金曜ロードショーのオープニング場面フルバージョンのジオラマをつくってみた

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昔、テレビが一番の娯楽だったころ、我が家では映画を観るのは映画館ではなくテレビ放映でした。
各局がそれぞれ特色のあるラインナップを敷いていた中で金曜ロードショーは時に好きな番組でした。
映画が始まる前にあるオープニング場面と解説者の方の説明は今でもよく覚えています。
 
そんな場面をプラモにしたというニュースを聞いて自分でもフルスクラッチで作ってみました。
建物は単純な形なのでサクッとCGでモデリング、せっかくならボートハウスだけでなくオジサンが犬と戯れている桟橋もつくってみました。
これのロケ地になったのは千葉館山の北条桟橋という実在するところなので写真なども見つかったので作図しやすかったです。

3Dプリンターで印刷します。 縮尺はとくに気にせず自由サイズです。

作成したパーツです。

ボートハウスと桟橋、どちらも手のひらサイズです。

桟橋にいるオジサンと犬ですが最初は球体と棒状のもので作成しましたがリアルでないのでモデリングし直しました。

右が最初の試作品、左が作り直したものです。

この二つのストラクチャーを並べて背景も印刷して撮影してみました。
どうも桟橋の遠近感がちょっと気になります。 電灯は先に行くほど小さくしたのですが桟橋自体ももっと強調した方がいいようです。

何回か試作を重ねてようやく気に入った形になりました。

 
と、ここまでは今年の8月に制作したものでした。
そのあと別のジオラマなどにかかりっきりだったのでこの二つはその辺のほっぽらかしてありました。
最近になって作業も一段落したので「そういえばあの金曜ロードショーのストラクチャーはどうなったかな?」と思って探してみたら、部品がなくなっていたり壊れている箇所もありました。
このままでは埋もれてしまうのでジオラマにしてケースに収めることにしました。
壊れていたり紛失したパーツは作り直します。 3Dプリンターでつくったものは元のデータが残っていれば何度でも再制作できるので便利です。
今回ジオラマにするにあたってもう一点追加しました。
それはそう「フライデーおじさん」と呼ばれる幻灯機のハンドルを回すオジサンです。
これも制作しました。

ジオラマのベースとなるのは毎回使っているダイソーのコレクションケースです。
これで統一してジオラマを作っていると重ねて陳列できます。
背景とベースとなる画像を作成して印刷、ケースのサイズに合わせてカットします。
ボートハウスは砂浜の上に、桟橋は海の上に設置している設定にしました。

ところで桟橋の方はそのままでははみ出してケースに収まりません。

サイズを確認してカットします。


ケースの中にベースと背景だけセットしてみました。

配置はご覧のとおりです。
フライデーおじさんは本当はこの二つのストラクチャーを映しているようにしたいのですがそうすると後ろ姿しか見えないのであえて海の上に移動してもらいました。(オジサンだけはベースに接着せず置いてあるだけです)

金曜ロードショーの番組で映し出された場面に近い角度で再現してみました。

ケースに収納するとこんな感じです。

壊れたりポコリをかぶることがないので長く眺めていられそうです。

おまけでボートハウスをこんな風にポップにアレンジしても楽しそうですね。

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