私のハーレー、FLSTCヘリテイジ・ソフテイル・クラシックにはヤッコカウルとインナーパネルを後付けでカスタムしています。
そのインパネのメーター縁取りのトリム・ラインはメタリックレッドのワイターで囲っています。
しばらくこの状態で乗っていましたがそろそろ飽きてきたので作り変えることにしました。
今回使ったのもコチラの「自由自在」、カラーはメタリックブラックで太さ3.2mmのものです。 3m巻のモノですべてのトリムを作ることが出来ました。
まあ、ハーレーに乗っている方はこんなふうにDIYで作らず、純正オプションのものでカスタムすることでしょう。
完成した姿がこちらです。
もともと、バイク自体が黒とメッキのカラーのものなのでインパネも同じカラーリングになって一体感が出たでしょう。
このインパネの中に取り付けてある各パーツは、すべて私がDIYで自作したもので、ハーレー純正のオプションは一切使っていません。
一応、説明すると、左上から
・レーダー探知機 : 待受画面がいろいろ選べますが、デジタルスピードメーターにしています。
探知機は北海道ツーリングでも役立ってました。
・タコメーター : デイトナ製のハーレー仕様のデザインのモノ。
ヤッコカウルを付ける前から使っていました。
・時計 : ハーレーはタンク上のスピードメーターを切り替えて時計になりますが、見にくいので別に付けました。
・電圧計 : このインナーパネルや冬場の電熱ヒーターウェアなど、電気を使っているのでその確認用です。
・温度計 : デジタルで灼熱や冬の路面凍結確認用などです。
・メディアオーディオ : SDカードやブルートゥース、FM/AMラジオ対応です。
雨が降ってきたら前面にカバーを付けます。
音声はインナーカウル左右のスピーカーから出力します。
・フロントドラレコスイッチ : ハーレー前面に付けたアクションカメラでツーリング動画やドラレコ用として使っているものの録画開始と停止が出来るようにしています。
・ドラレコインジケーター : ドラレコの録画時に点灯します。
・パネル電源リセットスイッチ : 夏場の高温時など、レーダー探知機やバイク用ナビがフリーズした時に一時的に電源を落としてリセット出来ます。
ところでこのFLSTCは元々はヤッコカウルはなく、脱着式の大きなクリアのウインドスクリーンだけでした。 そのため前方路面などの見通しは良かったのですが少しさびしい感じでした。
ツーリングに必要なバイク用ナビとタコメーターだけを付けた状態です。
その後、一緒にツーリングに行かせていただいた先輩の方がヘリテイジにヤッコカウルを付けているのを見て、私もやりたくなりました。
取り付けるためには、「ツーリングモデル用のヤッコカウルを購入し、加工する」方法か、「キジマ製で出ているヘリテイジ用のヤッコカウルを購入する」の二つの方法がありましたが、私は後者のキジマ製を購入しました。
納車から1年3ヶ月後の2009年のことです。
これなら取り付けステーなどもヘリテイジ用に出来ており、ノーマルのウインドシールドと同様に工具無しで脱着出来るからです。
ハーレーを前から見ればヤッコカウルが付いてウルトラ系のようにカッコ良くなりましたが、ライダー側のインナーは何も無いのでスカスカの状態です。
やはりこのままでは寂しいので、ヤッコカウルを付けてから1年後に、インナーカウルを自作することにしました。
まずはダンボールで試作して形状を検討しました。
平面パネル状ですがメーターなどを組み込めるように中央にボックスを付けています。
実際にベニヤ板をカット、加工しています。
このパネルにはタコメーターの他に、レーダー探知機と電圧計、温度計を組み込みました。
パネルの前面にはレザーとシルバーのラインテープを貼って仕上げました。 ヤッコカウルとの隙間がアリアリですね。
そしてその1年後、平面過ぎるパネルをもう少しレベルアップしたくて、立体になるように作り変えました。
前作より隙間を少し減らし、さらに左右にオーディオ用のスピーカーも組み込めるようにしました。
制作途中の段階です。 パネル自体は三段階に立体化しています。 パネル左右端は塩ビ板を曲線状に曲げて取り付け、隙間が自然になるようにしました。
完成した状態です。
ハンドル左側に見える、黒いステーの先のスイッチとインジケーターランプは、ハーレーの前面に付けた動画撮影用のビデオユニットの電源と録画開始/停止スイッチです。
その2年後の2012年、やはりインナーカウル自体のDIYでの自作ではそうしてもチープ感を払拭出来ないので、最終目標であったハーレーのウルトラ用のインナーカウルを購入しました。 年式によって多少形状の違いがあるようで、私の付けているキジマ製のヤッコカウルにジャストフィットするか十分検討しました。
まずはすべてのメーター用の穴にぴったり合うように黒のシボ付き塩ビ板をそれぞれのサイズに丸くカットして取り付けました。
左右のスピーカー穴は黒のパンティングアルミ板を付けました。 そして雨にも対応するように裏側を防水処理しました。
ウルトラ用のインナーカウルはそのままではFLSTCヘリテイジには取り付け出来ませんでしたので、干渉する「フロントフォークに当たる足」の部分と一番下のメーター穴の一部をカットしました。
また、キジマ製のヤッコカウルにビス留め出来るように裏側にステーを自作しています。
これでヤッコカウルにもぴったり合って、ハーレーにもカンタンに脱着出来るカウルが出来ました。
各種パーツを取り付けてテストしている状態です。
この自作段階から、レーダー探知機を新しいモノに変えてデジタルスピードメーター化しました。
またインナーカウル中央下の所は収納ケースでダミー蓋になっています。
バイク用ナビも変わっています。
純正のインナーパネルを付けた半年後、メーターのトリム枠をこの赤いメタリックの針金を使って自作しました。
完成したのがコチラの状態です。 どうせトリム枠を付けるなら「自作」というのがわかるようにオプションではほとんど見ないカラーを選んでみました。
その2年後の2014年8月、カーステレオを取り付けました。
そして昨年2018年8月、カーオディオを現在のメディアタイプに交換。
今までのオーディオより小型軽量化を図りました。
そして今回のトリム枠のカラー変更での作り変えとなったのです。
ハーレーのインパネのトリム交換と今までの自作パネルの変遷
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