折れた3Dプリンターのパーツを3Dプリンターで補修した

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先月から、ミニ・ランドセル以外にも3Dプリンターでの作品制作の注文が入っていてフル稼働状態でした。

このプリンターですが、内部のマザーボードの調整などでケースを開けて作業をおこなうことが多いのでパーツの一部が破損してしまいました。
裏のカバーは周囲の爪とビス二本で留まっています。

このビスは少し長めのものでヘクスドライバーでゆるめます。

内部のここに留まるようになっています。

でもビスが完全にゆるむ前にカバーを無理に開けようとしたために、このパーツの一部が破損してしまいました。
これではビスを留めることができません。
ビス無しでも周囲の爪でカバーは留まっていますが、どうせならこのパーツを作って直すことにしました。

3Dソフトで円錐形のパーツに貫通する穴を開け、途中にビスが留まるような部分を設計しました。

それを3Dプリンターで印刷したのがこちらのパーツです。

カバーの破損した部分を精密ノコギリでカットして、つくったパーツをつなぎ合わせます。
接着にはアクリサンデーを使います。
PLAとこのカバーを溶着という方法で付けるのでかなり強力に接着できました。

補修したカバーを取り付けてみましたが、ビスもちゃんと締め付けることができました。

3Dプリンターの壊れたパーツを3Dプリンターで直したという話題でした。

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