3Dプリンターでつくった木曽森林鉄道ボールドウィン風の蒸気機関車を完成させます。
この蒸気機関車のボディだけはメルカリで販売していました。
最初にプリントした時にできたバリや糸引きをニッパーで取り除きます。
FDM方式の3Dプリンターだとどうしても積層痕が残ってしまいますのでヤスリで削って消していきます。
PLAだと固いの紙やすりではあまり削れないので、最初にダイヤモンドヤスリでその後普通の金やすりをかけます。
省略していた配管をつくるため、プラパーツのランナーをライターあぶって伸ばし、欲しい太さのものをつくります。
金属線より接着しやすいのでこちらを使っています。
PLA同士だとプラモデル用接着剤ではなくアクリサンデーの方がうまくすぐ付きます。
ここから塗装に入ります。
ボディ全体はプラカラーのつや消し黒にブラックを少し足して、ほんの少しだけツヤをもどしたものを塗ります。
つや消しだと筆塗りでもきれいに塗れます。
汽笛はゴールドに、前後のライト内はシルバーだけだとギラギラし過ぎるのでゴールドを少し加えて黄色みをもたせます。
ボディが乾くまでにシャーシを塗装します。
使うのは津川洋行の動力ユニットTU-KOPPEL Aです。
これも全体をボディと同じくつや消し+ブラックで塗装して、後部はふらっとレッドにレッドブラウンを足してまっかではない色にします。
ここを塗ることで配線のはんだ付け跡を消せます。
前後のライトを塗った上にクリアの塗料を載せ、レンズを表現します。
穴を開けてライトを光らせてもいいでしょうけど、走行させるよりディスプレイしている時間の方がながそうなのでコレでいいです。
配管を銅線でつくります。
適当な太さの銅線をボディのアーチに合わせてから曲げてカットします。
接着はクリアボンドを使います。
前後左右のナンバーと丸プレートを貼ります。
縁の白くなっているところはできる範囲で黒く塗装しておきます。
最後にタミヤウエザリングマスターでウエザリングを施します。
下回りはサンドで土で汚れた風に、ボディエッジはガンメタルとシルバーを使います。
最後に燃料庫の上に割り箸を削った木材を載せて完成です。
写真で見ると3Dプリントした跡や塗装の難点が見えますが、実際のサイズではあまり気になりません(個人の感想です)
ミニ。ジオラマの上を走らせてみました。
1両だけなら3Vの乾電池でそこそこゆっくり走ってくれます。
木材運搬車2両とカブースを牽引させてみました。
3Dプリンター蒸気機関車キットを完成させる
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