一度は降りようと思ったハーレー、もう一度走ってみた。バッテリー上がりの原因も発見

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一度は、もうハーレーを降りようかと思っていました。

長い間一緒に走ってきた愛車ですが、年齢とともに体力も落ちてきて約400kgあるハーレーを取り回すことに少しずつ不安を感じるようになっていたからです。

そんな私に「もう少し乗ったら?」と言ってくれたのが奥さんでした。

そのひと言で、もう少しだけバイクライフを続けてみようと決めました。

そんな気持ちになったのもハーレーのエンジンがかからなくなったのをいい機会だと思ったからです。

今回は、修理に出していたハーレーを引き取り、久しぶりに走ってみたこと。そして帰宅後、バッテリー上がりの原因と思われるものまで見つけた一連の出来事を書いてみます。

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ハーレーが突然動かなくなった

ある日、自宅でハーレーのエンジンをかけようとしたところ、セルモーターから「キュルキュル……」と力のない音がするだけ。

エンジンがかかりません。

バッテリーを交換したのは2年8か月前。

寿命といえば寿命なのかもしれません。

ただ、これまでのバッテリーは少なくとも3年くらいは使えていたので、今回は少し早いような気がしました。

乗らないときも、普段からトリクル充電器をつないで補充電しています。

ところが、少し前からその充電器も、本来なら満充電になればインジケーターの点滅が止まるのにいつまでも点滅のままと、正常なときと違っていました。

 

「これは何かおかしいかもしれない」

そう思いましたが、自分では動かすことができないので、ディーラーの工場に運んでもらうことにしました。

400kgのハーレーを運ぶのは大変だった

幸い、加入しているバイク保険にはレッカーサービスが付いています。

自宅からディーラーまで、無料で搬送してもらうことができました。

 

ただし、ここでちょっとした問題が発生しました。

最初に手配されたレッカー車がスロープ式だったのです。

私は保険会社に電話したとき、

「このハーレーは約400kgあるので、人力で押してスロープを上げるのは無理だと思います」

と、あらかじめ伝えていました。

ところが実際に来たのはスロープ式のレッカー車。

「助っ人のスタッフも呼んでありますから」とのことでした。

しかし、実際にハーレーを取り回そうとしたところ、スタンドを払って車体をまっすぐ起こす段階で、

「これは無理ですね」

と、レッカーのスタッフの方も断念。

以前、ディーラーのスタッフの方にこのハーレーをスロープで荷台に載せてもらったことがあります。

そのときも、重量級ハーレーの取り回しに慣れたスタッフの方が3人がかりでようやく載せることができました。

やはり400kgは簡単ではありません。

改めて保険会社に連絡し、今度はリフト式のレッカー車をお願いしました。

そして翌日、ようやく搬送することができました。

ハーレーやゴールドウイングの搬送にも慣れたレッカー車

翌日に来てくれたレッカー会社の方は、ハーレーやゴールドウイングなど、大型バイクの搬送にも慣れている方でした。

レッカー車自体も大型バイクを運ぶために工夫されています。

リフト台の部分も長く延長されていて、バイクを載せてもはみ出さないようになっています。

荷台の前方には、フロントタイヤを挟んで固定できる金具も設置されています。

さらに驚いたのが、レッカー車のタイヤ。

高さ制限のある地下駐車場からバイクを搬出するとき、少しでも車高を低くできるようタイヤまで小さいものに交換されていました。

大型バイクを運ぶための専用車両は、ここまで考えられているのかと感心しました。

 

修理が終わったハーレーを引き取りに

そして、ようやく天気が安定した週末。

ディーラーから「修理が終わりました」と連絡をもらっていたので、ハーレーを引き取りに行ってきました。

今回の保険契約では、故障したバイクを自宅から整備工場へ搬送してくれましたが、修理完了後に自宅まで届けてもらうサービスや、引き取りに行くための交通費は支給されません。

そこで、今回はタクシーでディーラーへ向かいました。

少し早く着きすぎてしまったので、開店まで店内で待たせていただきました。

原因はやはりバッテリーだった

修理内容を確認すると、やはり原因はバッテリーの不調でした。

バッテリーは新品に交換。

それ以外にも点検してもらったところ、オルタネーターの発電量は新車時より少し落ちているものの、現時点では問題なく乗れる状態とのことでした。

バッテリーは今回もハーレー純正品に交換してもらいました。

ただ、純正バッテリーも年々高くなっています。

今回はバッテリー代だけで3万6千円ちょっと+作業工賃。

なかなかのお値段です。

さらに、ハーレー独自の正規ディーラー向け診断システム「Digital Technician(デジタルテクニシャン)」を使って、車両の診断や故障コードなどもチェックしてもらいました。

しばらく待っていると……。

整備フロアから、私のハーレーが降りてきました。

帰ってきた!

久しぶりに見る愛車は、やっぱりいいものです。

修理後、久しぶりにハーレーを走らせる

せっかくなので、いきなり自宅へ帰るのではなく、テスト走行を兼ねて少し走ってみることにしました。

久しぶりに晴れる週末ということで期待していたのですが、実際には太陽はほとんど顔を出さずどんよりした曇り空。

それでも、久しぶりに愛車で走るのは気持ちがいいものです。

途中には、ちょっと大規模な「サイン会場」もありましたが、もちろんおとなしく走って無事通過。



 

しばらく走ったところで、広い駐車場にバイクを停めました。

エンジンを切り、前後にハーレーを押して取り回しの感触を確かめます。

「まだ、このハーレーに乗れるかもしれない」

少し前まで、バイクを降りようかと考えていました。

乗りたい気持ちはある。

でも、年齢とともに体力が落ちてきた。

特に、この約400kgあるハーレーを取り回すことに不安を感じるようになっていたからです。

ところが、久しぶりに走ってみて、そして実際にバイクを押してみて……。

「まだ、このハーレーに乗れるんじゃないか」

そんな気持ちが少し戻ってきました。

奥さんのひと言で、もう少しバイクライフを続けようと決めましたが、今日走ってみてその決断は間違っていなかったのかもしれません。

それでも、このスタイルは変えたくない

私のハーレーは、もともとの車重が約340kg。

そこに大きな「やっこカウル」、インナーパネルに取り付けた電装品、リアの「キングツアーバッグ」「ロアフェアリング」などを追加しています。

その結果、現在の車重は約400kg。

もちろん、カウルやバッグなどを外せば多少は軽くなります。

でも……。

やっぱり、このスタイルが好きなんです。

だから、できる限り今の姿のまま、もう少し乗り続けたいと思っています。

 

帰宅して、バッテリー上がりの原因を調べてみる

そして帰宅後。

今回のバッテリー上がりにはなにか原因があるのではないかと思い、電装品の配線を確認してみることにしました。

私のハーレーには、カスタムによっていくつもの電装品が追加されています。

  • タコメーター
  • カーナビ
  • レーザー探知機
  • レーダー探知機
  • 前後ドライブレコーダー

これらの配線は、すべて私自身がDIYで取り付けたものです。

イグニッションを入れた状態、アクセサリーモードにした状態で、一つずつ機器の動作を確認していきました。

すると……。

どうもドライブレコーダーの配線が怪しい。

ドラレコの「BAT+」が原因だったのか?

ドラレコの電源コードは「赤」「黄」「黒」の3本。

それぞれのコードには白いテープで、

  • 赤=ACC
  • 黄=BAT+
  • 黒=アース

と表示されています。

これだけを見ると、普通は「黄=BAT+」なので、バッテリー直結だと思ってしまいます。

ところが、ドラレコのマニュアルを確認してみると……。

なんと、赤いコードも黄色いコードも、どちらもACCへ接続するように書かれています。

このドラレコを取り付けたのは3年前。

そのときはマニュアルを確認して、正しく配線したはずです。

ところが、その後ディーラーに修理で預けた際に、

「配線がごちゃごちゃしていたので、見直して引き直しておきました」

と言われたことがありました。

もしかすると、そのときに黄色いケーブルの「BAT+」という表示を見て、バッテリーへ直結されたのかもしれません。

もしそうなら、ドラレコに常時わずかな電流が流れ続け、バッテリーに負担をかけていた可能性があります。

もちろん、これはディーラーの方を責めるつもりはありません。

ケーブルに「BAT+」と書いてあれば、そう判断するのも無理はないと思います。

むしろ、3年前に自分で取り付けた配線を、その後きちんと確認していなかった私の問題です。

3年前の配線なんて、正直なところ覚えていませんでした。

配線を修正して、これで一安心

そこで今回、黄色いケーブルに付いていた「BAT+」の表示を外し、ギボシ端子をつなぎ直してアクセサリー電源へ接続し直しました。

これで、イグニッションOFFのときにドラレコへ電流が流れ続ける可能性はなくなりました。

トリクル充電器の状態も確認。

今度は問題なく充電できています。

もう少し、このハーレーと走ってみよう

今回、バッテリー交換をしてハーレーは無事に復活しました。

そして、久しぶりに走ってみたことで、私自身も少し元気を取り戻したような気がします。

年齢を考えれば、いつまでこの400kgのハーレーに乗れるかは分かりません。

でも、今すぐ降りる必要もないのかもしれません。

まだタイヤの残り溝もあります。

よし、もう少し走ってみよう。

奥さんのひと言から始まった、私の「もう少しだけ」のバイクライフ。

今回のトラブルも、結果的にはハーレーをもう一度見つめ直すいい機会になりました。

まだまだ、このハーレーと走ってみたいと思います。

コメント

  1. Rockeyさんへ、
    コメントありがとうございます。
    ライダーの大先輩の方ですね。
    「小さなバイクで日本国内を走り回ったのが良い思い出です。」
    わかります。 私も今のハーレーで北海道の広い大地をはしるのもたのしいですが、CB50で東京から野宿しながら東北一周したのが、バイク旅の原点でいつまでも楽しい思い出です。

    お仲間さんたちもだんだんハーレーから離れていかれたとのこと、寂しいですが仕方ないですね。

    一度は降りることも考えたハーレーですが、やはりもう少し乗り続けていこうと思いなおしました。

    あたたかいコメント、ほんとうにありがとうございました。

     

  2. 初めてコメントを書かせて貰いました。
    あちこち拾い読みさせて頂きました。私は40代に4年間だけハーレーを所有しました。
    免許を取って61年、数十台のバイクを所有しましたが、今は原付2台だけです。
    小さなバイクで日本国内を走り回ったのが良い思い出です。
    今はバイクでも車でも遠くに行くことは無くなり、作業場で趣味の物作りをしています。
    先日ハーレーを持っていた友人に電話したところ、高齢になって手放したとか。
    近所のハーレー所有者は病気になって乗れなくなったようです。
    元気に乗れている間は愛着がある車は手放されないのが良いのではないかと思います。
    私も今の二台はこれからも大切に乗り続けたいと考えています。
     

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