3Dプリンター作品を販売するならCADソフトの商用利用に注意。個人にはサブスク料金が高い

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3Dプリンターで作品を販売するならCADソフトの商用利用に注意。個人にはサブスク料金が高い

4年近く前に小型の3Dプリンターをもらってから、すっかり3Dプリンターにハマってしまいました。

それまでのクラフトライフが一変し、何かを作ろうと思ったときの材料や作り方も大きく変わりました。

以前はちょっとしたものを作ったり模型やジオラマを制作するときには、木材やプラ素材、ペーパーなどを利用することが多かったのですが、3Dプリンターを使い始めてからはかなりのものを3Dプリンターで作れるようになりました。

その後3Dプリンターもさらに3台追加し、現在では4台を使っています。

3Dプリンターで制作した作品

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3Dプリンターで生活用品や便利グッズを作る

3Dプリンターで作っているのは、模型や趣味のものだけではありません。

生活用品や日用品として、キッチンで使う小物やモニター台、スピーカー台なども制作しました。

3Dプリンターで作った生活用品

壊れてしまったキーボードの足のような部品も形状を調べて自分で作ることができます。

以前なら本体ごと買い替えていたかもしれないものを、壊れた小さな部品だけ3Dプリンターで作って修理できるようになったのはかなり便利です。

3Dプリンターで作ったキーボードの補修部品

バイクや車の小物作りにも3Dプリンターが便利

バイクや車で使うアクセサリーや小物を作るときにも3Dプリンターは重宝しています。

市販品ではなかなか対応できないような形状やサイズのものも自分で設計して作れるからです。

例えば、超薄型のダミーヒンジのようなものも自分の用途に合わせて設計できます。

3Dプリンターで制作したバイクや車用の小物

4台目の3Dプリンターでさらに制作の幅が広がった

4台目として購入した3Dプリンターは4色でのカラー印刷にも対応しています。

これまで単色で作っていたものも、色を組み合わせることで表現の幅が広がり3Dプリンターで作る楽しさがさらに増しました。

4色印刷ができる3Dプリンター

3Dプリンター用のデータは無料で入手できるものもある

3Dプリンターで印刷するための3Dデータは、インターネット上で無料ダウンロードできるものもたくさんあります。

そのまま印刷して楽しめるデータも多いので、3Dプリンターを始めたばかりの頃にはこうした無料データを利用するのも便利です。

ただ、自分が欲しいサイズや形、デザインのものとなるとなかなかちょうどいいデータが見つかりません。

そこで、私は3DCADソフトを使って自分で設計することが多くなりました。

3DCADソフトで作図
3DCADで設計した3Dデータ

個人で楽しむだけなら無料のCADソフトでも十分

家庭で使う便利グッズや趣味の作品、模型やジオラマなど、個人で楽しむための制作であれば、無料で利用できるCADソフトでも十分対応できます。

実際、私も3Dプリンターを使い始めた頃は無料で利用できるソフトなどを使っていろいろなものを作っていました。

自分で作って、自分で使う。

これなら、3DプリンターとCADソフトの組み合わせでかなり自由にものづくりを楽しむことができます。

3Dプリンターで制作した作品
3Dプリンターで制作したオリジナル作品

また、販売を目的とせず、誰かにプレゼントしたり、寄贈して展示してもらうといった使い方もあります。

ただし、ここから話が少し変わってきます。

3Dプリンターで作った作品を販売する場合は注意が必要

自分で作った3Dプリンター作品を、ネットショップやイベントなどで販売する場合には、使用しているCADソフトの「商用利用」について確認する必要があります。

これは、自分自身が直接販売する場合だけではありません。

例えば、依頼を受けて3Dプリンターで制作したキーホルダーなどを納品し、その商品を依頼主が店頭やネットショップなどで販売する場合もあります。

3Dプリンターで制作したキーホルダー

こうした用途で3Dデータを制作する場合には、利用しているCADソフトのライセンス条件を確認し、商用利用が認められているプランを選ぶ必要があります。

実際に受注制作もしています

私自身も、何か所かから制作の依頼をいただき、3Dプリンターでキーホルダーなどを制作しています。

制作した商品は依頼していただいた方に納品し、その方が店頭やネットなどで販売されています。

趣味として3Dプリンターを楽しむだけなら、それほど気にすることのないCADソフトのライセンスですが、こうして「制作したものを販売する」となると商用利用が可能な契約を選ぶ必要が出てきます。

商用利用可能なCADソフトは個人にはちょっと高い

そこで私も商用利用が可能なCADソフトをサブスクリプションで契約しています。

もちろん仕事として本格的に3D CADを使っている企業などであれば、必要経費として考えられる金額なのだと思います。

ところが、私のように個人で小規模に受注制作をしている場合には、少し事情が違います。

現在利用しているCADソフトは、商用利用が可能なプランになると年間10万円を超える費用になります。

月額に換算すればそれなりの金額ですし、毎月コンスタントに仕事が入ってくるわけでもありません。

3Dプリンターのフィラメント代などの材料費もかかりますから、個人で細々と制作している身としては、このCADソフトのサブスクリプション料金が地味に大きな負担になっています。

3DCADソフトのサブスクリプション
3DCADを使った作品制作
3Dプリンターによる受注制作
3DCADで制作したオリジナル作品

小規模な個人向けの商用CADプランがあればうれしい

大規模な企業や、店舗・ネットショップなどを運営して本格的に商品を販売している方であれば、CADソフトの費用も事業経費として十分にペイできるのかもしれません。

しかし、私のように趣味を中心に3Dプリンターを楽しみながら、ときどき依頼を受けて作品を制作するという個人の場合、年間10万円を超えるCADソフトのサブスクリプションは、なかなか負担が大きいものです。

3Dプリンターは以前に比べて本体価格も下がり、家庭でも気軽にものづくりを楽しめるようになりました。

だからこそ、「個人で小規模に販売・受注制作をしたい人向けの、もう少し手頃な商用利用可能CADプラン」があれば、もっと3Dプリンターを使ったものづくりを始める人が増えるのではないかと思います。

私自身、3Dプリンターと3DCADを使って、生活用品からバイクや車の小物、模型、ジオラマ、そして依頼を受けたキーホルダーなど、いろいろなものを作るようになりました。

作りたいものを自分で設計し、それを実際の形にできる。

3Dプリンターの楽しさは、まさにそこにあると思っています。

ただ、これからも受注制作を続けていくためには、CADソフトの商用利用ライセンスについて考えていかなければなりません。

もう少し個人でも利用しやすい料金設定の商用CADソフトが増えてくれると、3Dプリンターを使った個人のものづくりも、もっと広がっていくのではないでしょうか。

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