消えた昭和のテーマパーク「那須ロイヤルセンター」ファンタラマを覚えていますか?貴重な動画で蘇る昭和レジャーランドの記憶

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昭和時代、那須高原には今では見ることのできない巨大レジャー施設がありました。
その名は「那須ロイヤルセンター」

ホテル、大劇場、美術館、遊園地、ゴーカート場などを備えた一大リゾート施設で、その中でも特に印象に残っているのが屋内型アトラクション「ファンタラマ」です。

今回、1995年に訪れた時に撮影していた貴重なビデオ映像を発見しました。
閉園してしまった今では見ることのできない那須ロイヤルセンター ファンタラマの内部映像、そしてホテルで開催されていたグランドレビューショーの様子を動画で公開します。

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昭和40年代に誕生した那須の巨大レジャーランド

昭和40年代、日本各地では高度経済成長とともに新しい観光施設やレジャーランドが次々と誕生しました。

那須高原でも、

  • りんどう湖ファミリー牧場(1965年開園)
  • 那須ロイヤルセンター(1968年開業)
  • 那須ハイランドパーク(1969年開園)

など、大型観光施設が誕生しました。

その中でも那須ロイヤルセンターは、東京ドーム約10個分ともいわれる広大な敷地にホテル、大劇場、美術館、テニスコート、遊園地などを備えた当時としては非常に大きな施設でした。

突然、頭の中に蘇った「ファンタラマ」の音楽

ある日、何十年も忘れていたメロディーが突然頭の中に流れてきました。

「ファンタラマ♪ ファンタラマ♪ みんなのファンタラマ♪」

懐かしくなりネットで検索してみましたが、驚くほど情報が少ない。

写真や動画、当時のパンフレットなどもほとんど見つかりませんでした。

那須ロイヤルセンターは2000年に閉園するまで32年間営業していたので、訪れた人は多かったはずです。
しかし、当時は今のようにスマホで簡単に写真や動画を残す時代ではありませんでした。

1995年、那須ロイヤルセンターを訪れた日の記憶

私が妻と那須へ旅行したのは1995年9月。
那須、新潟をめぐる2泊3日の旅でした。

その時、那須ロイヤルセンターホテルに宿泊し、食事の後には大劇場で開催されていたグランドレビューショーも観覧しました。

天気があまり良くなかったため屋外施設ではなく、屋内施設へ向かいました。

そこで出会ったのが「ファンタラマ」でした。

幻のアトラクション「ファンタラマ」とは?

ファンタラマは、水路を進む小型ボート型アトラクションでした。

イメージとしては東京ディズニーランドの「イッツ・ア・スモールワールド」に近く、世界各国をテーマにした人形やセットの中をゆっくり進んでいきます。

那須ロイヤルセンター ファンタラマ

入場料は大人200円。
今考えると、とてもリーズナブルなアトラクションでした。

最初は植物園のような空間から始まり、世界各国の風景へと進んでいきます。

ファンタラマの中に広がっていた昭和の夢

中には、

  • 南国のダンス風景
  • 海の世界
  • アメリカ西部
  • イギリスとビートルズ
  • フランスの凱旋門やエッフェル塔
  • ヨーロッパの街並み
  • エジプトの砂漠
  • 動物たちの世界

那須ロイヤルセンターのファンタラマ
大きな口を開けたサメの中を進むと海の中のようです。
那須ロイヤルセンターのファンタラマ
アメリカのカントリーや荒野が現れます。
あれは「ウエストサイドストーリー」?
ドクロの顔の向こうにはスコットランドの帆船が揺れています。
那須ロイヤルセンターのファンタラマ
この帆船のそばにはもう一本の水路が見えます。
ファンタラマは屋内を一直線に進むのではなく、途中でUターンして回って来るので反対側の水路が見えているのです。
イギリスエリアにはビートルズのメンバーも小さなお人形になって演奏しています。
那須ロイヤルセンターのファンタラマ
ダンスのシーンに続き、凱旋門やエッフェル塔もあります。
那須ロイヤルセンターのファンタラマ
けっこうしっかり作りこんでいます。
回るオランダ風車の前には大きなケーキとチューリップ。
那須ロイヤルセンターのファンタラマ
イタリア、スイスの風景も広がります。
水路をまたぐ橋の上にも誰かいるようです。
那須ロイヤルセンターのファンタラマ
冬のロシアは雪の女王?
ここで再び帆船の横を通過します。
イタリアではピノッキオが天井から糸で吊るされているのが見えます。
那須ロイヤルセンターのファンタラマ
スペインの闘牛場を過ぎると、写真でよく見かける(?)巨大なガリバーの股の間を潜り抜けます。
那須ロイヤルセンターのファンタラマ
ここを抜けるとエジプトの砂漠が広がっています。
その後には動物ゾーンになっていて、ちょっとデザインが「?」なカバとフラミンゴがいます。
那須ロイヤルセンターのファンタラマ
先にいるワニは時々大きな口を開けています。
最後は世界各国の国旗の下で、それぞれの国の衣装を付けた人形たちが見送ってくれます。
那須ロイヤルセンターのファンタラマ
那須ロイヤルセンターのファンタラマ
再びトンネルに入ると、そこの壁には「さよなら」の言葉を各国の言葉で表現したものが描かれていました。
那須ロイヤルセンターのファンタラマ

など、世界旅行をしているような演出がありました。

現在の最新アトラクションと比べればシンプルですが、昭和40年代にこれだけ大規模な屋内型施設が作られていたことには驚かされます。

30年前のビデオから奇跡的に発見

当時はまだデジカメもなく、撮影は8mmビデオ。

ビデオカメラも時代とともに変わり、古い機材は壊れてしまいました。

しかし、保存していたテープを探したところ、奇跡的にファンタラマの映像を発見しました。

古いHi8ビデオデッキから映像を取り込み、現在の編集機材で復活させました。

那須ロイヤルセンター ファンタラマ動画

こちらが実際の映像です。

ホテルのグランドレビューショーも収録

今回の動画には、ファンタラマだけではなく、

  • 那須ロイヤルセンターのホテル客室
  • レストランでの食事風景
  • 那須ロイヤルダンシングチームによるグランドレビュー

当時の華やかな昭和レジャー文化も収録しています。

消えてしまったけれど、記憶には残る場所

那須ロイヤルセンターは現在もう存在しません。

ファンタラマの建物も姿を消しました。

しかし、当時訪れた人の心の中には、あの音楽や人形たちの動きが今でも残っているのではないでしょうか。

昭和の子供たちに夢を与えた「ファンタラマ」。

この記事と動画が、昔乗った方には懐かしい記憶として、初めて知った方には昭和の魅力として届けばうれしいです。

もし那須ロイヤルセンターやファンタラマの思い出がある方は、ぜひコメントで教えてください。

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