。
■能取岬
広い道から林の中へ入っていくと、景色が少しずつ変わっていきます。
そして林を抜けた瞬間――。

突然、目の前の視界が大きく開けます。
まるで海へ向かって、そのままダイブしていくような道。
この瞬間がたまりません。
さらに能取岬の灯台まで行くと、そこには広い草原が広がっています。

灯台の下の草原に寝転び、青い空と白い雲を眺める。
バイクを降りて、ただ空を見上げる。
「来てよかったなぁ」
そんな言葉が自然に出てくる、私にとって最高の癒しの場所です。
■紋別・カニの爪
紋別にある巨大な「カニの爪」のモニュメント。

以前はイベントの際に、実際に海に浮かべられていたものだそうです。
それにしても、巨大なカニの爪が大地に立っている光景は、何度見ても不思議です。
こんな景色、北海道でなければなかなか出会えません。
■美幌峠
美幌峠も、私にとって忘れられない場所です。
実は最初に訪れたときは、霧の中。

目の前は真っ白で、屈斜路湖はまったく見えませんでした。
「北海道まで来たのに……」と思ったのを覚えています。
ところが、北海道は何度も来るから面白い。
天候ひとつで、同じ場所がまったく違う表情を見せてくれます。
そして峠を下り、湖に沿って走っていく道。

これがまた最高なんです。
山を下りながら、少しずつ景色が開けていく。
「北海道を走っている」という感覚を全身で味わえる道です。
■北19号線
開陽台へ向かう、いわゆる「ミルクロード」。

丘の向こうから一直線に伸びてきた道が、そのまま開陽台へ向かっていきます。
北海道には「真っすぐな道」がたくさんありますが、ここにはまた独特の美しさがあります。
何も考えず、ただアクセルを開けて走り続けたくなる。
タンデムで走っていても、後ろの奥さんと一緒に「北海道ってすごいね」と感じられる、そんな道でした。
■就実の丘へ続く道
こちらも畑の中を走る道から、丘を上っていきます。

そして丘の上に出ると――。

目の前に北海道の大地が一気に広がります。
遠くまで続く畑、丘、空。
東京や埼玉では決して見ることのできないスケールです。
バイクを止めて景色を眺めていると、時間が経つのを忘れてしまいます。
■8回走っても、北海道はやっぱり別格
私はこれまで、北海道だけでなく、九州や四国、東北など日本各地をバイクで走ってきました。
それでも、北海道だけは何度行っても特別です。
広大な大地。
どこまでも続く道。
突然現れる絶景。
そして、何よりも「走ることそのもの」が楽しい。
2012年から8回。
奥さんを後ろに乗せて、一緒に北海道を走ってきました。
そのとき見た景色や、道の途中で感じた風、バイクを止めて眺めた空。
そうした一つひとつが、今でも大切な思い出として残っています。
北海道ツーリングは、単に「遠くへ行く旅」ではありません。
そこへ行かなければ出会えない景色と、その瞬間にしか感じられない感動がある。
だから私は、何度でも北海道へ行きたくなるのだと思います。
さて、次はどの道を走ろうか――。
そんなことを考えている時間も、北海道ツーリングの楽しみなのかもしれません。
最後に、今まで行ってきた北海道ツーリングの動画をいくつか載せておきます。
■2012年にはじめていった北海道ツーリング
■天気に恵まれ感動しっぱなしだった2016年ツーリング
コメント
お久しぶりです。
ziromeiさんの行動力にはいつも感心しています。
常にアクティブに行動されて、しかも奥様も。。。
たまたまのご縁で最初に道の駅あしがくぼでお会いしてからもうずいぶんと経ちましたね。
一緒に走らせていただいたのは多くはないですが、一番楽しい時を過ごさせていただきました。
ウチもいろいろな事があって、タンデム北海道ツーリングは2024年を最後になりました。
でも、私もタンデムでなくziromeiさんと北海道を走りたかったです。
きっと素敵な思い出になったでしょうね。
ご無沙汰しております。
北海道のタンデムツーリング、メカ好きさんにいろいろと教えていただき、我が家もいろんなところへ走りに行くことができたこと、人生の最高な思い出になってます。
結果的に、カミさんも免許を所得して、自走で北海道ツーリングを楽しむことができたこと、いい思い出になってます。
家庭の事情で、今では北海道ツーリングに行く休暇が取れずになってしまってますが、乗れているうちは、いつかカミさんと北海道へ走りに行きたいと思っています。
メカ好きさんのブログや動画があったこと、大変感謝いたします。
メカ好きさんと一緒に北海道を走りたかったですね(^^♪