このビートルには、当時流行していた面白いカスタムパーツもいろいろ付けていました。
今見ると少し笑ってしまうようなものですが、当時はこういう遊び心がクルマを楽しむ一つの方法でした。
給油口に付けた水道コック風アクセサリー

フューエルリッドには吸盤で取り付ける水道コック風のパーツ。
給油のたびにガソリンスタンドのスタッフさんが驚いていました。
今のようにSNSで見せる時代ではありませんでしたが、停まっているだけで会話が生まれるクルマでした。
ぜんまいで走る?ビートル風アクセサリー

「ビートルはぜんまいで動いているんだよ」
そんな冗談のために、リアに大きなぜんまいを付けていました。
実際には走行風で傾いてしまうため、停車中だけのお遊びアイテムでした。
屋根にはダミーTAXI
ほかにも屋根の上に付けるダミーの「TAXI」ランプなど、当時ならではのドレスアップを楽しんでいました。
ビートルグッズにも夢中だった時代

ビートル専門のマニアというほどではありませんでしたが、関連グッズも集めていました。
今見ると少し恥ずかしいペアルックのビートルトレーナー。
でも、その時はそれも楽しかった思い出です。

家の黒電話にも赤いビートルのカバー。
場所を取るだけでしたが、当時はお気に入りでした。

リアシェルフには当然、ワーゲンのミニカーを並べていました。
1/87ミニカーを改造して自分のビートルを再現

当時はミニカー改造も楽しみの一つでした。
鉄道模型用のヘルパ製1/87スケールモデルをベースに加工。
- ライト位置変更
- ウインカー加工
- ドアミラー追加
- ワイパー追加
- アンテナ追加
- 車内ミラー追加
さらにリア部分はエンジンフードを加工してエンジンまで再現しました。

今ならもっと細かく作り込めると思いますが、当時はこれでもかなり満足していました。
ビートルからパジェロ、そして現在のジムニーへ

その後、オートキャンプに夢中になると、ビートルでは荷物が積めないことが増えてきました。
そこで次に選んだのが初代パジェロ。
アウトドアを楽しむ方向へ、クルマの使い方が変わっていきました。
そして現在は、その流れの延長としてジムニーに乗っています。
振り返ると、
「速いクルマへの憧れ」から始まり、
「どこへでも行けるクルマの楽しさ」へ変わっていった
そんなカーライフだった気がします。
黄色いビートルを見ると幸せになる?ワーゲン占い

当時、「ワーゲン占い」というものもありました。
黄色いワーゲンを見ると、その日は良いことがある。
でも水色のワーゲンを見るとリセットされる……なんていう話です。
今思えば単純な遊びですが、街でビートルを見かけるだけで嬉しくなる時代でした。
故障も多かったけど、それもビートルの魅力だった
もちろん楽しいことばかりではありませんでした。
空冷ビートルは故障もありました。
- クラッチワイヤー切れ
- マフラー脱落
- エンジン不調
- ウォッシャー液噴出事件
高速道路でエンジンがかからなくなった時には、本当に困りました。
すると近くにいたトラックの運転手さんたちが集まってきて、みんなで押しがけを手伝ってくれました。
1トンにも満たない軽いビートルだったからできたことです。
お礼を言おうとしたら、
「止まってる場合じゃない、行け!」
と言ってくれたことを今でも覚えています。
今でも手放したことを少し後悔しているクルマ
黄色いフォルクスワーゲン・ビートル。
故障も多かったし、便利なクルマではありませんでした。
でも、あのクルマには思い出がいっぱい詰まっています。
もし置いておける場所があったなら、今でも手元に残しておきたかったと思います。
初めて買ったクルマ。
青春時代を一緒に過ごした相棒。
それが私にとっての1976年式フォルクスワーゲン・ビートルでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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