これが現在、私のハーレーに常時積載している工具・アイテム一式です。48年間のツーリング経験の中で、実際に役立ったものだけを厳選しています。
【48年の実体験】バイクツーリングで本当に役立つ工具・持ち物29選|北海道ツーリングでも活躍した必携アイテム
ツーリング中に
・工具がなくて困った
・結束バンド一本あれば帰れた
・旅先で部品が手に入らなかった
そんな経験はありませんか?
「ツーリングには何を持っていけば安心なのだろう?」
バイクに乗り始めた頃は、私も最低限の荷物しか積んでいませんでした。しかし、48年間バイクに乗り続ける中で、転倒やパンク、電装トラブルなど、さまざまな経験を重ね、「これだけは積んでおいて本当に良かった」と思える工具やアイテムが少しずつ増えていきました。
大学生の頃には1978年、79年と二回で青森から鹿児島まで合計約五週間のソロツーリングを経験。その後も北海道ツーリングをはじめ、日本各地を数え切れないほど走ってきました。
この記事では、現在も私のハーレーに常時積載している工具や予備パーツ、応急修理用品、常備薬などを、実際のトラブル写真とともに紹介します。
日帰りツーリングにも、北海道のようなロングツーリングにも役立つ内容ですので、ぜひ参考にしてください。
この記事で紹介するもの
- 基本工具
- 配線・工作用品
- 予備パーツ
- 結束バンド・テープ類
- パンク修理用品
- ジャンプケーブル
- 常備薬・救急用品
いずれも48年間のツーリングで実際に役立ったものばかりです。
工具やアイテムはどこに積載している?

工具やアイテムは用途ごとに収納場所を分けています。必要なものをすぐ取り出せるようにしておくことも、ツーリングでは大切なポイントです。
- 左右サドルバッグ
工具や予備パーツのほとんどを左側へ収納。右側は私とタンデムの妻用のレインウェア、レイングローブ、ブーツカバー専用です。 - キング・ツアーパック(リアボックス)
普段はお土産やヘルメットを収納するため空けています。 - ロアフェアリングの収納ボックス
右側はジャンプケーブルなど工具類、左側はタオルを収納。旅先で急に温泉へ入りたくなった時にも便利です。 - タンクパネルポーチ
常備薬など、すぐ取り出したいものを収納しています。 - リアラック上のツールバッグ
自作したライダースデザインのツールバッグを装着しています。

48年間の経験で厳選した基本工具
左サドルバッグには、防水性の高いTANAXのバッグを入れ、その中をさらに用途別に整理しています。

バッグの中もカテゴリーごとに小分けしています。

黒い袋には主に工具類を収納しています。

- インチ・ミリ両方の両口スパナ
- モンキーレンチ
- 細口バイスプライヤー
- レザーマン・マルチツール
- プラス・マイナスドライバー
- ニッパー
- 六角レンチ(インチ・ミリ)
ハーレーはインチ工具が基本ですが、バッテリー端子や後付けパーツはミリサイズが使われていることも珍しくありません。
また、ツーリング先では国産バイクのライダーから「工具を貸してもらえませんか?」と声を掛けられることも何度もありました。そのため、ミリ工具も必ず携行しています。
実際に役立ったエピソード
ハーレーに乗り始めて最初のマスツーリングでは、仲間のウインカーが破損してしまいました。その場で工具を取り出して応急修理を行い、無事にツーリングを続けることができました。

工具は「自分のため」だけではありません。ツーリング仲間や旅先で困っているライダーを助けられることも少なくありません。

以前、オフロードツーリング中に転倒し、チェンジペダルとブレーキペダルが曲がってしまいました。
その時もバイスプライヤーで形を修正し、そのまま自走して帰ることができました。この経験から、バイスプライヤーは今でも必ず携行しています。
応急修理に役立つ工作用品・配線用品
工具だけでは、すべてのトラブルに対応できるわけではありません。
そこで私が必ず携行しているのが、テープ類や配線用品、針金などの「応急修理グッズ」です。どれもホームセンターで手軽に手に入るものばかりですが、旅先では何度も助けられてきました。

- ガムテープ
かさばらないように平らに巻き直して携行しています。 - ビニールテープ・強力テープ・クラフトテープ
割れたパーツの固定や防水処理など、用途はさまざまです。 - 輪ゴム・二重リング
ちょっとした固定や荷物の整理に便利です。 - 収納式ハサミ・ミニカッター・ステープラー
ツーリング中でも意外と出番があります。 - 配線コード・圧着用材料
電装トラブルの応急修理用です。 - ステンレス針金・ビニール被覆針金
折れたステーやマフラーの固定などにも使用できます。 - 反射テープ
万が一テールランプが使えなくなった時の安全対策です。
実際に役立ったエピソード
ツーリングの時、走行中に突然フェアリング内の電装品がすべて動かなくなったことがありました。
近くの道の駅へ入り、その場でフェアリングを分解して原因を調べました。

原因はコネクター端子から配線が抜けていたことでした。

幸い今回はコネクターを差し直すだけで直りましたが、もし断線していた場合でも携行していた配線コードを使って応急修理ができる状態でした。
旅先では「あと数センチの配線」があるだけで走り続けられることもあります。
ロングツーリングで役立つ予備パーツ
工具と同じくらい重要なのが予備パーツです。
「壊れたら現地で買えばいい」と思われるかもしれませんが、地方の整備工場に自分の車種・年式に合った部品が必ずあるとは限りません。
だからこそ、自分で交換できるものや現地で修理してもらう時に必要な部品だけは携行しています。

- フロント・リア ブレーキパッド
新品だけでなく、まだ使用できる交換済みパッドも応急用として役立ちます。 - アクセル・クラッチケーブル
- 圧着端子
- スパークプラグ
- プラグレンチ
- 真鍮ブラシ
- プラグギャップゲージ
- スペアヒューズ
- テールランプ球
- 予備ボルト・ナット
- 革手袋・シリコン手袋
- パンク修理用タイヤパッチ
私が予備パーツを持ち歩く理由
これらは、自分で修理するためだけではありません。
たとえ自走できなくなって地元の整備工場へ運ばれたとしても、その工場に自分のバイクに合う部品があるとは限りません。
しかし部品さえ持っていれば、その場で交換してもらえる可能性が大きくなります。
旅先では「部品がないから修理できない」というケースは意外と多いのです。

特にブレーキパッドやワイヤー類は、車種や年式によってまったく異なります。
一方、ヒューズやプラグ、電球などは比較的入手しやすいものの、持っていればその場ですぐ交換できる安心感があります。

革手袋はバッテリーや工具作業に、シリコン手袋は油汚れを伴う作業で活躍します。
旅先で手が真っ黒になると、その後の食事や宿泊でも困ることがあります。小さなことですが、持っていて良かったと感じるアイテムの一つです。
結束バンドは最強の応急修理アイテム
私が「絶対に持って行ったほうがいい」と思うアイテムを一つだけ挙げるなら、間違いなく結束バンド(インシュロック)です。
サイズ違いを数種類、さらに繰り返し使えるマジックテープも一緒に携行しています。
結束バンドは軽くて場所を取らず、それでいて固定力は抜群です。バイクだけでなく、キャンプ用品や荷物の固定にも使えるため、コストパフォーマンスも非常に高いアイテムだと思います。

北海道ツーリングで本当に助けられた出来事
北海道ツーリング中、ステップボードのラバーパッドを固定しているゴムの突起が劣化で切れ、ラバーパッドがブラブラになってしまいました。
そのままでは滑りやすく危険な状態です。

最初はガムテープを巻いて応急処置をしました。

しかし走っているうちにズレてしまい、思うように固定できませんでした。
そこでラバーパッドに穴を開け、結束バンドを通して固定する方法を試しました。

ステップボード本体へしっかり固定すると、驚くほどしっかり保持されました。

その後、自宅へ帰るまで何百キロも走りましたが、一度も外れることはありませんでした。
この経験以来、結束バンドは私にとって欠かせないツーリングアイテムになっています。
ロアフェアリングにはジャンプケーブルを収納

ロアフェアリング右側の収納ボックスには、ジャンプケーブルを入れています。
最近ではモバイルジャンプスターターが普及しています。
もちろん便利なアイテムですが、真夏のツーリングでは炎天下に長時間さらされ、高温になることもあります。
リチウムイオンバッテリーを使用した製品は高温環境に注意が必要なため、私は昔ながらのジャンプケーブルを携行しています。

実際に使う機会はほとんどありません。
しかし「一度も使わなかったから不要」というものではなく、万が一のための保険として積んでいます。
パンク修理剤も携行しています
私のハーレーは、フロントがチューブレスタイヤ、リアはスポークホイールのためチューブタイヤのまま使用しています。
そのため、万が一リアタイヤがパンクした場合、自分でタイヤを外して修理することは現実的ではありません。
応急処置として少しでも走行できるよう、パンク修理剤を積載しています。

47年前の九州ツーリングでは3回もパンク
高校生の頃、関西・四国・九州を約3週間かけてツーリングした際、なんと3回もパンクしました。
当時は中型バイクだったため、自分でタイヤを外してその場で修理しながら旅を続けました。
この経験から、パンク対策だけは絶対に必要だと考えています。
また、昔仲間とツーリングへ行った時には、一台のリアタイヤがパンクしてしまいました。
その際、私が携行していた「タイヤパンドー」で応急処置を行い、そのまま全員無事に帰宅することができました。

もちろん、パンク修理剤はあくまでも応急処置です。
使用後はできるだけ早くタイヤショップや整備工場で点検・修理を受けることをおすすめします。
ツーリングで役立つ常備薬・救急用品
バイクツーリングでは、工具や予備パーツだけでなく、自分自身の体調管理もとても重要です。
特に夏のロングツーリングでは、熱中症や疲労、軽いケガなど、体のトラブルが意外と多くあります。
そこで私は、工具とは別に常備薬や救急用品も必ず携行しています。

こちらのケースには、錠剤以外の救急用品をまとめています。

- 熱さまシート
真夏のツーリングでは、おでこや首筋を冷やして熱中症対策に使います。また、マフラーやエキパイで軽いやけどをした際にも応急処置として役立ちます。 - ロキソプロフェンテープ
長時間のライディングによる筋肉痛や関節痛だけでなく、万が一のケガにも備えています。 - 絆創膏(各サイズ)
転倒や整備中の切り傷など、小さなケガに対応できます。 - 爪切り
長旅では意外と重宝します。 - アーミーナイフ
簡単な作業やキャンプツーリングでも活躍します。 - 足がつった時の薬
長距離ツーリングの終盤は左足がつることがあるため、必ず携行しています。
48年前の事故が教えてくれたこと
一番最初に乗っていた原付バイクで走行中、後方から無理な追い越しをしてきた自動車に巻き込まれ、足の甲を骨折したことがあります。
幸い自力で帰宅できましたが、「痛みを少しでも和らげるものを持っていれば…」と強く感じました。
それ以来、痛み止めや湿布類は必ず携行しています。

このほかにも、毎日服用している薬や胃腸薬、頭痛薬などの錠剤は別のケースに分けて携行しています。
ツーリング用品を選ぶときに私が大切にしていること
この記事で紹介した工具やアイテムは、決して「全部持って行かなければならない」というものではありません。
私は48年間のツーリングで実際に使ったもの、持っていて助かったもの、「あれば良かった」と後から感じたものを少しずつ増やしてきました。
現在では全部合わせても約2kgほどです。
ハーレーのような大型ツアラーなら積載スペースがありますが、スポーツバイクやネイキッド、250ccクラスでは難しい場合もあるでしょう。
その場合は、自分のバイクやツーリングスタイルに合わせて、本当に必要なものだけを選べば十分だと思います。
私なら最低限これだけは持って行きます
- 基本工具
- 結束バンド
- ビニールテープ
- ヒューズ
- 予備電球(LED以外)
- パンク修理用品
- 常備薬
これだけでも、多くのトラブルに対応できる可能性があります。
まとめ|48年間ツーリングして分かった「本当に役立つ工具と持ち物」
バイクツーリングでは、何もトラブルが起きないのが一番です。
しかし、旅先では故障や転倒、パンク、電装トラブルなど、思いがけない出来事が起こることがあります。
そんな時、「あの工具を持っていて良かった」「結束バンドがあって助かった」と思える場面を、私はこれまで何度も経験してきました。
今回紹介した工具やアイテムは、48年間のツーリング経験の中で実際に役立ったものばかりです。
これからロングツーリングや北海道ツーリングを計画している方、また日帰りツーリングをもっと安心して楽しみたい方の参考になれば、とてもうれしく思います。
皆さんはツーリングで必ず持って行く工具や、「これに助けられた」というアイテムがありますか?
ぜひコメント欄で教えてください。私も参考にさせていただきたいと思います。
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